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【経理職】職務経歴書の書き方とテンプレートをご紹介!

HUPRO 編集部
経理経験者が転職する際の職務経歴書の書き方

経理経験者が転職を考えた際、まず悩むのが職務経歴書の書き方ではないでしょうか。業務内容はどう書いたら良いか、採用担当者の目に留まりやすい経歴書はどのようなものなのか、イメージがつかめない方が多いかと思います。
本記事では、経理の経験者から経理補助・アシスタント、未経験から経理を目指す方までの職務経歴書を書く際のポイント、書き方の例、を解説していきます。

経理の職務経歴書の書き方のポイント

経理経験者が職務経歴書を書く際に意識するべきポイントをご紹介します。ご自身の経歴書を書く前の準備段階で意識しておきましょう。

業務内容と経験年数を詳細に記載する

業務内容に関しては、できるだけ詳細に記載するよう心がけましょう。
理由として、会社ごとに経理1名が担当する業務範囲が違うことが起こり得るからです。

中小企業では人員が少ないため、経理1名が担当する業務は多岐に渡り、逆に大企業であればあるほど細かく担当わけされている傾向があります。そのため、経験した業務や得たスキルはできるだけ詳しく書くようにしてください。その際に専門用語を多用しすぎないように注意しましょう。

また、業務をどのくらいの期間行った経験があるのかも重要になります。経験した業務を書くだけでは、業務レベルが伝わりにくいです。それぞれの業務の経験年数を書いておくことで、習熟度をアピールできます。

自己PR欄に業務改善などの実績を書く

経理業務はいわゆる「ルーティンワーク」が多い職種です。そのため、日々のルーティンワークに加え自分が主体的に取り組んだこと、業務改善を行った実績などを自己PR欄に記載しましょう。実績といえない小さなことでも構いません。記載されていることで、他の応募者と差別化を図ることができ、採用担当者の目に留まりやすくなります。
またマネージャーなどのポジションにいた場合は何人の組織をまとめていたのかなども記載するようにしましょう。

資格・語学力・PCスキルは必ず記載する

経理業務は専門的な知識が必要になるため、日商簿記やIFRS検定など資格を保有している方は忘れずに記載してください

また、近年は英語力を重視する経理求人が増加しています。理由として、上場企業を中心に国際会計基準(IFRS)の適用が始まっており、英語力に長けた人材を育成・採用したい流れが強まっているためです。業務で英語を使用したことがある、またはTOEICの点数などもアピールポイントとなります。
PCスキルに関しては、使用経験のある会計ソフトやExcelスキルなどを漏れなく記載するようにしましょう。

経理未経験の職務経歴書のポイント

経理として働いた経験がない場合には、数字に対する意識やコミュニケーション能力をアピールしましょう。経理で必須の資格である簿記を取得しておくといった、積極的な姿勢を見せることも重要です。

前職での経験が経理で活かせることを示すことで、採用される可能性が高くなります。

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経理補助・アシスタントの職務経歴書のポイント

経理補助・アシスタントの場合は、担当する業務が限られている場合が多いです。職務経歴に、行っていた業務内容を具体的に書くようにしましょう。直接指示されていない業務を自主的に行っていたエピソードなどを実績や自己PRに書くことで、自主性や積極性をアピールすることができ、他の応募者との差別化が図れます。

経理の職務経歴書テンプレート

職務経歴書

                             20○○年○月○日現在
                                氏名 ○○○○

■職務要約

自動車部品メーカーに入社後経理部門に所属し、主に伝票管理や仕訳入力、小口現金管理、売掛金管理業務を担当しておりました。入社○年目からは主任として部下の作業のチェックや月次決算・年次決算の取りまとめなどを幅広く経験しております。

■職務経歴
○○○○株式会社 (20○○年○月~現在)
事業内容:自動車部品の製造・販売
資本金:○○万円
従業員数:○○○人

20○○年○月~20○○年○月
<本社 経理部所属(○名体制)>
・伝票管理
・会計ソフトへ仕訳の入力(1日約○件を対応)
・標準原価計算(標準原価設定、差異分析等)
・給与計算業務
・売掛金管理
・電話対応
・備品発注

20○○年○月~現在
<本社 経理部所属(○名体制)>
主任として主に下記業務を担当
・月次試算表作成及び決算時に貸借対照表・損益計算書・付属明細書の作成
・予算編成業務・予算管理主担当として関連部署との折衝
・部下2名の指導

■実績
・Excelマクロを使った集計ツールを作成
業務効率化を目的とし、Excelマクロを使用した原価計算ツールを作成し、上司に提案を行いました。その結果採用となり、月次実績データ作成までの期間を約○日短縮することができました。

・教育担当として部下2名の指導を実施
経理アシスタント業務に就く部下に対して、業務説明や作業のダブルチェック、スキルアップ指導などを担当しました。その際独自に教育スケジュールを作成し部下と共有し、定期的にスキルの進捗を見直すことで、モチベーションアップに繋げることができました。

■資格・免許
・日商簿記検定2級 / 20○○年○月合格
・TOEIC 730点 / 20○○年○月取得
・FASS検定 / 20○○年○月合格
・普通自動車第一種免許 / 20○○年○月取得

■PCスキル
・Excel(vlookup、ピボットテーブル、マクロ)
・Word(提案書、見積書などの文書作成)
・PowerPoint(プレゼン資料作成)
・SAP S/4HANA Finance(運用可能)

■自己PR
入社以来一貫して経理を担当し、伝票管理や仕訳入力などの補助業務から、予算編成業務・予算管理主担当として関連部署との折衝まで幅広く行って参りました。また、経営層だけでなく財務部や総務部、営業など他部署とのコミュニケーションを心がけており、日常の資金管理から全社的な資金のフローを理解しております。また、最近ではIFRS導入に対応するために、TOEICを取得したり、米国公認会計士の勉強を開始したりと、キャリアアップするための自己啓発に励んでおります。

職務経歴書はあなたの第一印象になる

応募書類は面接官にとってあなたの第一印象になります。書類選考を通過できないと、当然のことながら面接に進むことができません。
また、経理は事務作業や細かい確認が必要な業務が多いため、誤字脱字や記載ミスがあると採用担当者に「仕事も適当なのではないか」という印象を与えかねません。しっかりと作り込み、確認を怠らないことをおすすめします。

まとめ

経理経験者の職務経歴書を書く際には、業務の詳細まで網羅した棚卸しが最重要です。詳細に書くことによって、応募企業の採用枠にマッチしているかどうか採用担当者が判断しやすくなり、書類通過率が格段に上がります。誰が見ても業務がイメージできるような書き方を意識しましょう

下記の記事は経理の面接や志望動機について詳しく解説した記事になります。是非あわせてご一読ください。
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この記事を書いたライター

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