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税理士の呼び方って何が正解なの?

HUPRO 編集部
税理士の呼び方って何が正解なの?

会社で働いていたり、個人で稼いだりしていると、税理士と連絡を取る機会や、実際に話す機会があると思います。そんな場合に、税理士に対して失礼のないように、礼儀のある呼び方を知っておくことが大切です。

本記事では、税理士に対して何と呼ぶのがいいのかを状況に分けて解説していきます。

基本的には~先生と呼ぶ

税理士は先生と呼ばれることのほうが圧倒的に多いです。その理由として実績のある税理士がメディアに出るときに、社会的尊敬を受けることから、先生と呼ばれることが多いからです。税理士に対して、先生と呼ぶのが世の中で定着しているため、先生と呼ぶのが無難であると考えられます。

~先生を好まない人もいる

税理士として働いている人の中には、先生と呼ばれることが好かない方もいるみたいです。その理由として、「少し偉そうな感じがする」「恥ずかしい・照れくさい」「壁を感じてしまう」などがようです。どの理由も気持ちの問題で、先生と呼ぶことが失礼に当たることはありません。しかし、税理士の立場からすれば、人と接する仕事だと認識しているため、出来るだけお客様と近い距離感を感じたいと思っているのでしょう。

必ず先生と呼ばないといけないの?

先生と呼ばれることが多い税理士ですが、そのように呼ばなければいけないという決まりはありません。現に、先ほどのトピックで、先生と呼ばれるのが好かない人もいると紹介しました。税理士が先生の他によくいわれる呼び方は、「〜さん」です。特に若い税理士である場合、先生と呼ばれるのにはまだ抵抗を感じていたり、年上のお客様から先生呼びをされるのは、違和感を感じる方が多いようです。若い税理士だったり、年齢の近い税理士とのコンタクトがある場合は、「〜さん」と呼ぶのもよいでしょう。

メールでの呼び方とは?

メールでの呼び方は、実際に会う呼び方と変わってきます。メールでの呼び方は、「〜様」であることが多いです。これは、メールである特定の税理士個人に対して送る際に使います。また、税理士・会計事務所に業務を依頼する際に送るには「御中」を使用するというのが礼儀となっています。「様」や「御中」はメールでの基本となりますが、税理士に対しても適用されるというわけです。

結局なんて呼ぶのがいいの?

士業・管理部門特化の転職エージェントを運営している当社ヒュープロでは、税理士事務所や税理士法人を経営する税理士と多くお話させていただいています。そんな当社で、特に税理士の方とお話しする機会が多い法人担当エージェントによると、税理士の方を「先生」と呼ぶことが多いようです。ですが、会計事務所や税理士法人の方と連絡を取る際は、担当者の方が税理士資格を保有していない場合があり、その際に「先生」と呼んでしまうと逆に失礼にあたるそうなので、気を付けなければなりません。

これらを踏まえると、年齢の高い税理士には「〜先生」、同い年や若い税理士には「〜さん」、税理士かどうかがはっきりしていない人には「〜さん」という使い分けがベストなのではないでしょうか。また、メールの場合は、個人に対しては「様」、事務所に対しては「御中」と送るとよいでしょう。

まとめ

今回の記事では、税理士をどのように呼べばいいのかを解説していきました。税理士に対して呼び方はある程度決まっていて、特別な理由が無ければ決まった呼び方が無難だと考えられます。また、呼び方に気を付けることは、税理士への態度も気を付けないと意味がありません。実際に税理士とのコンタクトを取る場合は、敬意を持った態度をしましょう。

この記事を書いたライター

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