税理士を目指す方の中で、一部科目合格の状態で転職できるのか不安という方も多いのではないでしょうか?今回は必須科目の簿記論と財務諸表論に合格され、今後も勉強を続けていたいと考えた中で、より試験勉強がしやすい環境への転職を希望するようになったBさんの転職体験記をご紹介します。
異業種からの転職後、税理士事務所で働きながら税理士取得を目指していたBさん。残業が多い職場でしたが、通信講座を利用しながら2年間でなんとか簿記論と財務諸表論を取得されました。
税理士業界でのキャリアアップと税理士への道を着実に進んでいたBさんでしたが、必須科目の2科目に比べ難易度の高い残り3科目の取得を目指すにあたって、予備校に通って勉強しながら働きたいと考えていました。
そんな中で、在籍していた税理士事務所の残業ではなかなか就業後に通える状況ではなく、またそもそも勉強を積極的に応援しているような事務所では無かったこともあり、転職を検討するようになりました。
転職活動を始める段階で当社ヒュープロにご登録いただいたBさんは、30代後半という年齢の中で2科目合格のみで転職ができるのかという不安を抱えていました。ポテンシャル採用される20代と違い、経験と税理士資格が無いと転職は難しいのではないかと考えていたとのことです。
閉鎖的な業界なので、このような転職市場の状況はあまり出回らないのが現実です。そこで担当キャリアアドバイザーより、実際は科目合格でも十分に税理士事務所への転職に活かせるということをお伝えさせていただきました。その上で、科目合格者を優遇しているだけでなく、Bさんの希望である税理士試験勉強を推奨していて、予備校に通えるよう残業時間を調節可能な税理士事務所や税理士法人の求人の紹介を進めていきました。
そのうちの6社に応募、3社からの内定を獲得し、そのなかの1社の内定を受諾され、転職活動を終了されました。
Bさんの希望されている条件については、他の登録者から比べると多くなっていました。ただ、既に実務経験があるだけでなく、税理士試験の2科目を合格されているため、このような条件でもご紹介可能な求人は多くあるというのが実情です。
希望を正確にお伝えいただき、慣れない転職活動の中で業界特化のエージェントである当社を早い段階からご活用いただいたことこそが、転職成功のポイントと言えるでしょう。
Bさんのように転職活動に何らかの理由で不安を抱える方は多くいらっしゃいます。人生でそう何回もするわけでもないので、ある意味当然と言えるでしょう。そのため、士業・管理部門特化の転職エージェントであるヒュープロに是非お気軽にご相談いただければと思います!
なお、科目合格者の評価のされ方や想定される年収については、以下の記事に詳しく書いてありますので、併せてご参照ください。
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