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簿記2級は1ヶ月で合格できる?簿記2級の難易度とは

HUPRO 編集部
簿記2級に1ヶ月で合格できる?簿記2級の難易度とは

商工会議所が開催をする日商簿記検定2級。経理職への就職や転職等で会計知識を提示するために簿記2級の合格を目指す人も多くいらっしゃることでしょう。
さて、この簿記2級の試験とは、1ヶ月の勉強時間で合格が可能な試験なのでしょうか?今回は簿記2級の難易度や勉強法、参考書の選び方について解説していきます。

簿記2級の合格率

簿記2級の難易度を解説するにあたり、難易度を表す数値として最も分かりやすいのが合格率です。
簿記2級の合格率は、主催をする商工会議所により公表をされていて、近年の試験では下記のような合格率となっていて、年々増加傾向にあるものの、30%未満の合格率の試験です。

・第154回試験(2020年2月23日実施)
受験者数63,981人/実受験者数46,939人/合格者数13,409人/合格率28.6%
・第153回試験(2019年11月17日実施)
受験者数62,206人/実受験者数48,744人/合格者数13,195人/合格率27.1%
・第152回試験(2019年6月9日実施)
受験者数55,702人/実受験者数41,995人/合格者数10,666人/合格率25.4%
・第151回試験(2019年2月24日実施)
受験者数66,729人/実受験者数49,776人/合格者数6,297人/合格率12.7%
・第150回試験(2018年11月18日実施)
受験者数64,838人/実受験者数49,516人/合格者数7,276人/合格率14.7%
・第149回試験(2018年6月10日実施)
受験者数52,694人/実受験者数38,352人/合格者数5,964人/合格率15.6%

簿記2級の試験日

簿記2級の試験日は、年に3回あり、例年2月、6月、11月に実施されます。比較的受験できる機会が多い資格試験のため、合格基準に達する知識が無い人でも、気軽に受験をする傾向にあります。上記のような傾向があるため、しっかりと準備を重ねた受験者のみの数で合格率を計算すると、合格率は飛躍的に上がると考えられます。

簿記2級の勉強時間

簿記2級の受験対策として、様々な資格専門学校が講座を開いています。その一例として、大手の資格専門学校の通学講座では、簿記3級合格者向けの2級試験対策講座が、7~8カ月で知識を習得できるように学習計画がなされています。
講座の授業時間に加えて勘定科目の暗記や問題演習が必要なため、一般的な簿記3級合格者が簿記2級に合格するための勉強時間は、独学の場合は250〜350時間通学や通信講座の場合は150〜250時間といわれています。

簿記2級は1ヶ月で合格することが出来る?

簿記3級合格者が簿記2級に合格をするために必要な勉強時間は、一番時間のかかる独学の場合で350時間といわれています。極端な例にはなりますが、これを1日あたり12時間勉強すると仮定すると約30日、つまり約1ヶ月の勉強時間で簿記2級の知識を習得することが可能であるともいえます。
このことから、1ヶ月の勉強時間で合格することは不可能ではありません。時間に余裕をもって簿記2級の試験に臨む人よりも、かなり厳しいスケジュール調整や集中力が必要となりますが、ポイントを押さえた学習をすることさえ出来れば1ヶ月の勉強時間でも合格は可能といえます。

簿記2級は1ヶ月で合格することが出来る?

簿記2級を1ヶ月で合格するためのポイント

簿記2級の試験を受けるつもりで受験申し込みをしたものの、思うように勉強時間がとれないまま気付けば試験日まで残り1ヶ月程度しか無い、という状況はよくあることだと思います。
この場合、残り1ヶ月程度の時点で、大手の資格専門学校の通学講座では既に直前対策講座等の期間に入っているため、通学講座への合流は難しいといえるでしょう。よって独学で知識を習得することになります。

1ヶ月という短期間で独学で合格するためのポイントは、教材の選び方と勉強の進め方にあります。
教材は、資格専門学校の通学講座では、その資格専門学校が監修した参考書や問題集が与えられます。しかし、独学では参考書や問題集の選定から自身で行う必要があります。

参考書には様々なものがありますが、カラーや表でわかりやすく解説されている参考書が覚えやすい、漫画のようなデザインや挿絵が入ったものが好きである、持ち歩き用に軽量なものが良い、全ての情報が一冊で網羅出来るような情報量の多いものが良いなど、自身のこれまでの学習方法や性格を振り返り、合ったものを購入するようにしましょう。

問題集も同様に、見直しがしやすいようにチェックを付す欄があるものにしたり、理解して覚えるための解説が豊富なもの等、自分の学習方法や性格に合ったものが良いでしょう。
勉強の進め方についても、隙間時間を利用して毎日欠かさずコツコツとやることで習熟度が上がる人、毎日勉強をするのではなく短期で一気に集中して勉強したい人、とこちらも様々であり、自分に合った勉強法で行うと良いでしょう。

このように、参考書や問題集、勉強の方法に自身に合ったものはこういう方法である、と分かっている人については、自身が思う方法を実践するのが一番効果的です。
自身に合ったものが分からない人は、参考書であれば本の厚みが薄いもの、問題集は出題頻度が高いものを優先的に学習できるもの、勉強方法はとにかく問題集をこなすことを意識することがおすすめです。
理由としては、簿記2級試験は算数的な要素が強いため、出題内容に関する理解が乏しくとも、問題と問題に対する回答方法のパターンさえ掴めれば、合格できる可能性があるからです。

まとめ

簿記2級に1ヶ月の勉強時間で試験に臨むということは、受験生の中では非常に短い勉強期間となるため、相応の努力が必要となります。しかし、1ヶ月で合格することは決して不可能な話ではありません。是非ご参考にしてみてくださいね。
 

カテゴリ:資格試験

この記事を書いたライター

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