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給与計算実務能力検定とは?難易度はどうか?

HUPRO 編集部2019.08.29
給与計算実務能力検定とは?難易度はどうか?

給与計算実務能力検定とは、実務能力を給与計算について測定する資格で、給与計算とこれに関係するいろいろな手続きについての知識を、体系的にマスターすることができます。給与計算実務能力検定の難易度としては、2級はやや易しい、1級は普通です。採用担当者から人事労務業務のプロとしてプラス評価されるので、このような職種に転職したいと考えている人にとってはメリットになるでしょう。

給与計算実務能力検定とは?

実務能力を給与計算について測定する資格で、給与計算とこれに関係するいろいろな手続きについての知識を、体系的にマスターすることができます。
1級と2級が給与計算実務能力検定にはあり、試験内容がそれぞれ違っています。2級のレベルとしては、基本的な給与計算ができ、明細を作ることです。1級のレベルとしては、税務や労働法令に関する知識が試されるだけでなく、給与体系のイレギュラーなものなどへの応対など、社会保険や年末調整、税務というような給与計算関係の全ての仕事ができるとされています。

給与計算実務能力検定では、2級を取得していない人が1級を出願したり、2級と1級を一緒に出願したりすることもできます。そのため、受験するときに自分のスキルのレベルに応じて出願することができます。なお、注意する必要があるのは、更新制度がこの資格にはあることです。資格を取得した後は、更新を2年ごとに申し込みする必要があります。

給与計算実務能力検定の難易度とは?

給与計算実務能力検定は、受験資格として実務経験や学歴による制限はありません。
そのため、給与計算実務や経理職を経験していない学生などでも受験することができます。
試験としては、2級は年に2回で3月と11月、1級は年に1回で11月になっています。
出される問題は、2級は全40問マークシート式で、35問が知識問題、5問が計算問題です。1級は30問のマークシート式の知識問題、10問の記述式の計算問題のトータル40問です。合格するための条件としては、2級が出題問題の正答率が70%以上、1級は全体の問題の正答率が70%以上で、しかも計算問題の正答率が60%以上であることです。
給与計算実務能力検定の2018年3月度の試験では、2級を受験した人数が1,223人、合格した人数が910人で、74.4%の合格率になっています。合格率は、近年では2級が75%~80%、1級が30%~35%程度になっています。給与計算実務能力検定の難易度としては、2級はやや易しい、1級は普通です。このようなことから、合格率は経理系の資格の中では割合高く、取得しやすいといえるでしょう。公式テキストを利用して学習するだけで、給与計算業務についての経験が今までないような人でも合格を十分に狙えます。

給与計算実務能力検定のメリットとは?

組織において給与計算のスキルは必要なものです。特に、管理部門の人事や経理などにおいては、直接実務に結びつきます。採用担当者から人事労務業務のプロとしてプラス評価されるので、このような職種に転職したいと考えている人にとってはメリットになるでしょう。

給与計算業務の経験がある人材は、需要が多く、求人が全国各地であります。会社の管理部門の経理や人事というような職種だけでなく、事務員として社会保険労務士事務所で仕事をする方法もあります。また、受験勉強を通じて体系的な業務知識がマスターできるので、給与計算関係の業務を行っている人はスキルアップができます。

さらに、税法や社会保険についても学習できるため、相性は別の資格ともいいでしょう。
ここでマスターした知識が、別の難関の国家資格の社会保険労務士などの学習にも役に立ちます。このような難関の国家資格を将来的に取得することができれば、開業も夢ではありません。初心者でも給与計算実務能力検定の中の2級は取得しやすく、給与計算業務を経験した人であれば学習が短期間でも合格を十分に狙えます。業務を行う上でも役に立つため、2級からまずは受験しましょう。

給与計算実務能力検定の資格を取得した人はどうして需要があるか?

会社の労務体制を見る目は、近年どんどん厳しくなっています。このような中において、人事労務についてのコンプライアンス意識をアップするには、関係する人のスキルアップが必要です。給与計算実務能力検定の資格は、給与計算業務のレベルアップや労務コンプライアンス意識のアップなど、社内の体制を整えたり、管理部門のスキルをアップしたりするために最も適したものです。

最近は、社員に給与計算実務能力検定を受験させる会社も多くなっており、取得を勧める資格に指定していることもあります。団体で数十人単位で受験させる会社もあり、早めに給与計算実務能力検定の資格を取得しておくのがおすすめです。なお、コンサルティング会社や社会保険労務士事務所などのように、人事労務コンサルタントの会社や給与計算を請け負うところでは、資格を取得している人は入社するときに優遇されることもあります。

カテゴリ:コラム・学び

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