今回は、公認会計士受験生としてこれから勉強をスタートする方へ、公認会計士試験受験生の入門期の勉強スケジュールについてお話します。私は大学2年生の2月に公認会計士試験勉強を開始し、大学3年生の12月に勉強期間10ヶ月で短答一発合格しました。そんな私の入門期の実際のスケジュールを大公開しますので、試験勉強開始後のスケジュールがイメージできない方や、大学との両立ができるか不安だなという方は是非最後までご覧ください。
まず、そもそも入門期とは?という点について誤解がないように説明しておきます。公認会計士受験勉強業界では、受験期間や受講講座の呼び名として「入門」や「上級」という言葉が予備校によって違う意味で使われることがあります。
例えば、ある予備校では、初めて学ぶ人や初めて受験する人を入門生と呼び、過去に講座受講経験や本試験受験経験がある受験生を上級生と読んだりします。
他方、別の予備校では初めて学ぶ人や初めて受験する受験生でも、学ぶ内容や時期によって入門と上級という言葉を使い分ける場合があります。
最初に基礎的な範囲を全科目一通り学習し、その後、応用的な範囲に進んでいくというカリキュラムをとっている予備校では、基礎的な内容の学習期を入門期と呼び、応用的な内容の学習期は初めて受験する人であっても上級期とよぶ場合があります。
このように、予備校によって「入門」の意味合いが少し変わってくるケースもありますので、この記事での入門の意味を最初に定義しておきます。
この記事内では「入門期」とは、受講開始から全講義の受講が終わるまでの期間を指しています。
公認会計士講座は、講義などのインプットメインの時期と模試(答練)などのアウトプットメインの時期に大きく分けられます。そのうちのインプットメインの時期をこの記事内では、入門期と呼んでいると考えて頂ければ大丈夫です。
それでは、本日の本題の「私の入門期の勉強スケジュール」についてお話します。当時は大学生でしたので、曜日によって1日のスケジュールが異なってきます。なので、入門期のとある1週間を表にまとめました。各項目について以下で詳細を説明していきます。
まず、勉強開始時の簿記レベルも勉強時間に大きく影響してくるので事前情報としてお伝えしておきます。私は公認会計士試験勉強開始前に日商簿記3級と2級に合格していました。
スタート段階で簿記力が一定以上あるじゃないですかと思われるかもしれませんが、大学1年生の5月に3級、11月に2級に合格していたので、簿記2級合格後1年以上経っており、簿記2級の内容はほとんど忘れていた状態です。
もちろん、1級の勉強も一切しておりませんでした。ちなみにこの公認会計士受験勉強を開始するまでの空白の1年間はサークルを立ち上げサークル運営を頑張っていました。
大学生の方は大学の授業との兼ね合いが悩ましい点だと思いますので、まず大学の講義をどのように履修していたのかについて説明します。
当時は大学3年生だったので、必修の科目もあり講義の履修は避けられませんでした。上の表では大学の講義は薄いオレンジ色で塗ってあります。ご覧いただければ分かるように大学の講義は基本的に午前中に履修し、金曜日だけ午後にゼミが入っていました。
予備校の講義は、正確に覚えておりませんが、この時間は予備校の講義があろうがなかろうが勉強している時間なので、平日の夜に帯で入れておきました。参考程度にご覧ください。
当時22時から25時までコンビニでアルバイトをして月に7万5千円ぐらい稼いでいたので、リフレッシュのための娯楽費にしていました。
上の表にあるとおり、私の場合、講義時間も含めて入門期だと多くても8.5hで短い時は5hの勉強時間でした。平日でも土日でもあまり本当に集中できる勉強時間は変わらなかったので、これぐらいが私の限界かなと考えていました。
よく受験生から質問がありますが、休憩や休息日は私の場合は事前には決めていませんでした。マイペースに休みたい時に休むスタイルです。ビリヤードやカラオケがやりたくなれば、素直に行っていました。2日1回は行きたくなっていましたね。
カラオケは1人で行っており、ひとりカラオケだったので完全にストレス発散目的でした。受験勉強中はあまり声を出す機会がないので、2時間ぐらい大声で歌を歌うだけですっきりしてリフレッシュできました。
またビリヤードは受験仲間と行っていましたが、ビリヤード中に問題を出し合ったりして良いアウトプットになり自分なりに有意義なリフレッシュ方法だったなと考えております。
最後にかんたんに私の入門期の勉強スケジュールについてまとめておきます。
私の入門期の勉強スケジュールのポイントは以下の2つです。
いかがでしたでしょうか。
私のスケジュールを参考にして頂き、ご自身にフィットしたスケジュールを見つけていってください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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