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M&A業界に向いてる人・向いていない人の特徴5選

HUPRO 編集部
M&A業界に向いてる人・向いていない人の特徴5選

M&A件数の増加に伴い近年注目を集めるM&A業界。
高年収が期待できる転職先として人気を集めていますが、未経験でこれからM&Aの仕事に挑戦してみたい人は、自分に適性があるのか知りたいでしょう。本記事では、M&A仲介業界に向いている人・向いていない人について解説していきます。

M&A業界に向いてる人

まずM&A業界に向いている人はどんな人かについて、特徴5つをあげて説明していきます。

1.スケールの大きい仕事をしたい人
2.キャリアアップしたい人
3.向上心がある人
4.感謝される仕事がしたい人
5.成果に応じた報酬を得たい人

以下よりそれぞれの理由について詳しく解説していきます。

スケールの大きい仕事をしたい人

規模感の大きい仕事がしたい人にM&A業界はぴったりです。

企業規模によって取引金額は異なりますが、M&A業界は1案件で動く金額規模が非常に大きく、中小企業の取引でも億単位の金額が動くことも珍しくありません。
大型案件の場合、数十億円から数百億円規模の取引に携わることができ、成果を上げられた際のやりがいは計り知れないものがあります。
取引金額が大きくなるほど交渉の難易度も高くなりますが、高い目標を掲げて仕事に取り組みたい方にとって、M&A業界はおすすめです。

キャリアアップしたい人

自身のキャリアアップにつなげたい人にもM&A業界はおすすめです。

M&A業務は企業同士の売買業務に携わるため、金融知識だけでなく税務、法務、会計、経営などに関する幅広い知識と経験を得ることができます。
こうした知識や経験は転職市場での需要も高いものであるため、ビジネスマンとしてのキャリアにつながり次のステップへの足掛かりとなります。

さらに、M&A業務を通じてこうした多種多様な知見を蓄積しながら、会社の組織全体の仕組みを理解することができるため、将来起業したい方や事業を作ってみたい方のキャリアパスとしても適した業界といえます。

向上心がある人

高い目標を目指せる向上心がある人もM&A業界が向いています。

M&A業界はインセンティブ制を重視している企業が多く、良くも悪くも自分の裁量で仕事ができる業界です。
そうした中で、自分で高い目標を掲げて、結果に対してストイックになることが求められ、こうした向上心がある人が活躍していることが多いです。

また、インセンティブ制があることはモチベーションにつながる一方、心理的なプレッシャーにつながる場合もあります。
そうした環境の中でも本来の自分の力を発揮できるよう、自分で掲げた目標を達成することであったり、一度決めたことはやりきるなど、常に向上心をもって継続して続けることがM&A業界での活躍につながるといえます。

感謝される仕事がしたい人

感謝される仕事がしたい人にもM&A業界はおすすめです。

M&Aの仕事は顧客に感謝される仕事です。
後継者不足による事業承継問題や経営不振など、多様な課題を抱える企業に対して、経営の立て直しに貢献するM&A業務ですが、こうした一連のプロジェクトは売り手企業にとっても買い手企業にとっても一世一代の決断であるといえます。
こうした大きな意思決定に携わる中で、ただ会社同士の売買をするだけでなく信頼関係を構築しながら経営者と向き合い、半年から1年間の期間をかけてM&Aが成立したときには、心からありがとうと顧客に言ってもらえることはM&A業務の大きなやりがいの1つです。

成果に応じた報酬を得たい人

自分の頑張りに応じて報酬を得たい人にもM&A業界はおすすめです。

上述の通り、M&A業界では多くの会社がインセンティブ制度を導入しており、案件の成約数など成果に応じた給与体系となっています。
実力主義で、自分の頑張りが収入に反映されやすいため、自分の可能性を試したい人、また成果に応じた報酬を得られる仕組みを好む方にもM&A業界が向いてます。

さらに、案件1件あたりの規模が大きく、年間で数件の成約があれば年収が1,000万円を超えるような報酬設定が一般的なため、実力次第でかなりの収入アップが見込める点もM&A業界の魅力の一つであり、稼ぎたい人にもおすすめです。

M&A業界に向いてない人

M&A業界に向いている人について、特徴5つを紹介しましたが、理解していただけましたでしょうか?

なんとなく自分が当てはまっていると感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

では逆にM&A業界に向いていない人はどのような人なのでしょうか?
以下より特徴5つをあげて、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

1.スケールの大きい仕事をしたい人
2.キャリアアップしたい人
3.向上心がある人
4.感謝される仕事がしたい人
5.成果に応じた報酬を得たい人

人と話すことがあまり好きじゃない人

M&A業務を進める中では、前提としてコミュニケーション力が求められます。
抽象的な表現ではありますが、M&Aの仕事は人と人とのコミュニケーションの上に成り立つため、クライアントや案件に関わる多くの人との密なコミュニケーションが必要とされます。
具体的には、クライアントが発信する言葉の意図を正確にくみ取る力や、クライアントが求めていることをしっかり認識して提案する力が挙げられます。

M&Aという行為は、一世一代の意思決定を下す売り手企業と、リスクも含んだスケールの大きい買収を行う買い手企業の間で行われる重大な行為です。
そのため、最初からクライアントがはっきりと要望や意見を伝えてくれない場合も多く、そんな中でクライアントが考えていることを拾ったり、それを相手側に上手く伝えるコミュニケーション力が必要となります

また交渉の中でも、全てが理論や理屈で解決できるものではありません。
両者が合意して譲渡に至るまでのすり合わせをしていく中で、お互い譲れない部分があった場合、間に入って折り合いをつけていくことが求められます。
そうした中で、無理難題と思える主張でも裏側にある想いや背景を理解し、クライアントの抱える課題を一緒に悩みながら考えることで、信頼関係を構築しコミュニケーションで解決していくことが重要となります。

そのため、M&A業務に携わる以上、コミュニケーション力は必須であるといえるため、会話が苦手であったり好きでない方には難しい業種かもしれません。

人にうまく頼れない人

M&A業務は、一人ではできない仕事であり、多くの専門家の協力を得て進めていく仕事です。
取引を進める中では高度な論点が複雑に絡み合い、多岐にわたる知識や高い専門性が必要とされるため、弁護士や会計士、また業界に詳しいコンサルタントなどの多くの関係者に教えてもらいながら業務を遂行します。
そのため、交渉をスムーズに進めるためにも多様な専門家の力を借りる必要があり、人に頼れる力や信頼関係をつくることが求められます。

泥臭い仕事が嫌いな人

M&Aと聞くと、スケールの大きい業務をこなすキラキラしたイメージがありますが、実際にはかなり根気のいる泥臭い仕事もこなします。
売り手企業への営業電話をはじめとして、信頼構築のためオーナー社長のもとに通ったりと、地道な仕事も多く、また全く相手にしてもらえず断られることも少なくありません。
また交渉の過程でも、双方の主張が対立して落としどころが見つからないということも多いですが、こうした中でも、諦めずに地道にコツコツと継続することが求められます。
そのため、地道な営業活動を想定していない状態で入社すると、実態とのギャップに苦しむかもしれません。

すぐに結果を求めたい人

M&Aは長期戦です。
売却のタイミングで理想的な買い手企業が現れないなど、思い通りにタイミングよく成約しないことも非常に多いです。また早い段階で話し合いがスタートしても、売り手企業の社長が最後の決断をなかなかできなかったりと、成約までに長い時間を要する案件も少なくありません。
だからこそ、複雑に絡み合うM&Aの動きを継続し、長期にわたる業務の中でも最後まで目的を見失わずに、戦略から実行まで一貫性を持った動きが必要となります。
そのため、すぐに目に見えた結果を求めたい方には合わない業界かもしれません。

勉強することを苦手に感じてしまう人

M&A業務の中では、金融知識だけでなく税務、法務、会計、経営などに関する幅広い知識が求められます。
自分の把握している領域以外の知識も業務上必要になるため、常に知識をアップデートして、能動的に情報収集を行わなければいけません。
そのため、基本的に常に勉強の世界なので、新しい知識をどん欲に吸収できる人でなければ実際に仕事に就いた際に苦しむかもしれません。

また、M&A業界は実力主義の世界のため、年齢に関係なく成果を出している方が評価される会社が多いです。
そのため、自分より経験の浅い方や年下の上司から学ぶ姿勢が自分の成長のために求められます。

したがって、積極的に学び続ける姿勢を持って能力を広げていくことが、お客様の信頼を勝ち取り、M&A業界で活躍していくために重要になってきます。

活かせる経験

M&A業界は人気があるだけに倍率は高い傾向がありますが、これまでの経験や経歴などをうまくアピールすることで転職を成功につなげることができます。

ここでは、M&A業界への転職の際に評価される経験や経歴についてご紹介します。
M&A業界への転職を決断する際にぜひご活用ください。

営業職での経験

M&A仲介会社への転職で最も求められるスキルが営業経験です。

その理由として、最初からM&Aを想定している企業は少なく、そうした企業に対してM&Aを提案するところから業務を始める必要があるからです。

現状の経営体制で継続していくことに課題を感じている経営者に対して、M&Aを通じた事業の売却なども一つの選択肢であるということを伝えて理解してもらうことがM&A業務のスタートとなります。
そのため、M&Aを進めるうえでは専門的な知識も必要ですが、それ以上に営業力が求められます。

なお、ファイナンス領域の経験がなくても、医療機器や不動産の営業などで経営者向けの営業経験があったり、業界問わず営業で高い成果、実績を挙げている方は未経験でもM&A業界への転職ができる可能性があるでしょう。

金融機関での勤務経験

これまでM&Aに携わった経験がなくても、ファイナンス関連の仕事をしていた経験は一定数求められています。
具体的には、銀行や証券会社などの金融機関、会計事務所や企業の財務職などが当てはまります。

M&A業務では、DD(デューデリジェンス)やエグゼキューションなどの場面において専門的な知識が必要です。
金融や経理、財務、法務などの様々な知識を活かすことで、このような実務にスムーズに対応することができます。
公認会計士や税理士レベルの専門性とまでは言わずとも、「DD(デューデリジェンス)」「エグゼキューション」「PMI」など、M&Aに関連した基本的な用語については意味を理解の上、転職活動に臨むと良いでしょう。

まとめ

M&A業界に向いている人・向いていない人の違いは理解いただけたでしょうか?
改めて、以下にまとめてみます。

M&A業界に向いている人の特徴

・スケールの大きい仕事をしたい方
・キャリアアップしたい方
・向上心がある人
・感謝される仕事がしたい人
・成果に応じた報酬を得たい方

M&A業界に向いていない人の特徴

・人と話すことがあまり好きじゃない人
・人にうまく頼れない人
・泥臭い仕事が嫌いな方
・すぐに結果を求めたい人
・勉強することを苦手に感じてしまう方

なんか自分に当てはまってそう!M&A業界に挑戦してみたい!と思われた方、ぜひ弊社にご相談ください。

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この記事を書いたライター

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