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エンジニアから転職して税理士を目指すことは可能?

HUPRO 編集部
エンジニアから税理士へ転職

エンジニアから転職して税理士を目指したいと考える人もいます。一見あまり関係のない異業種同士ですが、転職は可能です。エンジニアから転職して税理士になった人の実例を参考に、職業の視野を広く持つと自分に適した職業を見つけられます。今回はエンジニアから税理士へ転職が可能かについて紹介します。

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どんな人がエンジニアから税理士を目指すか?

エンジニアとして働いている人は、専門職を意識して企業に就職しています。その中には仕事に追われている人、また会社の歯車として働いているというネガティブな意識しを持つ人もいて、転職を希望するエンジニアの人も多いようです。

会社勤めよりも自分のキャリアだけで独立を目指したいと考えて、転職を目指した実例もあります。税理士を目指すことで独立を希望する人も多くいます。また、意外と実家や親戚が税理士事務所と言う人もいて、エンジニアから税理士試験の勉強を目指した実例もあり、それらを参考にしてみるといいでしょう。

エンジニアから税理士へ転職する場合、どのくらいの期間を要するか?

エンジニアから転職する場合、所属していた学部学科とは全く違う勉強をするため、税理士になるには多くの年数を要します。会社に勤めながら税理士への勉強をすると、転職はかなり厳しいものと言えます。

多くの実例では、専門学校やスクールの税理士コースを受講する人が多く、社会人向けのコースがありますので、3年~4年半の年数を掛けて勉強します。
大学で工学部系の学部を選択し、エンジニアになった方は以下の税理士受験資格に該当していません。そのため簿記1級を取得して、受験資格を得るか、公認会計士試験を目指します。

(1)学識による受験資格
大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学(※1)を1科目以上履修した者
大学3年次以上で、法律学又は経済学(※1)を1科目以上含む62単位以上を取得した者
一定の専修学校の専門課程(※2)を修了した者で、法律学又は経済学(※1)を1科目以上履修した者
司法試験合格者
公認会計士試験の短答式試験に合格した者(※3)

(2)資格による受験資格
日商簿記検定1級合格者(※4)
全経簿記検定上級合格者(※5)

(3)職歴による受験資格
法人又は事業行う個人の会計に関する事務(※6)に2年以上(※7)従事した者
銀行、信託会社、保険会社等において、資金の貸付け・運用に関する事務に2年以上(※7)従事した者
税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務に2年以上(※7)従事した者

出典:税理士試験受験資格の概要|国税庁HP

簿記1級を取得する前に、簿記3級、2級とそれぞれ段階毎に取得していくのが一般的です。結果として簿記1級を合格するまでに、どんなに頑張っても1年は必要でしょう。そして、税理士試験に3年で合格したとしても、税理士会に登録できるようになるには、実務経験を2年以上積まなければなりません。
合計すると、税理士への転職を決めてから、5年以上はかかることを念頭に置いておきましょう。
長期的に考えて取り組む必要がありますので、仕事をしながら税理士への勉強をすることが不可欠です。年齢が上になっても税理士は働けますので、中には10年計画で合格を目指して長く働ける税理士を目指す人もいます。

エンジニアから税理士へ転職

税理士に転職することのメリット

税理士になるには長い年数がかかりますので、転職することのメリットについてよく考えて取り組むといいでしょう。税理士になった場合に、独立できるのはまず大きな魅力です。これまでは会社勤めだったとしても、税理士として実績を積むことで独立できるのはメリットになります。
税理士の年収は、平均500万円~700万円で独立すると1,000万円を超えることもできて収入の面でも高額が狙えるのは魅力と言えます。

エンジニアから転職する場合のメリット

エンジニアから転職した場合のメリットについても見た場合、エンジニアの仕事と税理士の仕事では転職した場合にあまり共通点がないかもしれません。専門技術を持っているエンジニアと、細かな数字を合わせて確認する税理士の仕事では相反するかもしれないでしょう。

しかし、エンジニアから税理士に転職した場合には、異業種からの転職と言う特徴を逆に活かしてみるのもおすすめです。

これからのIT時代では、税理士もITに取って代わられるのではないかと言われていますが、エンジニアから転職した場合、どの税理士業務がIT化できるか判断できます。ITを活用して、税理士の仕事をもっと効率的に行うように工夫できるのが強みです。時代とともに、作業的な面はITに任せて、コンサルタント的なアドバイスを行う仕事が税理士としては多くなるかもしれません。

またエンジニアからの転職すると、新しい税理士の働き方を模索できるのもおすすめです。

税理士業では、地域企業にコンサルティングサービスする仕事があります。。特に地方では身近な企業に役立っていると言うやりがいを感じることもあるでしょう。エンジニアの時とはまた異なるやりがいを感じられます。

前職に関係なく転職は可能

税理士は、国家資格ですので前職に関係なく勉強すれば資格が取れるのはおすすめです。税理士の国家試験に合格する人の平均年齢は60歳前後と言われていて、年齢が上になっても目指せる国家資格です。それだけ長く頑張っている人がいて、長く頑張れば前職と関係なく何歳からでも目指せる資格です。
年数が掛かっても転職ができ、実績を積むことで独立もできますので、転職して長く働けるよう人生設計をするのもいいでしょう。

エンジニアからの転職は長期的に計画することがおすすめ

エンジニアから税理士への転職について見てきました。異業種ですが、転職することは可能です。5年以上は税理士試験を合格するために掛かりますが、仕事をしながら専門学校などに通って勉強するのがおすすめです。
細かく数字を見ていくことが好きなタイプの人ならば、専門性を身に付けることができ、独立できる税理士ですので、長期的な計画で転職を目指してみませんか。

まとめ

エンジニア職から税理士を目指す方法について紹介してきました。IT技術が欠かせなくなった時代に、エンジニアリングのノウハウを活かした税理士も現れるかもしれません。この記事で見たように、税理士試験を突破することは並大抵のことではありませんが、エンジニアから税理士になる異業種交流が会計業界全体のIT化に繋がることは間違いありません。

会計事務所への転職事情についてはこちらのコラムでも詳しく紹介していますので、是非チェックしてみてください。

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カテゴリ:転職・業界動向

この記事を書いたライター

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