【税理士試験3つのコツ】
税理士試験のための3つのコツ、最後は「自分のペースを見つける」ということです。
自分のペースで勉強や受験をするための話なのですが、これは決して独学を進めているわけでも専門学校の勉強をおろそかにしろと言っているわけでもありません。長い受験生生活の中で専門学校なども含めた自分なりの勉強のペースをつかむことが大事ということです。
受験勉強で一番大事なのは自分が使っている専門学校や通信講座などの勉強を徹底してすることです。専門学校で提案される勉強法は毎年磨かれ実践されてきたもので、根拠もありますし、効率がいいものです。しっかりと真面目に言われたとおりに励めば必ず結果が出るようになっています。下手に手を抜いたり疑ったりするのはムダですし、絶対にやめましょう。
それをしたうえで自分の勉強法を確立します。自分にとってできるだけ効率がよく、ストレスのないものにしましょう。なるべく早くに自分の勉強ペースをつかみ、あとはそれをしっかりと守ることが大事です。理論を毎晩暗唱したり、解けなかった問題を必ず数週間後に挑戦するなど人によって様々な方法があります。共通するのはインプットだけではなくアウトプットに励めという点です。
税理士試験の受験は一般的には何年もかけて行うものですが、1科目受験した後に決してスローダウンをしないようにしてください。夏に受験して受験結果は4か月後の12月です。この間に他の科目の勉強を始めるなどをして、受験勉強の感覚を忘れることがないようにしましょう。
受験当日は誰でも緊張するものですよね。税理士試験ではどうやってこの緊張感と戦うかが問題です。どんな合格者も必ず緊張するような独特の雰囲気がありますが、まわりもみんな緊張しているという事実を思い出すようにしましょう。それに気づくだけでも心の余裕がだいぶ違います。そして、受験生の中には開始早々すぐに会場を去ってしまう人がいます。ほとんどの場合その人は配られた問題をできるだけ早く持ってくるように言われているアルバイトの人です。予備校が送り込んだ者ですから安心してください。またはじめての人の緊張を煽るように開始と同時に電卓をたたき始める人もいます。他人は他人ですので、全く気にせずに自分のペースで取り組みましょう。
税理士試験では低い合格率を維持するために傾斜配点制が取られているといいます。傾斜配点制とは問題によって割り振られる点数が違うということです。しかし単純に難しい問題に高い点数が振られているわけではないといわれています。
税理士試験はとても厳しい試験ですので、全て解きおわらないことも少なくはありません。ですから点数の最大化を図るために簡単な問題を確実に解くことを目指しましょう。難しい問題は後に回して最後に取り組めば良いのです。できるところを確実に解答して、点数をもらいましょう。
以上が税理士試験に合格するための3つのコツの最後のポイント「自分のペースを見つける」についての詳しい説明でした。
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