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社労士の合格発表2025年について!発表はいつ?何時?官報?など解説

Hupro Magazine編集部 剱持
社労士の合格発表2025年について!発表はいつ?何時?官報?など解説

第57回社会保険労務士試験の合格発表日は令和7年10月1日(水)の予定です。発表の時間や発表法について気になりますよね。

この記事では社労士試験の合格発表日や発表時間や発表方法、合格・不合格の場合にすべきことなどを解説します。

社労士試験の合格発表2025年(令和6年)日程など解説!

2025年度社会保険労務士(以下、社労士)試験の合格発表日は令和7年10月1日(水)の予定です。

以下では
・合格発表はいつ?時間は何時?
・合格発表の確認方法は?官報を見る?ハガキが郵送される?
・合格発表時に合格点や合格率はわかる?
・不合格になった場合も通知される?

に関して、それぞれ詳しく見ていきます。

合格発表はいつ?時間は何時?

2025年度社会保険労務士(以下、社労士)試験の合格発表日は令和7年10月1日(水)の予定です。

当日の合格発表時間は何時でしょうか?結論としては9:30頃であると考えられます。公式発表があるわけではありませんが、昨年2024年度の合格発表は9:30頃になされています。

そのため、特に変更がなければ今年2025年の合格発表も、令和7年10月1日(水)9時30分頃にされると予想されます。

合格発表の確認方法は?官報を見る?ハガキが郵送される?

社労士試験の合格発表の確認方法は主に以下の4通り
・令和7年10月1日(水):社労士試験公式HPを見る
・令和7年10月1日(水):厚生労働省HPを見る
・令和7年10月14日(火):合格証書(簡易書留郵便で発送)のハガキを見る
・令和7年10月下旬:官報で公告される合格者受験番号を見る

特に、社労士試験公式HP、厚生労働省HPでなら最速で結果の確認が可能です。

合格発表時に合格点や合格率はわかる?

社労士試験公式HP、厚生労働省HPでの合格発表では例年、受験者数や合格点、合格率なども同時に公表されます。

不合格になった場合も通知される?

社労士試験不合格者に対しても、成績(結果)通知書は発送されます。途中棄権者、不正者を除く受験者に対し、令和7年10月14日(火)に普通郵便で発送予定です。

10月24日(金)までに届かない場合は、11月4日(火)までに試験センターへ連絡しましょう。期限までに連絡がない場合は、通知が到着したものとみなすとのことです。

【過去分】社労士試験の2024年(令和5年)合格発表について(第56回)

社労士試験の2024年(令和5年)合格発表に関連して、

・受験者数、合格者数および合格率
・合格者の年齢別割合
・合格者の男女別割合
・昨年と比較して合格率は上がったのか?
・直近10年の受験者数および合格者数の推移

についてそれぞれ詳しく見ていきます。

受験者数、合格者数および合格率

2024年(令和5年)度の社労士試験は8月25日に実施され、10月2日に厚生労働省ホームページおよび社会保険労務士試験オフィシャルサイトにて合格者発表がされました。

受験者数は43,174名、合格者数は2,974名という結果となり、合格率は6.9%でした。

合格者の年齢別割合

第56回社会保険労務士試験の合格者の年齢別の内訳は下表の通りです。

年代 占有率
20代以下 11.8%
30代 32.5%
40代 28.9%
50代 19.2%
60代以上 7.6%

また最年少者は20歳、最高齢者は81歳でした。例年と大きな変動はありませんが、社労士資格を取ってキャリアアップを目指したい30~40代の割合が引き続き6割以上を占めています。

合格者の男女別割合

第56回社会保険労務士試験の合格者を男女別にみると男性61.1%、女性38.9%でした。昨年とほぼ同じ割合であるものの、女性の合格者数は過去最高を更新しています。これは、女性社労士の活躍の場が広がっている近況に伴っているといえそうです。

昨年と比較して合格率は上がったのか?

昨年の合格率6.4%であったので、6.9%であった今回は昨年比だと0.5ポイント高くなったということになります。ここ5年以上、合格率は上がった翌年は下がるという流れが続いていましたが、2015年~2017年以来の2年連続の上昇となりました。

受験者数や合格者数と併せて、昨年との比較は以下の通りです。

2024年(令和6年) 2023年(令和5年) 昨年からの増減
受験者数 43,174名 42,741名 +433名
合格者数 2,974名 2,720名 +254名
合格率 6.9% 6.4% +0.5pt

直近10年の受験者数および合格者数の推移

直近10年の受験者数および合格者数は下表の通りに推移しております。

社労士試験受験申込者数・受験者数・合格者数の推移
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

直近10年では、令和3年(2021年)の2,937名を抑えて最も多い合格者数となりました。受験者数の増加に加えて、合格率も上昇したことが大きな要因でしょう。

また合格率については2015年~2023年の過去9年で平均5.9%なので、平年よりはやや高めといえます。
合格者数の増減は年によってありますが、合格率は6%台~7%前半に落ち着いていきそうな状況です。

社労士試験に合格したらすることについて

社労士試験に合格したら、次は

・社労士の登録手続きをする
・社労士資格を活かした転職活動をする
をすべきです。

以下でそれぞれについて詳しく見ていきます。

社労士の登録手続きをする

社労士試験に合格したら、まずは社労士の登録手続きをすべきです。

社労士になる(対外的に社労士を名乗る)には、試験の合格に加えて全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録することが必要です。
※登録完了していない人が社労士を名乗って業務を行うと社会保険労務士法違反になる場合があります。

また、この登録には条件もあります。以下では社労士登録に必要な手続きを

・社労士の登録手続き①要件を満たす(実務経験or講習受講)
・社労士の登録手続き②申請書提出など事務対応をする

に分けてそれぞれ詳しく解説していきます。

社労士の登録手続き①要件を満たす(実務経験or講習受講)

社労士の登録をするには原則、実務経験が必要となります。

社会保険労務士試験オフィシャルサイト:社会保険労務士試験の受験資格

出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト 受験資格について
※詳細は社会保険労務士試験の「実務経験証明書」とは?参照

この実務経験が不足している場合、代わりに全国社会保険労務士会連合会が実施する事務指定講習を修了する必要があります。

社労士の登録手続き②申請書提出など事務対応をする

①登録申請書・必要書類の準備
②入会予定の都道府県の社労士会に申請書類を提出
③都道府県社労士会による受付・審査
④全国社労士会による受付・審査
⑤申請者宛に社労士証票の送付
⑥登録申請書と必要書類の準備
⑦入会予定の都道府県の社労士会に申請書類を提出
⑧都道府県社労士会による受付・審査
⑨全国社労士会による受付・審査
⑩申請者宛に社労士証票の送付

という流れにて社労士の登録が完了します。これにて晴れて社会保険労務士になる(対外的に社労士と名乗る)ことができたといえます。

社労士資格を活かした転職活動をする

社労士試験に合格したら、その資格を活かしてより良い会社へと転職するのが良いでしょう。

社労士試験に合格したからといって、すぐに独立開業に進む人ばかりではありません。まずは企業に所属し、実務経験を積みながら資格を活かすというキャリアの選択肢も広く存在します。特に、人事・労務・総務といった管理部門や、専門性を磨ける社労士事務所では、資格を持つことで評価されやすく、給与やキャリアアップに直結するケースもあります。

ただし、これらの求人は「経験者優遇」とされることが多く、一般的な求人媒体では非公開になっている案件も少なくありません。そこでおすすめなのが管理部門・士業に特化した転職エージェントヒュープロです。

ヒュープロは、人事・労務・経理・法務といった管理部門の求人や、社労士事務所の求人も豊富に扱っており、社労士有資格者向けのポジションを多数保有しています。専門知識を理解したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、資格をどうアピールすればよいか、どのようなキャリアパスが描けるかといった点も具体的に相談可能です。

せっかく取得した社労士資格を眠らせるのではなく、あなたに合った環境で活かしていくために、まずはヒュープロに無料相談してみることをおすすめします。

社労士試験に不合格になったら

社労士試験は合格率が例年5~7%前後と非常に低く、惜しくも不合格となってしまうことは珍しくありません。そのため、一度の結果であきらめるのではなく、次を見据えて頑張ることも重要です。

なお、勉強を継続しながら社会人としてのキャリアを積んでおくことは、合格後の活躍にもつながります。特に人事・労務・総務といった管理部門での実務経験は、試験勉強で得た知識を「実務の中で確認できる」という意味で大きな強みになります。

こうした管理部門のキャリアを考えるなら、管理部門専門の転職エージェントヒュープロを活用するのがおすすめです。ヒュープロでは、人事・労務ポジションをはじめ、社労士を目指す人に適した求人を多数扱っています。

未経験求人の紹介も可能です!試験勉強をしつつ実務経験を積むことも可能となるでしょう。

不合格を前向きなステップに変えるために、次の挑戦までの期間をどう過ごすかが重要です。資格取得を目指しつつ、管理部門でのキャリアを積みたい方は、まずトヒュープロに無料相談をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では社労士試験の合格発表日程や発表の詳細、試験合格・不合格だった場合の次の行動などについて説明しました。

なお、社労士資格を活かして活躍するには、資格のみならず実務経験も重要となります。今回合格した人はもちろん、不合格の人もいわゆる「未経験求人」を中心に人事・労務・総務といった管理部門への転職を検討してみてはいかがでしょうか?

なお、そうした管理部門のキャリアを考えるなら、管理部門専門の転職エージェントトヒュープロを活用するのがおすすめです。ヒュープロでは、人事・労務ポジションをはじめ、社労士を目指す人に適した求人を多数扱っています。

まずは無料相談からでもいかがでしょうか。

この記事を書いたライター

株式会社ヒュープロにてオウンドメディア「Hupro Magazine」のライティングなどを担当。大学法学部法律学科卒業後、銀行にてエネルギーや金属など"コモディティ"の取引、司法試験を中心とした資格試験予備校にてWEBマーケターとしての記事ディレクションなどを経て現職。法令や金融、資格試験の知識も活かしつつ、分かりやすくもためになる記事の作成に注力しています!士業や管理部門、FASなどの業界に就職・転職をご検討されている方は、ぜひ業界特化の転職エージェント「ヒュープロ」をご活用ください!
カテゴリ:資格試験

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