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税理士試験(簿記論・財務諸表論)のおすすめテキスト&問題集!!

HUPRO 編集部
税理士試験(簿記論・財務諸表論)のおすすめテキスト&問題集10選

科目合格制という制度を取っている税理士試験ですが、それぞれの科目で予備校に通うとなると相当な出費を覚悟しなくてはなりません。そこで独学を考える人も多いのではないでしょうか。本記事では、必修科目である簿記論と財務諸表論を2科目について独学で勉強するためのおすすめ問題集をご紹介します。

最強の一冊

TAC みんなが欲しかった!税理士簿記論の教科書&問題集シリーズ

TACの税理士試験合格メソッドを書籍化したシリーズ。簿記論は全4巻、財務諸表論は全5巻で構成されています。教科書&問題集という組み合わせなので、インプットとアウトプットが1冊でできるお得な構成。教科書で学んだ内容を問題集で確認することで、それぞれの項目についてどういった出題がされるのかということを学ぶことができます。
さらに、同シリーズの簿記論と財務諸表論は互いにリンクしているので、理論・計算両面から効率的に学習ができます。

おすすめテキスト!!

①:税理士試験教科書 簿記論・財務諸表論

ネットスクールによる、簿記論および財務諸表論の教科書。初めて税理士試験の勉強をする人にも無理なく進められるように、内容が重複する簿記論と財務諸表論を一体型のテキストにまとめています。
同シリーズは『基礎完成編』・『応用編』と続き、3冊で必要な知識を効率的に身に着けることができる構成。簿記論と財務諸表論に共通する基礎知識や考え方を一度に解説することで、全体の学習量を大幅に削減できます。その結果、両科目を個別に学習する場合に比べ、約1.5科目分の労力と時間で十分な理解が得られるため、限られた時間をより効率的に活用したい受験生に特におすすめです。

②:税理士 財務諸表論 完全無欠の総まとめ 2025年度版

TACで使用している各種教材の内容をコンパクトにまとめた、税理士試験財務諸表論対策の要点整理テキスト。簿記論テキストもあります。
理論編」と「計算編に分けた2部構成となっており、出題頻度も3段階で明示。

なお、「この完全無欠の総まとめ」はシリーズの最後の一冊となる応用編のテキストになります。初心者の方は、シリーズ始めの「基礎編」から取り掛かることをおすすめします。

おすすめ問題集!!

①:2025年 総合計算問題集

こちらはTACと双璧を成す大原簿記専門学校の税理士受験対策問題集。
基礎編・応用編・個別計算問題集という3冊で構成されています。こちらも、簿記論の他に財務諸表論もあります。自分の弱みや強みを把握したうえで使い分けると良いでしょう。

②:税理士 簿記論 過去問題集 2025年度版

過去の税理士試験簿記論問題を徹底分析し、実際の試験形式に近い問題を多数収録した問題集です。最新の出題傾向や財務諸表論との連動部分もカバーしており、細かい解説が付いているため、上級者としてさらなる得点アップを目指す際に最適です。財務諸表論に特化した過去問題集もあります。

本試験に向けて対策を練るための予想問題集

税理士試験 2024年 5月 20日 第74回試験予想 ラストスパート模試 簿記論

ネットスクールがその年の問題を予想して作成する簿記論で出題される個別問題、および総合問題の予想問題集。本試験の形式を忠実に再現することで、本試験により近いかたちで問題を解く練習をすることができます。こちらも財務諸表論用が別にあります。
解説もわかりやすいと評判です。毎年5月に発行されますので、その年のものをチェックしましょう。

【税理士試験】簿記論直前予想問題集〈2024年度本試験を完全攻略〉 (会計人コースBOOKS)

予備校5校が予想するその年の問題が収録されています。
この次に紹介する「出る順予想号」とあわせておさえておきたい問題集です。
この問題集も別で財務諸表論用がございます。

会計人コース 税理士試験理論問題 でる順予想号

中央経済社の雑誌「会計人コース」における税理士試験の問題予想号。現在の時点での最新版は2020年 7月号のものになります。
税理士試験の理論問題の中でも、出題可能性が高い項目をランキング形式で紹介されています。重要度の高いものから順に学習しやすいように構成されています。

独学での受験

独学での受験は非常に難しいです。独学には、自己管理とモチベーション維持が求められ、疑問点がそのまま残りやすいというデメリットもあります。これを解決するためには、資格学校に入ったり、、オンラインの勉強コミュニティやQ&Aサイト、また必要に応じて個別指導などを併用するのが効果的です。
一方、独学でのメリットもあります。独学の一番のメリットは、予備校に通うよりも経済的負担が大幅に軽いことです。また、自分のペースで柔軟に学習計画を立てられるのも大きなメリットでしょう。

結果として、自己管理が得意で、経済的・柔軟な学習を重視する受験生には独学が有効ですが、サポートがなければ困難が多くなるため、自分に合った環境を整えることが重要です。

模試は受けておこう

独学で受験するにしても、自分の勉強の進み方や立ち位置を知るために、予備校で実施している模試を受けることをおすすめします。試験の傾向や雰囲気をつかむことができますし、最新の法改正を取り入れた予想問題に触れることもできます。

大手予備校など税理士試験対策に優れたところが出しているものは、見せ方が違うだけで本質的には同じものです。
テキスト・問題集は様々な種類がありますが、自分が見て「見やすい」「できそうだ」と思えるものが一番。一度決めたらコツコツと取り組むのが学習を続けるコツです。

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この記事を書いたライター

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カテゴリ:資格試験

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