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気を付けよう!オンラインでWEB面接を受ける時の注意点

HUPRO 編集部
気を付けよう!オンラインでWEB面接を受ける時の注意点

就職・転職活動において、オンラインでWEB面接を行うことが当たり前になってきました。自宅やネットカフェなどで受けることが多いWEB面接。オンラインといっても、「従来通り対面で面接を受ける時にはどうする?」を前提に考えると、気をつけるべき点は自ずと見えてきます。今回はオンライン面接の注意点についてまとめました。

事前準備の注意点

まず、事前準備の注意点についてです。
環境設定については、別記事にまとめてありますので、ご覧ください。
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(1)メール・会議ツールのアカウント名とプロフィール画像

電子メールはいまや就職活動に欠かせないツール。近年それに新たに加わったのが、WEB環境でのオンライン面接です。企業のオンライン会議や、大学などでオンライン講座をおこなうところも増えています。

ここで気をつけたいのが、日常的に用いるメールのアドレスと、プロフィール画像です。
例えば「歌の歌詞」や「かっこいいと思っている外国語」「あだ名」だったりする文言をメールや会議システムのアカウント名として、そのまま企業とのやりとりに使っていないでしょうか?就職・転職のメールについては、本名をメールアドレスやアカウントにするようにしてください。例えば山田太郎さんなら「yamada_taro@gmail….」といった具合にです。

それと同時に、日常的に会議システムを使う方の場合、ペットなどの動物やキャラクター、アイドルやタレントなどの写真を、プロフィール画像に用いている方もいるのではないでしょうか?企業が面接に指定したツールについては、その時だけでもデフォルト設定にするか、自分の顔写真に変えておきましょう。これから臨むのは面接だということを忘れないでおいてください。

(2)PCのお知らせ音、スマホはオフに

WEB面接では、そのカメラマイクの性能にもよりますが、思っている以上に周囲の雑音を拾ってしまいます。PCやスマホでメッセージが届いたり、お知らせがあるたびに音が鳴るようにしている方は、事前にサウンドをオフに。スマホの場合はバイブも切っておきましょう。

(3)動画サイトや他の会議システムはオフにしておく

YouTubeをはじめとした動画サイトや、他の会議システムなどが同時に立ち上がっていると、音声がハウリングを起こす恐れがあります。オンライン面接の時に立ち上げておくのは、指定の会議システムだけにしておきましょう。

見られている!服装と挙動

見られている!服装と挙動

面接に臨む場合、身なりを整えるのはもちろん、緊張のあまり早口になったり手を動かさないようにしましょう。落ち着いた雰囲気の演出が大事です。オンライン面接では、画面に映った自分がすべてなので、できる限り見映えを良くする工夫を心がけてください。

(1)服装はスーツが無難

オンラインだからといって面接の服装は手抜きではいけません。オンライン会議で上半身スーツ、下半身スウェットでいたというのが判明している動画を見たことがありますが、うっかり見えてしまっても良いように、自宅であっても、実際の面接に臨むような服装にしましょう。もし面接にスーツでいくような企業であれば、自宅のオンライン面接であってもスーツを着るのが無難です。

(2)髪型やメイクはどうする?

髪型については、男性女性ともに、いつも以上にしっかりと整えましょう。ちょっとほつれていると乱れているように見えてしまいます。
また、女性はメイクを少しはっきり目にした方が、画像できれいに映る傾向がありますので、アイラインやマスカラなどもそうですが、顔色をよく見せるためにチークや口紅の色など、あまりナチュラルすぎないようにするのがおすすめです。

(3)照明もうまく活用して!

顔に当たる光加減で、ビデオに映る印象を明るくすることが可能です。昼間の面接であれば、窓に向かって座ることで、ハイライト効果があります。自宅でビデオ面接をおこなう場合は、PCをあちこち移動して顔写りが良い場所を探しましょう。
光の向きによっては窓際でも逆光となり、顔が暗く写ってしまいますので、事前にしっかり確認してください。

PCを動かせない場合は、顔にライトを当てる、いわゆる「女優ライト」を用意すると肌がきれいに見えるので、スマホのライトなどでも試してみてください。

(4)背景にも気をつけて!

会議用の背景をいろいろなサイトで配布するほど、自宅の風景の映り込みは深刻な問題です。ちょうど後ろに壁があれば良いのですが、自宅の間取り上難しい場合もあります。意外にWEBカメラが広範囲で画像を捉えてしまうので、映したく物を隠せない場合もありますよね。背景をうまく設定できそうにない場合は、いっそレンタルスペースやコワーキングスペースに行くのも手です。

(5)面接で椅子に座っているつもりで受け答えしよう

オンラインで面接していると、緊張のあまり、体や手を気ぜわしく動かしてしまうか違います。オンラインと言っても、実際の面接と同じです。手は膝の上、目線はまっすぐにカメラレンズを見て(カメラと目線が合うように調整しましょう)、体を揺らさないようにしてください。

また、緊張して早口になる方がとても多いです。受け答えは、いつもよりゆっくり、はっきりを心がけてください。半分くらいの早さで話すくらいでちょうど良いです。ぜひ、画面映りや話し方、音の聞こえ方などを練習しておきましょう。
場数を踏むことで、WEB面接にもなれてきますので、スムーズに受け答えできるようになります!

この記事を書いたライター

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