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財務・会計コンサルタントのやりがいとは?

HUPRO 編集部
財務・会計コンサルタントのやりがいとは?

財務・会計コンサルタントに限らずコンサルタントは仕事がハードというイメージを持つ人が多いです。

一方人気のある職種であることも確かでバイタリティーにあふれた優秀な人が多く集まります。それはやりがいの感じられる仕事であることの裏返しでしょう。
今回は、財務・会計コンサルタントのやりがいについて解説していきます。

財務・会計コンサルタントの仕事

財務・会計コンサルタントの仕事は、財務・会計分野を専門に行うコンサルタントです。企業の財務会計などのコンサルティングを行ったり、業務オペレーションの改善のための提案を行ったりとその内容は多岐にわたります。

経済のグローバル化やITの著しい進展により、金融商品や取引態様が複雑化した結果、会計処理を一企業の経理部門で処理するのが困難になっています。そのため財務・会計コンサルタントの役割は年々大きくなってきています。

コンサルティングファームに所属するのが一般的

コンサルティングファームとは、クライアントである企業が抱えるさまざまな問題に対して意見や解決方法を提案し解決までをサポートする企業のことです。
クライアントは、日本を代表する大企業から、中小企業など実にさまざまです。

一口にコンサルティングファームといってもさまざま種類があり、事業再生系、人材系、戦略系などぞれぞれの分野に特化しています。財務・会計コンサルティングファームは財務・会計に特化したコンサルティングファームだといえます。

財務・会計コンサルタントのやりがい

財務・会計コンサルタントのやりがいには、さまざまなものがあります。

達成感を得られる

財務・会計コンサルタントの仕事は企業が抱える問題点をヒアリングし、解決方法を提案することです。

問題点を探る洞察力、解決のための方法を筋道を立てて提案できるだけの論理的思考力、そして提案した解決方法を相手に受け入れされるだけのプレゼンテーション能力が必要です。

提案した解決方法は会社の経営に大きな影響を及ぼしますから責任は重大です。
その分業務プロセスが改善されたりや戦略立案が成功すれば、クライアントからも感謝され大きな達成感がを得られます。

専門性を活かせる

企業が成長するにつれて、財務・会計コンサルタントの仕事も予算管理、事業分析、コンプライアンス関連など高度化・複雑化していきます。数値管理の域を超えて自分の専門性を活かす場面が広がっていくことは大きなやりがいでしょう。

チームワークに面白さを感じる

コンサルタントは、基本的にアナリストやプロジェクトマネージャーとチームを組んで業務にあたります。

クライアントの問題事項を共有し、チームで解決方法を考え出します。限られた時間の中で何度も議論を繰り返し、ときには激論を交わすこともあります。
こうしてチーム一体となって問題解決に進んでいくプロセスやそのなかで自分が成長することにやりがいを感じることができます。

財務・会計コンサルタントの厳しさ

財務・会計コンサルタントとして成功するには、越えなければならないハードルがたくさんあります。

体力的、精神的にハード

財務・会計コンサルタントは、短期間のうちにクライアントが必要とする解決方法を提案しなければなりません。

そのため、長時間残業や休日出勤をしなければならないときもあります。こういう状況が続くことを考えると精神的、肉体的にハードでないと務まらないかもしれません。

相手は経営者

財務・会計コンサルタントが対応するのは、ほとんどが経営者層です。これは、会社の経営に関する問題を解決するという業務の性格上必然的にそうならざるをえません。

企業である以上そこには社内政治が存在します。経営者にヒアリングをしても人によっていうことが違うということもあります。社内政治に巻き込まれず、公正中立に何が真実かを見極める姿勢を崩さずいないとコンサルタントとしての能力を発揮できません。

変化への対応

財務・会計の分野は非常に変化のスピードが早い世界です。経済動向はもちろんのこと社会情勢や海外情勢の影響を受けやすいため常に新しい情報にキャッチアップする必要があります。知識欲が旺盛で勉強熱心であることが求められます。

財務・会計コンサルタントに向いている人は

コンサルタントである以上論理的思考能力が求められるのは当然です。しかし、経営者を相手にして会社の問題点を探るのですから、観察力やコミュニケーション能力も大事になります。

そして責任感が強く高い倫理観があることも大事です。クライアントが抱えている問題点を最後まで責任をもって解決に導き、なおかつ倫理上も法令上も問題ないものでなければなりません。

また臨機応変に対応する柔軟性も大事です。担当するプロジェクトはクライアントごとに違い過去に経験したものと似たものはあっても全く同じものはありません。

そういう意味でコンサルタントの仕事はルーティンワークではないです。過去に経験した事例との差異を意識しながらその経験を応用する能力が求められます。

まとめ

財務・会計コンサルタントは間違いなくやりがいのある仕事です。しかしそれは同時にハードワークであることの裏返しです。財務・会計コンサルタントとして大きく成長したいという意欲のある人は是非チャレンジして下さい。

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