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人事における志望動機は?自己PRポイントも交えてご紹介!

HUPRO 編集部
人事の転職における志望動機は?自己PRポイントも交えてご紹介!

書類選考や面接選考で重要な事項となってくるのが志望動機です。「なぜうちの会社なのか」という問いに上手く答えることができれば、他者を一歩リードできるでしょう。
今回は、人事の転職における志望動機について、自己PRのポイントや例文なども交えて紹介していきます。是非、ご自身の転職活動に役立ててみてください。

人事の仕事内容とは?

人事への転職における志望動機を考える前に、まず一番大切なこととして、人事の仕事内容をしっかりと理解しておきましょう。人事の仕事は以下の5つに分類されます。

1. 人材採用
2. 人材教育・育成
3. 人事評価
4 .人員配置
5 .労務管理

人事の詳しい業務内容についてはこちらのコラムにて説明しているので、ぜひ確認してみてください。

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人事というのは、新卒よりも圧倒的に中途採用が多いです。新卒採用の仕事であれば、歳が近いということで新卒にも任されることがありますが、通常、人事の仕事というのは採用業務中心に会社の業績に直結するとても重要な仕事ですので、ある程度の経験者を中途として採用する傾向にあります。

人事の志望動機のポイント

ここでは、人事を目指す際の志望動機について、そのポイントを紹介していきます。基本的には、“なぜ” を深掘りしていく形になりますが、それと同時に自分が人事として働くことで、その企業に対してどのように貢献できるのかを伝えることが求められます。それぞれ見ていきましょう。

なぜ人事の仕事なのか

自分が人事の仕事にどのような魅力を感じているのかという点を具体的に書いていきます。過去の職務経験なども交えながら、人事という仕事を正しく理解し、自分には人事としての適性があることを伝えていきましょう。

人事未経験であっても、例えば、会社の組織全体を見る中で人事の重要性を感じたなど、実体験に基づき人事を志したきっかけを述べるようにしてください。また人事経験者の場合は、なぜ人事の仕事を続けたいのか、さらに最初に人事の仕事についたときの話などを伝えると良いでしょう。

なぜこの会社の人事部なのか

人事の仕事はどの会社でも行うことができます。数ある会社の中で、なぜこの会社で人事として働きたいのかという点は、採用担当者も気にする点です。

例えば、他の会社には無い独自の制度を取り入れている場合には、その点に魅力を感じているなどとアピールしてみても良いでしょう。差別化することはなかなか難しいですが、それだけ情報収集力が重要になってくると言えるでしょう。

会社にどのように貢献できるか

人事部はコストセンターですので、売上等の金額面で貢献することはなかなか難しいですが、人材育成や組織開発などを通じて業績や経営に貢献できる旨を盛り込んでいくと良いでしょう。

人事経験者の場合は、前職などで今までどのようにして会社に貢献してきたのか、具体的に年間の採用人数までしっかりと伝えられると高評価を得やすいです。採用人数以外には、実際に新しい人事システムを導入して、社員の働き具合がどう変わったかの説明も説得力があって良いです。

人事の志望動機例文

では、実際に人事の転職における志望動機の例文を以下にご紹介します。人事未経験者と人事経験者それぞれでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

人事未経験者の志望動機例文

前職では、素材メーカーで営業職に就いておりました。営業で様々な企業に訪問し、ソリューションやサービスを提供していく中で、人に関わる仕事や、コミュニケーション能力を問われる仕事に従事したいと考え、今回、人事を志望させて頂きました。

これまで営業で培ってきたコミュニケーション能力や対人折衝能力を、採用や人材育成などで多くの人と関わる機会が多い人事の仕事にも活かすことが出来ると考えております。未経験ではありますが、一から一生懸命、真摯に勉強して参りたいと存じます。

人事経験者の志望動機例

前職では、小売業界の人事として3年間勤務しており、主に人事制度設計・運用業務に携わってきました。その中で、社会により幅広く関わっていきたいと考えるようになり、IT業界への転職を決心いたしました。

変化のスピードが速く、常に最新の情報にキャッチアップしていかなければならないIT業界だからこそ、人事戦略や人事施策についてもそのスピードに後れを取らないように変わっていかなければなりません。そのような貴社人事部のポリシーに共感し、是非貴社で働きたいと考え、今回志望させて頂いた次第です。
人事経験者の志望動機例

人事の自己PRのポイント

次に、人事としての自己PRについて、そのポイントを紹介していきます。人事として転職する際の自己PRのポイントとしては、以下の項目が挙げられます。

コミュニケーション能力

「人」に関する人事の仕事であるからこそ、コミュニケーション能力は必須と言えます。これまでの職務経験などを引用しながら、能力の高さをしっかりとアピールしていきましょう。

また、人事未経験者であっても、例えば「営業職として毎日商談をこなし新規クライアントでも臆することなく対応し、会社の売上に貢献してきた」などの実績を伝えられると、この人は高いコミュニケーション能力があるから、きっと人事未経験でもすぐに慣れてくれるだろうと面接時に相手は思ってくれるでしょう。

調整力

人事には、社内の人間を動かすための高い調整力も求められます。様々な立場にある人をいかにして巻き込んでいったかというエピソードを準備しておくと良いでしょう。

人事部でなくても、自分がいた部署で組織内の調整役に周り、組織として力を発揮させられたという経験があれば、ぜひアピールしてみましょう。その他には、部署間を巻き込んだプロジェクトなどの経験があれば、その実績を伝えるのも良いでしょう。

企画・分析力

人事戦略や人事施策を作り上げるにあたっては、組織の課題を特定し、その解決策を立案するといった企画力や分析力が求められます。前職において、課題発見から具体的な行動までといった一連の経験があれば、それをアピールしてみても良いでしょう。

課題を発見する能力とある程度の推測を立てて物事を解決に導く力というのは、人事に限らず身につけることができますが、人事の仕事でも大いに生かすことができます。

人事の自己PRの例文

では、実際の人事の自己PR例文を人事未経験者と人事経験者それぞれでご紹介します。

人事未経験者の自己PR例文

前職では、○○営業所でリーダーを務めておりました。チームメンバーが最大限の力を発揮できるように、働く環境づくりには特に力を入れて取り組んで参りました。

また、チームメンバーとのコミュニケーションを図る際には、良い点はしっかりと褒めて、改善すべき点も必ずフィードバックすることで、各人の育成に資するように取り組んできました。このようなリーダーとしての経験を踏まえ、人事としてより多くの社員のマネジメントに携わってみたいと思っております。

人事経験者の自己PR例文

前職では、金融業界の本社人事担当として5年間、主に労務関係の業務に従事してきました。人事関係の規則や規定は複雑なものが多く、どこに掲載されているか分かり辛いといった意見が社員から多く出されていました。

そこで、社内のイントラネットに必要な情報を整理し、社員が分かりやすいように工夫することで、多くの社員から感謝されるようになりました。このような経験を活かしながら、貴社で働く社員のモチベーションを高めることを尽力したいと思っております。

まとめ

今回は、人事の転職における志望動機について、自己PRのポイントや例文なども交えて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。是非、ご自身の履歴書作成や面接選考の際に、役立てて頂ければと思います。

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