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営業から人事へと転職!活かせる共通のスキルとは?

HUPRO 編集部
営業から人事へと転職!活かせる共通のスキルとは?

営業から人事に転職する人は意外と多いことをご存じですか?会社の表舞台に立つ営業と縁の下の力持ちの印象が強い人事。一見スキルセットが違うように見えて、実は共通するものがあり、それを活かして実際に転職する方もいるのです。今回は営業から人事への転職で活かせるスキルについて解説していきます。
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営業と人事で共通するスキルとは?

営業職で一番求められるスキルは「コミュニケーション能力」です。
対面でも電話でも、メールやチャットなどでも人とコミュニケーションを取ることで仕事が成り立っていくと言っても過言ではありません。

顧客の要望を正確に把握し、その要望を叶えるためにどうするのか。
会社が利益を得るようにするためにも、社外の人はもちろん、社内の人ともコミュニケーションを密にして円滑に仕事が進むように考える。
営業の仕事の最大のポイントであり、やりがいでもあります。

それに対して人事は、社内にいて地味な作業をコツコツと繰り返すだけで営業とは違う、と考える人もいることでしょう。
でも実は違うのです。

なぜならば人事に求められるスキルにも「コミュニケーション能力」があるからです。
採用業務においては社内の募集部署から詳細をヒアリングし、どんな人が合うのかを想像し、新卒や中途の転職者に対して会社の顔として対応する。
労務においても社員が働きやすい環境を作る方法を考え、上層部や時には外部機関と交渉を行い実現していく。
そして採用や労務を通して、会社が利益を生む体制を作る。
営業ととても似ています。

そう、このコミュニケーション能力こそ、営業と人事に共通するスキルなのです。

営業から人事に転職して活躍する人とは?

営業と人事に共通する「コミュニケーション能力」
これを活かして実際に転職後に活躍する人とはどういう人でしょうか。

一番多いと言われているのは、人材業界からの転職者です。
人材紹介や人材派遣、人材募集広告の営業は、クライアントの要望を聞き、どんな人が適しているのかを考え、その企業にマッチングした人を集めるにはどうすべきなのかという戦略を練って実行に移します。

これは人事の採用業務とほぼ同じですから、人事として転職したあとも違和感が少なく、今までの経験を活かして活躍できるのです。
そのため未経験人事の募集の歓迎要件になっていることも少なくありません。

人材業界以外でも業界に関わらず、人事に転職して活躍する人がたくさんいます。
既存顧客のフォローを得意とする営業担当者は、人事に転職したあとも社内の人たちを顧客と考えるので、丁寧なヒアリングや相手の立場にたった仕事ぶりを発揮することで活躍する人が多いようです。
新規顧客への営業をメインとしてきた人も、相手の要望をきちんと聞ける人、社内折衝の上手い人は、その力を活かせるのです。

営業の最大の武器であるコミュニケーション能力を最大限に活かせる人は、人事にキャリアチェンジした後も活躍できるといってもよいでしょう。

転職活動でアピールすべきポイント

では実際に営業から人事に転職をする際の選考過程で、自分の強みをどうアピールすればよいのでしょうか。

キャリア採用の多くは実務経験を求められます。
人事ももちろん例外ではなく、特に労務においては知識や経験がある人の方が有利なのは間違いありません。

しかし採用業務は違います。
採用における重要な要素はコミュニケーション能力、つまり対人能力ですので、営業として培ってきた能力をアピールすることで、企業側に活躍してくれる人材というイメージを持ってもらうことが可能なのです。

但し、営業成績や成功した戦略だけを応募書類に記載したり、面接の場で話しても意味はありません。
大切なのは、その経験をどう人事として活かそうと思っているのかを明確に伝えることです。
営業成績目標を達成してきたのであれば、達成するためにどういうことをしてきたのか。

戦略が成功して功績を上げたのであれば、その要因はなんだったのか。
それらをしっかりと自分の中で棚卸をして、その中で人事として活かせるポイントはどこであり、活かすことで会社にどう貢献できるのか。
自分の言葉で熱意をもって伝えることが大切です。

営業から人事へと転職!活かせる共通のスキルとは?

営業から人事に転職して成長するために必要なこと

営業と人事の共通スキルを活かして転職する場合は、もう一点考えておくべきことがあります。
それは「どうやって成長していくか」です。

コミュニケーション能力は既に身についていますが、やはり知識面は学んでいかなければなりません。
人事の業務は採用だけではなく、研修や労務、総務の業務など多岐に渡ります。
営業から人事に転職する際は、未経験でもコミュニケーション能力が活かせる採用が入りやすいですが、それ以外のスキルを身に付けなくてもよいかというとそうではありません。

採用をするにも労基法などの法律、給与の仕組みや社会保険などの知識があった方が募集内容を考える際や候補者との面接がやりやすいですし、知識を積んでいくことで採用以外の人事業務へとキャリアの横展開が可能になります。

どう成長していくかを考えて転職することで自分自身の将来も変わることを理解し、何よりも営業から人事というキャリアチェンジを実現するために自分の成長イメージを持っておくことが大切なポイントになります。
営業から人事に転職して成功している人は、自分の成長過程をしっかりと見据えている人たちなのです。

まとめ

全く違う職種に見える営業と人事。
実は共通するスキルがあり、経験してきたことが活かせるということがお分かりいただけたと思います。

「数字を追うのに疲れたから」「顧客のわがままが嫌だから」「外出のない職種にいきたい」など、営業から人事への転職を考えるきっかけは様々でしょう。
きっかけはネガティブであっても、実は営業と人事には共通スキルがある、経験を活かして転職できる、キャリアチェンジ、キャリアアップが実現できる、というポジティブな理由に目を向ければ、決して無理な転職ではないことがお分かりいただけたと思います。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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この記事を書いたライター

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