
ビジネス・キャリア検定試験の受験にあたり、合格発表日がいつ・何時ごろ発表されるのか、どのように結果を確認できるのか、気になる方が多いかと思います。
本記事では、令和7年度ビジネス・キャリア検定試験の合格発表日・発表時間・確認方法に加え、合格した場合・不合格だった場合に取るべき行動まで解説します。
令和7年度(後期)のビジネス・キャリア検定試験は、2026年2月15日(日)に実施されます。ここではビジネス・キャリア検定試験の合格発表について、主に以下のポイントを解説します。
令和7年度後期(2026年2月実施)のビジネス・キャリア検定試験の合格発表日は、令和8年(2026年)3月13日(金)10時です。
※後期の対象は 2級・3級・BASIC級 となります。
この合格発表日時については、公式サイト「中央職業能力開発協会(JAVADA )」で既に公開されています。
ビジネス・キャリア検定試験の合格発表は、JAVADAのホームページ上で確認することができます。
試験区分ごとに、合格者の受験番号が一覧形式で掲載される仕組みです。
公式サイトでは、受験番号単位での確認となるため、合否を確認する際は受験票を手元に用意しておくとスムーズです。

※画像引用:JAVADA「試験の実施結果等」
個人の詳細な試験結果(得点など)については、受験者専用のマイページから確認可能です。
合格・不合格を問わず、採点結果を確認することができます。
合格者にはマイページで「合格通知」が発行されます。
また成績優秀者(偏差値70以上)には「表彰状PDF」が別途個別にメールで送付されます。
ビジネス・キャリア検定試験では、合格発表とあわせて合格基準点や合格率などの試験結果データが公表されます。
合格基準点については、原則として正答率60%以上が合格ラインとされています。ただし、試験の難易度によっては、合格基準が補正(引き下げ)される場合があります。
たとえば、問題が難しかった年度では、正答率55%程度に基準が調整されるケースもあります。
こうした合格基準の補正については、公式ページの<お知らせ>欄にて「合格基準の補正について」といった資料が公開されます。

※画像引用:JAVADA
合格発表時には、合格率などの試験結果データもあわせて公表されます。
これらの数値は、分野・級ごとの難易度の傾向を把握したり、次回の目標設定にも繋がっていきます。
JAVADA「試験結果データ」では過去数年分のデータが掲載されているので、事前に確認しておくとよいでしょう。
次回以降、受験を検討している方も、あらかじめ傾向を掴んでおくと対策が立てやすくなります。
令和7年度のビジネス・キャリア検定試験はまだ実施前ですが、過去データを見ることで、検定全体の受験者数や合格率の相場が見えてきます。
ビジネス・キャリア検定は、職種や専門性によって「人事・労務」「経理・財務」「営業・マーケティング」など全8分野に分かれています。
ここでは、令和6年度後期の実績をもとに、各分野*の実施状況をまとめました。
令和6年度後期 ビジネス・キャリア検定試験の受験者数・合格者数は以下のとおりでした。
| 分野名 | 受験者数(分野計) | 合格者数(分野計) |
|---|---|---|
| 人事・人材開発 ・労務管理 |
2,536 | 1,458 |
| 経理・財務管理 | 601 | 280 |
| 営業・マーケティング | 2,808 | 1,590 |
| 生産管理 | 5,068 | 1,922 |
| 企業法務・総務 | 955 | 521 |
| ロジスティクス | 3,553 | 2,301 |
| 経営情報システム | 566 | 294 |
| 経営戦略 | 1,056 | 644 |
| 総計 | 17,143 | 9,010 |
上記の表を見ると、特に以下の分野が受験数が多い結果でした。
これらの傾向として、企業内での実務ニーズが高い分野と考えられます。
一方で、以下の分野では受験者数が比較的少ないという結果でした。
これは、それぞれの分野で求められる知識がより専門的であることや、受験対象となる職種が限られていることが理由ではないかと考えられます。
また、合格者数は受験者数に比例する傾向がありますが、受験者数が多い=合格しやすい、というわけではありません。
実際の合格率は、分野だけでなく試験区分や級、試験難易度によって左右されます。
以下で、合格率の傾向について見ていきましょう。
ビジネス・キャリア検定試験の合格率は、分野・試験区分・級によって、ばらつきがあるのが特徴です。
ここでは一例として、管理(バックオフィス)部門の中でもニーズの高い「人事・人材開発・労務管理」および「経理・財務管理」分野の合格率を見てみましょう。
▼ 令和6年度後期「人事・人材開発・労務管理」の合格率
| 2級 人事・人材開発 | 65% |
| 3級 人事・人材開発 | 52% |
| 2級 労務管理 | 39% |
| 3級 労務管理 | 69% |
▼ 令和6年度後期「経理・財務管理」の合格率
| 2級 経理 | 40% |
| 3級 経理(簿記・財務諸表) | 50% |
| 3級 経理(原価計算) | 51% |
| 2級 財務管理(財務管理・管理会計) | 34% |
| 3級 財務管理 | 56% |
管理(バックオフィス)部門特化のエージェント視点でこの数字を見てみます。
3級に関しては、全体として50%以上となっており、合格率が比較的安定しています。
3級の対象は、「実務経験3年程度/係長・リーダー候補向け」とされているため、日々の業務の延長線上で理解できていれば、試験突破のハードルは決して高くはありません。
一方で、2級に関しては難易度があがり、30~40%前後となります。
2級の対象は、「実務経験5年程度/課長・マネージャー候補向け」とされており、単なる知識だけでなく、組織管理や戦略的な視点が問われます。
その分、取得すれば管理職として通用する専門性の裏付けになりえます。
なお、合格率や試験区分・級ごとの詳細データは以下から確認することができます。
出典:JAVADA「試験の実施結果等」
ビジネス・キャリア検定試験に合格したら、以下2点を実践していきましょう。
ビジネス・キャリア検定試験に合格したら、まず行いたいのが履歴書・職務経歴書への資格記載です。
民間資格ではありますが、職種別・分野別に専門性を証明できる資格のため、管理部門・バックオフィス職を中心に評価されやすい傾向があります。
書類に記載する際は、以下のように正式名称で記載するのが基本となります。
また、面接時には、「どの業務にどう活かせる知識か」を具体的にアピールできるとなおよいでしょう。
実務との関連性を示すことで、資格の価値をより正しく伝えることができます。
ビジネス・キャリア検定は、実務直結型の資格であるため、キャリアアップや転職時の評価材料として活用しやすいのが特徴です。
特に以下のような職種・ポジションでは評価されやすい傾向にあると考えられます。
未経験分野への挑戦や、専門性を高めたい場合の裏付け資格として有効です。
もし、ビジネス・キャリア検定試験に不合格だった場合は以下の点を見直してみましょう。
ビジネス・キャリア検定試験は、級によって求められる知識や実務レベルが大きく異なる点が特徴です。
たとえば1級試験では、単に正しい知識を問うだけでなく、部長相当職として必要とされる高度で幅広い実務判断力や課題解決力が評価されます。
そのため、不合格だった場合は、現在の実務経験に対して受験級の難易度が高すぎなかったか、あるいは基礎知識の理解が十分だったかを、あらためて振り返ってみましょう。
受験級の見直しや、知識の土台づくりからやり直すことも、有効な選択肢の一つです。
不合格という結果も、次回受験に向けた重要な振り返り材料になります。
まずは出題範囲や難易度を再確認し、どの分野・テーマで得点を伸ばせなかったのかを整理してみましょう。
効率的な学習方法としては、過去問を中心に以下の点を意識することがポイントです。
なお、ビジネス・キャリア検定試験1級については「標準テキスト」は用意されていません。
ただし、課題分析や解決策立案の基礎となる専門知識については、2級向けテキストを活用することで試験範囲をカバーすることが可能です。
また、学習支援ページでは過去問題が一定期間公開されているため、積極的に活用するとよいでしょう。
出典:JAVADA「学習支援」
ビジネス・キャリア検定に合格したら、その成果を次のキャリアや転職活動に活かしていくことをおすすめします。
ビジネス・キャリア検定は、特に、以下のような特徴をもつ企業で評価されやすいと考えられます。
転職エージェントを活用すれば、資格の効果的なアピール方法や、評価されやすい求人を整理することができます。
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