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未経験でも簿記2級があれば経理の転職に有利?転職事情をご紹介!

HUPRO 編集部
簿記2級があれば未経験でも経理に転職できる?転職事情をご紹介!

簿記2級の資格は持っているけれど未経験で経理に転職は可能なのか、または経理へ転職するために簿記2級を取得した方がいいのかという疑問を持っている方は多くいらっしゃるかと思います。今回は、未経験でも簿記2級が経理の転職に役立つのか、また未経験で転職する際に気をつけるべきポイントについて解説していきます。

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簿記2級は経理の転職で役立つ

経理職は、求人数から見ると一般事務職や営業職に比べあまり多いとは言えません。一方で、企業としては経理経験者を採用したいと考えるのですが、転職市場に経理経験者は少ないというのも実情です。

そこで、次に出す条件が「未経験でも簿記の資格を持っている人材」となるのです。特に簿記2級以上は転職活動において確実に有利になります。
20代であれば未経験で無資格の場合でも採用対象になる可能性がありますが、30代になり経験も資格も無いとなると選考対象となるのはなかなか難しいでしょう。

また、簿記2級は一般に合格率が30%前後で、簡単とは言えませんが極端に難しい試験ではないです。30代に入り未経験で経理職に転職をする場合は、ある程度本気の姿勢というのが求められ、そんなときに経理の仕事に役立つ簿記2級を新たに取得した旨を伝えることができると、選考においてプラスに働くでしょう。

実際の経理求人は「簿記2級保有者歓迎」が多い

では、実際の経理の中途採用における求人を見てみましょう。

業種:製造業(中小企業)
業務内容:月次決算、年次決算の補助業務
月給:20万~35万
求める人材:経理経験者または日商簿記2級以上を保有

業種:インターネット広告関連(ベンチャー企業)
業務内容:会計ソフトを使用した仕分け補助業務
月給:18万円~
求める人材:高卒以上、経理に関する経験をお持ちの方優遇!
      または簿記2級以上保有している意欲のある方でも可

上記のように、「経験者または簿記2級以上保有している人材を優遇する」という企業が多く見られます。実際の応募要件からも、簿記2級が転職に有利であることがお分かり頂けるかと思います。

また、簿記3級まで取得していれば応募できる求人もありますが、簿記2級が要件に入っている求人に比べると圧倒的に数が少なくなります。そのため、簿記2級まで取得できると、経理として転職先の選択肢が一気に増えるでしょう。

そもそも経理の仕事内容はどのようなものか

簿記2級の資格が経理に役立つ事がわかったところで、経理の仕事内容をもう一度確認しましょう。

具体的な仕事内容は以下の通りです。
・仕入れに関するお金の管理(仕入管理、売掛金管理)
・売り上げに関するお金の管理(売上管理、請求書・領収書発行)
・現金や預金の管理(現金・預金・小切手・手形の管理)
・会社の財務状況をまとめる(月次決算、年次決算)
・会社の資産をお金に換算(原価償却)
・給与や社会保険料の計算(給与計算、年末調整、社会保険料計算)
・税金の計算(法人税・源泉所得税の計算)

大まかに言うと、経理の仕事は「会社におけるお金の流れを数値化して管理する」ことです。ひとつひとつの業務内容は地味な印象を持たれやすいですが、実際には会社全体の経営を判断する大切な役割を担っていると言えます。

日次業務、月次業務、年次業務と呼ばれる各サイクルに応じた仕事内容になっていて、その中で正確に数字を管理していく必要があります。経理業務を初めて行うという人は、小口現金管理や経費精算、請求書発行などの日次業務から始めていき、経験を積むに連れて、月次業務や年次業務など徐々に高度な仕事を任されるようになります。

計画を立ててその通りに実行していくというルーティンワークが好きな方にはより適性があるのが経理業務と言えるでしょう。

そもそも経理の仕事内容はどのようなものか

簿記2級を持っているとできること

それでは経理の業務内容に、なぜ簿記2級が役立つのでしょうか。
商工会議所の検定試験のホームページ上には、簿記について以下のように記載されています。

簿記とは、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。 簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。

出典:簿記とは|商工会議所の検定試験

上記のように、簿記を持っているということは、経理事務に直結する会計知識や数字を読み解く力があると判断されます。

簿記は初級、3級、2級、1級とレベル分けされていますが、中途採用で有利になるのは「企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベルに達している」と判断される簿記2級からとされています。そのため、企業側も「簿記2級以上の資格を保有している方歓迎」という条件を出しているのです。

簿記2級を保有していることで、先ほど上述した経理の具体的な仕事内容における基礎知識は持っていることになりますので、たとえ未経験であっても、知識がない人に比べ実務経験を積むことでスピードを持ってスキルアップしていくことができます。

経理未経験の場合の年収はどのぐらい?

簿記2級保有者で、経理として未経験で転職をした場合、よほどそのほかのスキルが特別に評価されない場合、年収の目安はおおよそ300万円スタートと考えてよいでしょう。2~3年ほどの実務経験を積むと、一般的には300~400万円ほどに年収が上がり、その先は、経理として月次決算や年次決算を1人で締められたり、上場企業の場合は開示業務ができるなど、スキルや経験に応じて年収が上がっていきます。

経理は一般的な事務職よりも専門性が高い業務のため、その専門性を磨いていくことで、年収アップが図りやすい職種と言えるでしょう。

30代・40代で未経験でも簿記2級を持っていれば転職できる?

30代以降で実務未経験の場合、資格取得は必須と言えるでしょう。できれば、経理経験は無くても金融出身で会計に関する知識を身につけていたり、営業経験豊富でコミュニケーション能力に長けているなど、何かしらの強みが欲しいところです。

また、30代以降で特に35歳を超えて未経験で転職を考える場合、どうしても経理の仕事にこだわるのであれば、正社員ではなく契約社員や派遣社員を検討することも必要でしょう。契約社員や派遣社員は正社員に比べて採用のハードルが下がりますので、たとえ未経験であっても、何かしらのポテンシャルや経験で評価され、採用となるケースは多々あります。そこで一度経理としての経験を積んでから、正社員を目指すというのも一つの有効な手段となります。

未経験で経理に応募する際気をつけるべきこと

それでは、実際に未経験で経理に転職する際に気を付けるポイントをご説明します。

志望動機は経理職に就きたい理由まで言及

志望動機を書く際、一般的には応募企業を魅力的に感じた理由や、入社後ご自身がどう活躍していけるかを記入することが多いかと思います。
その点、経理職未経験から応募する場合は、必ず「なぜ経理職を志望したいと思ったのか」まで言及して下さい。
またその際に、決してネガティブな動機にならないようにしてください。例えば、「営業職で上手く結果を残せず」や「今の仕事は残業が多いから経理職にキャリアチェンジを果たしたい」などの理由では、大きく評価を落とすことになるでしょう。

自己PRはポテンシャルを感じさせるように

自己PRを書く上で一番大事なことは、採用担当者に「この人なら将来経理として活躍してくれるポテンシャルがある」と思わせることです。

そのために、簿記2級の資格があることや、経理業務を遂行する上で必要な「数字を読み解く力」「他部署とのコミュニケーション能力」「スケジュール管理能力」がわかるようなエピソードを添え、「この経験から、経理としても御社に貢献できると考えます。」とアピールをしましょう。

経理未経験でも、例えば営業としての実績などで、コミュニケーション能力や課題解決能力が評価されることも十分あります。過去の業務でアピールに繋がる点は積極的に伝えていきましょう。

また、未経験の場合はやる気と熱意も当然重要です。応募書類の作り込みだけでなく、面接対策もしっかりと行い、簿記2級取得者はその点でも

転職エージェントの利用がおすすめ

未経験での転職の場合、志望動機の作成や自己PRでどのようにアピールするべきか実務経験が浅い分、なかなか苦労する点も多いと思います。
そのような場合、応募書類の書き方や面接の質疑応答に自信が無い方は、ぜひ転職エージェントの利用をおすすめします。
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まとめ

経理は一見単純作業が多い仕事に見られがちですが、会社の経営を左右する重要な仕事です。求人数自体が比較的少なく狭き門でありますが、未経験でも簿記2級の資格と熱意があれば内定を勝ち取る事ができます。転職エージェント等を活用しながら、効果的な転職活動対策を行いましょう。

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カテゴリ:転職・業界動向

この記事を書いたライター

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