将来CFOになりたい
CFOを採用したいがどんなキャリアの方が良いのかわからない
という方向けにマザーズ上場企業CFOのキャリア分析をさせていただきました!
それでは、以下分析です。
ゴールドマンサックスをはじめとする投資銀行出身者がCFOを務める企業の時価総額が、他の業界出身者がCFOを務める企業に比べて時価総額が高い傾向にありました。
こちらの記事で書いたように目利き力のある方が多いです。また、株式市場に対して魅力的に見せる力がある方も多いように思います。
対象企業数:マザーズ上場290社(2019年7月18日時点)
平均年齢は47.8歳(3年前の調査より1.2歳高くなった)
(30歳未満:2名、30代:69名、40代:113名、50代:76名、60歳以上:30名)
最高齢 73歳(IT book ホールディングス 佐々木隆 さん)
最年少 29歳(シェアリングテクノロジー 森吉寛裕 さん)
最年少は森吉寛裕さんの29歳でした!73歳の佐々木さんも現役バリバリということで、他のCxOの分析もしたらこの年齢レンジについても考察したいと思います!
なお、2016年と比較すると、少しだけ41〜45歳に集中していたものが緩和されましたね(経年による年齢層の高まりが影響しているかもしれません)。参考までに掲載しておきます。
振り分けのできた企業を出身業界別に整理してみました。
証券会社の時価総額が高いことが目立ちますね。当時、メルカリの時価総額が4418億円ほどだったため、大きく平均を引き上げているとも言えます。ただ、メルカリを除いてみても、時価総額平均410億円とトップであることに変わりありません。
なお、ゴールドマンサックス出身CFOの企業が、全体でみても時価総額の平均がもっとも高く、約1511億円でした。メルカリのCFOである長澤 啓さんもゴールドマンサックスの出身です。メルカリを除いても約918億円と、メルカリを除いたマザーズ平均の5倍弱の数値に該当します。
証券会社出身、中でもゴールドマンサックス証券出身のCFOがいる企業が時価総額が高い傾向にあると言えるでしょう。
なお、上記のうち、40歳未満のCFOで、証券会社経験者の方は15名、監査法人の方は14名、銀行経験者の方は3名、コンサル経験者の方は2名のようです。若いうちからCFOとして活躍していきたい!という方は、ファーストキャリア・セカンドキャリアの選択も重要視したいですね。
筆者がこの記事をまとめたところ、早速投資銀行からスタートアップCFO、そして上場企業の友人からコメントいただいたので、シェアさせていただきます。
「ただ、私はご存知の通り真逆なんですが、“本音”は、いやぁ…: – 投資銀行マンは高給なだけでサラリーマンであることに変わりはないので、リスクは絶対に取らない生き物(=特にGSの投資銀行部門なんて、○○で有名ですから笑) – 「ベンチャーに転じる!」とかカッコ付けても高給癖が抜けないので月給100〜150万円は欲しい – そうなると、結論、メガベンチャー“しか”行くところが無いから行くだけ、なのかと 私なんかは正反対で、俺もリスク取って150万円とかでなく50万円で良くて且つ数千万円で生株投資もするから、その代わりSO 2%以上寄こせ!、が基本線なので笑
高野コメント:率直なコメントでしたw、最近はCFOで1500万みたいなスタートアップも増えてはいますね。
スタートアップ、ベンチャーのリサーチしてみたい方がいたら学生、社会人に限らずお気軽に教えてください。そのかわりに私のスタートアップ界隈の知見を無料で提供いたします。
(協力:西川和宏さん)
(転載)
出典元:なぜスタートアップはゴールドマンサックス出身者をCFOにするのか?(KeyPlayers)
筆者:株式会社キープレイヤーズ CEO/代表取締役 高野 秀敏
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