社会人になってから経理財務に関わりはじめ「もっと会計の知識を得たい」と思う人は多いものです。毎日携わる知識を深めることは、自身のスキルアップにもつながりますし、自信にもなります。そこで今回は、社会人でも会計の学びができる通信制大学について解説していきます。自分に合った通信制大学がきっとみつかりますよ。
通信制大学とは、キャンパスに通うことを必要とせずに、講座受講や学びが行えるる大学です。働きながら学位を取得して、キャリアアップをしたいなどの需要に応えることができます。
放送大学の通信制には「科目履修制度」と「選科履修制度」があります。これらは学位を目指すというコースではなく、特定の会計などの科目の単位だけを履修することができるという制度です。
BSテレビやラジオ、そしてインターネットで配信される授業を視聴していくスタイルなので、時間に余裕がない社会人でも学びやすい環境が整っているといえるでしょう。
ちなみに「科目履修制度」とは、6ヶ月間大学に在籍をしながら1科目を学ぶという制度です。
とりあえず1科目から始めてみたいという人におすすめです。一方の「選科履修制度」とは、1年間大学に在籍をし、複数の科目を学ぶという制度です。
1年間をかけて、興味のある分野について多くのことを学びことができます。
こちら放送大学の「科目履修制度」や「選科履修制度」は、好きな時間に好きな場所で会計を学ぶことができるだけではなく、学費の負担も少ないというメリットもあります。
入学金は別途かかりますが、1科目11,000円という金額なので、始めやすいのではないでしょうか。
放送大学の会計分野には、さまざまな科目があります。ちなみに学位レベルの科目としては「初期簿記」「管理会計」「現代会計」「現代の内部監査」などの受講が可能です。
このほかにも、経営またはファイナンス分野の多くの科目が学べます。もちろん、取得した単位を活かせば、放送大学の卒業資格つまり学士号も目指すことも可能です。
「学士を目指したい」「プライベートの時間に合わせてゆっくりマイペースで学んでいきたい」という人におすすめします。
産業能率大学の通信制には「税務・会計マネジメントコース」があります。すでに他大学を卒業した人は、産業能率大学の3年次のコースに編入をすることが可能で、財務会計の分野に対して焦点をあてて学んでいくこともできるのです。
ちなみに産業能率大学の3年次コースには、税務会計分野に関する科目が10科目あります。
具体的にご紹介すると、
といった科目が挙げられます。
そして、さらに大学4年次コースになれば、多くの税務会計分野に関する科目から自由に選択をして学びを進めることもできるようになります。
こちらも具体的にご紹介すると、
といった科目が挙げられます。
このように、産業能率大学では大学レベルの会計や税務、そして監査についての知識を増やし、税理士を目指せる環境が整っているといえるのです。
ビジネスブレイクスルー大学は、文部科学省の認可を受けた日本で正式に認められている大学のひとつです。このビジネスブレイクスルー大学にはグローバル経営学科があり、会計や財務に関する科目を学ぶことが可能な「会計・財務カリキュラム」が用意されています。
もちろん通信制なので通学は不要ですし、オンラインによる学びで経学の学士取得ができます。
ビジネスブレイクスルー大学の特徴としては、ただ授業を受け身で受講するというスタイルの通信制ではないというところです。
講義のほかにも、グループワーク、ディスカッション、試験のすべてをオンラインによって学んでいくことができるのです。
社会人になり、このようなかたちで会計のことを学んでいける環境は、とても充実しているといえるでしょう。
ちなみに、ビジネスブレイクスルー大学のグローバル経営学科における
などの数多くの科目があります。
そしてグローバル経営学科での学びは、入門レベルから始まり、専門科目で経理財務の即戦力となるようなレベルのスキルを養うことができるようなカリキュラムになっているのです。
さらに応用科目を学んでいけば、プロジェクトファイナンスやM&Aなどの高い知識を学べる環境も整っています。
社会人になると勤務が生活の中心になってしまいがちです。そのため、今よりもキャリアアップをしていこうと思えば、通学制よりも通信制によって会計を学ぶことができる環境を作る必要があります。
学士号を取得することを目標してもいいですし、起業を目指してもいいですね。全国どこからでも好きな時間に受講が可能な大学の通信制コースを活用し、会計についての知識を深めていきましょう。