転職市場で注目を集めているM&A仲介業ですが、そのうち東証一部に上場している企業は5社のみです。そのうちの1社であるM&Aキャピタルパートナーズは、非常に人気のある転職先です。今回はそんなM&Aキャピタルパートナーズの基本情報から年収、転職難易度までM&A業界特化エージェントが解説します。
ご紹介した通り、M&AキャピタルパートナーズはM&A仲介業の中では5社しかない東証一部に上場している企業の一つです。それでいて仲介手数料は2.7%と、M&A業界においてトップレベルに低い料率であり、クライアントからの信頼も厚い企業となっています。
M&Aキャピタルパートナーズは、お客様のことを最優先に考えた「正しいM&A」の実現を、創業以来お手伝いしています。先ほどご紹介した手数料率の低さや認知度、コンサルタント1人あたりの売上高など計10部門でM&A仲介業界No.1を獲得しています。
基本情報につきましては、以下の表にまとめておりますので、ご参照ください。
会社名 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
設立 | 2005年10月12日 |
上場区分 | 東証プライム上場 |
代表 | 代表取締役社長/中村 悟 |
従業員数(連結) | 269人 |
平均年齢 | 32.4 歳 |
所在地(国内) | 東京、大阪、名古屋 |
資本金 | 29億円 |
M&Aキャピタルパートナーズの事業内容は下記の通りです。
M&A仲介会社の業務内容について、詳しく知りたいという方は下記の記事をご参照ください。
そもそもM&A仲介会社への転職難易度が高い中で、M&Aキャピタルパートナーズの採用基準も非常に高いです。M&A仲介やM&Aアドバイザリー業務の経験があればある程度有利なものの、業務未経験者に限ると如実な買い手市場といえるからです。
そのため、業務未経験者の場合は、金融業界(銀行・証券・保険等)の営業経験が2年以上かつ成績が上位10%であること、もしくは他業界でのトップセールスであったという実績が必須となります。もしそのような経験が無かったとしても、公認会計士や弁護士の資格があれば応募可能ですが、両方とも難関国家資格ですので、簡単に取ることはできません。
もしM&Aキャピタルパートナーズへの転職を検討していて今述べた経験もしくは資格が無いとしたら、まずはそれをクリアする必要があります。
M&Aキャピタルパートナーズの年収はどのくらいなのでしょうか?平均年収と転職した場合の初任給について見ていきましょう。
企業公開値によると、2023年の平均年収は約3,161万円でした。日本の給与平均は2022年時点で458万円ですので、7倍程度の年収と言えます。
また、日本有数の高年収を稼げる業界であるM&A業界の中でも、トップクラスの年収が稼げる企業です。業界最大手の日本M&Aセンターの平均年収が約1,114万円などであることからも、M&Aキャピタルパートナーズの年収の高さがお分かりいただけると思います。
M&Aキャピタルパートナーズの初任給は300万円が基本給となっております。これだけでも300万円程度と言われている未経験者の年収に比べると高水準ですが、M&Aキャピタルパートナーズはインセンティブ制度が導入されているため、成果を上げていけば、大きな年収アップも可能です。
激務かどうかを表す主な指標として、残業時間と年間休日があります。それぞれ見ていきましょう。
M&Aキャピタルパートナーズの残業時間は月60時間程度です。ただし、担当するM&A案件が複数ある場合などは100時間に迫ることもあるようですので、残業時間だけで見ると間違いなく激務であると言えるでしょう。ただしM&A業界は業務の特性上、残業時間が同程度の企業がほとんどなのが現状です。
M&Aキャピタルパートナーズの年間休日は124日です。また、完全週休二日制なので、休日については一般的な企業と同じように取得できるということになります。
残業は多いものの、オンオフの切り替えはしっかりとできるようです。
今回ご紹介したM&Aキャピタルパートナーズに限らずM&A業界の人気は高いため、転職難易度も非常に高いです。ですので、選考においては細心の注意を払って対策をしておく必要があります。
ご自身での対策は限界があるかと存じますので、人材エージェントの活用をオススメします。当社ヒュープロは業界特化のエージェントなので、当社独自の情報に基づいて、キャリア支援をさせて頂いております。M&A業界にご興味がある方は、是非一度ご相談いただけますと幸いです。
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