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2019年 税理士試験結果!官報合格者749名・科目合格者4,639名!

HUPRO 編集部2019.12.13

本日2019年12月13日(金)、国税庁のサイトにて令和元年度(2019年度)税理士試験合格発表が行われました。本記事では合格者数・合格率などの結果についての概要と解説、ならびに来年度スケジュールについてご紹介します。

全体の傾向:2019年の税理士試験は合格率大幅増!

2019年12月13日(金)に国税庁より発表された、令和元年度(2019年度)税理士試験合格の税理士試験受験者数、合格者数、合格率は下記の通りです。

受験者数:29,779人(延べ41,158人)
合格者数:5,388人(官報合格者数:749人、一部科目合格者数:4,639人)
合格率:18.1%(2018年 15.3%)

出典:令和元年度(第69回)税理士試験結果
出典:インターネット官報 令和元年12月13日(号外 第185号)

受験者数全体は、29,779人と昨年の30,850人を下回り、初めて3万人を割り込みました。しかし、合格者数を見ると5,388人。昨年の過去最低であった4,716人を大きく上回り、合格者数は5,000人の大台を回復しています。その分、合格率も、2018年の15.3%から、2019年は18.1%と2.8%も上昇です。

全体の数からみると、合格者数の男女比は2.5:1ほどなのですが、合格率で見る女性の比率が高いのが税理士試験の特徴です。2019年も女性だけに絞ってみると、合格率は19.8%(1501名/7558名)となっており、昨年の16.1%から3.7%もアップしています。

受験者数・合格者数が全体的に減少していることで、売り手市場が続く税理士業界。ライフステージの変化によっても、資格があることの強みを活かして働くことができる税理士に、実力のある女性たちが注目しているともいえるでしょう。

年代別の傾向:2019年の税理士試験は合格率大幅増!

次は年齢・学歴別の合格者比率を見てみましょう。

出典:令和元年度(第69回)税理士試験結果

出典:平成30年度(第68回)税理士試験結果

参考に、前年の学歴年齢別の一覧も掲げてみます。
見比べると、 全体の受験者数の減少から、年齢別の受験者数もほとんどの年齢で減少しています。
しかし41歳以上は逆に増加しています。これはおそらく団塊ジュニア世代を含む40代の人口の構成人数が多いからではないかと思われます。

学歴別に見てみると、大学在学中の合格率が32.9%と、昨年の21.4%と比べると11.5%もアップして過去最高の比率に。年齢別で見ても25歳以下のカテゴリが一番合格率が高く32.7%であるところを見ると、税理士試験に必要な勉強時間を確保できる学生がやはり強いということになります。
もし税理士になりたいという希望がある方は、学生のうちから志すのが吉と言えるでしょう。

今回は合格率全体がアップしていますので、全ての学歴において合格者数・合格率は増加となっています。

科目別の傾向:最高は住民税の合格率19.0% 簿記・財務諸表論も高め。最低は相続税法の11.7%

出典:令和元年度(第69回)税理士試験結果

税理士試験の科目別結果表です。2019年は税理士試験の入口ともなる「簿記論」17.4%「財務諸表論」18.9%と高い合格率となっており、本年が初めての税理士試験だった方は、同時合格されて、税法の試験勉強に向けて弾みをつけた方も多かったのではないでしょうか。

選択必須科目である「所得税」と「法人税」については、どちらを選ぶか悩ましい分野でもありますが、2019年の所得税は前年度とほぼ合格率が変わらない12.8%だったのに対し、法人税の合格率は14.7%と3.1%も上がっており明暗を分けた形に。

そのほか税法の科目は合格率のばらつきが大きく、最高の合格率は住民税の19.0%でした。

税理士試験合格・受験者の採用は年末までが勝負!

税理士試験を受験された皆さま、本当にお疲れ様でした。

・見事5科目を制覇され税理士になる資格を得た方
・科目合格の方
・受験は本年までとしても、今まで勉強された知識を活かして行きたい方

いずれの方においても、税理士事務所への就職・転職をお考えであれば、本日から年末にかけてが年間で一番のチャンスです!
1~3月は確定申告、そして3~5月は企業決算の集中期と、年間で最も忙しい時期を迎える税理士事務所は、年末までに良い人材を確保したいと考えています。

受験が終わってホッと一息……と思われるかもしれませんが、今後のキャリアのためには、今いかに素早く動き出すかがポイントです。
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令和2年度(2020年)税理士試験スケジュール(予定)について

早くも来年の税理士試験スケジュールが公開されました。令和2年度の税理士試験スケジュールは以下のとおり(予定)。東京オリンピックのため、例年よりも2週間ほど遅い実施予定となっています。その分勉強できる時間が増えました。来年度の試験を受験される方は、ぜひこの時間を有効に活用してください。

出典:令和2年度(第70回)税理士試験実施スケジュールについて(予定)

税理士試験を目指す方におすすめの記事をピックアップ

HUPROでは、税理士試験に関するコラムを多数掲載しています。
いくつかピックアップしてみましたので、よろしければご覧ください。

社会人として働きながら受験を目指す方へ

実際に、働きながらあるいは子育てをしながら時間を作り、税理士試験を突破された方のコラムをご紹介します。

専業主婦から開業税理士に。美人ママさん税理士脇田先生〜私の税理士年表〜
気象予報士から始まった士業への道
独学で挑む税理士試験のメリットデメリット
社会人が気をつけたい税理士試験税法科目の勉強法

また、税理士試験の受験に際し、試験前には休暇を優先的に取得できるというような、受験に対して理解のある職場に転職されることもおすすめです。

現在の職場が、試験のための休暇が取りづらかったり、そもそも業務量が多くて勉強時間の確保が難しかったりする場合は、まずは、試験勉強に専念できる環境を作り出す転職が必要かもしれません。

大学院進学で税理士試験の科目免除をご検討の方へ

税理士試験には修士の学位等による試験科目免除の制度があります。近年注目されている取得方法です。そこで、大学院進学による試験科目免除をご検討されている方へ、以下の記事をご紹介します。

税理士試験免除の仕組みと不認定の理由をご紹介
税理士試験の大学院免除制度|試験受験とどちらがおすすめか?

詳細については、以下の国税庁のサイトもあわせてご確認ください。

参照:国税庁WEBサイト 修士の学位等による試験科目免除(研究の認定を含む。以下同じ。)について〔税理士法改正後〕

今後も引き続き税理士試験の受験を目指す方へ向けて、お役に立てるような情報を発信していく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。

関連記事:税理士試験の概要について詳しく解説!受験資格や科目合格制など受験生必見

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カテゴリ:資格試験

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