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経理の転職理由はどういったものがベスト?具体例をご紹介

HUPRO 編集部2020.03.31
経理の転職理由は、どういったものがベスト?

これまで経理として働いてきた人が、さまざまな理由により「転職したい」と感じることは自然なことです。ですが、面接で本音をそのまま伝えることが良い場合もあれば、良くない場合もあります。では、どのような転職理由がベストだといえるのでしょうか。今回は、経理の人が転職する際のベストな転職理由について解説していきます。
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面接で使いたいベストな転職理由とは?

ある調査によると、会社の退職を決意した全体のうち、40%ほどは人間関係に不満があるといった本音を抱えています。経理という職業は、他部署との関わりも多く、自分の部署の人間関係だけでは済まない部分が多いのです。そのぶん、人間関係の悩みも多くなりやすいのでしょう。また、作業がルーティーンになりがちで、このままでいいのだろうかと考える人も少なくありません。けれど、このようなことが原因で転職をしたいと面接で言うことはできません。では、経理のベストな転職理由とは、どのようなものなのでしょうか。以下に2つご紹介します。

スキルアップをしたいから

冒頭に書いたようなルーティンワークになっていて将来が不安に感じる人、今の業務内容に満足ができていない人などには、スキルアップをしたいという転職理由がおすすめです。正直に「同じような仕事内容ばかりで、今後のキャリアが不安なんです」や「今の仕事内容が物足りないんです」というと、ネガティブな転職理由になってしまいます。そこで、これらの理由をポジティブに「スキルアップをしたいから」と言い換えるのです。

例えば「現在は、中小企業の個別決算業務に携わっております。けれど、今度は組織全体というものを見渡したうえで経理の仕事を理解していきたいと思うようになり、連結決算についても携わっていきたいという希望が強くなりました。御社では、連結スタッフを募集されているとのことで、応募させていただきました」などの転職理由ができあがるでしょう。

ただし、この転職理由にもあるように転職理由をエントリーシートや面接で伝える際には、その企業がどのポジションの人材を求めているのかを確認しておくようにしましょう。もしもこれを怠ってしまうと「入社してからこのようなことに携わりたいです」と伝えても、応募会社には「そういうポジションの人材を求めているなんて書いてないけど、しっかり我が社の応募内容を把握できてないのかな」とマイナスイメージを与えかねませんので、注意しましょう。

英語力を活かしたいから

経理の中でも、商社で働く経理の人は英語を使う機会が多いです。このような場合、もともと得意としている英語力を活かしたいという動機も、立派な転職理由になります。ただし、「英語力を活かしたい」だけでは、「他の職業でも英語は活かせるのに、なぜうちの会社応募にしたの?」と思われ、これもマイナスポイントと評価されかねません。しっかりと、応募企業だからこそ英語を活かし、経理のスキルアップに活かしたいと言える理由が必要になるでしょう。ちなみに英語力を活かしたいと言えるためには、TOEICで言えば最低でも700点は必要です。
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面接で使いたいベストな転職理由とは?

転職理由を考える際に注意したいポイントとは?

これまでにも解説してきたように、本音のネガティブでマイナスな転職理由をそのまま伝えてしまうのは良くありません。必ず、向上心が伝わるようなポジティブでプラスの転職理由を伝えるようにしましょう。

また、転職理由は1つだけではなく、いくつか用意しておくことをおすすめします。1つだけの場合、経理として働き続けたいという意志は伝わっても「応募企業だからこそ」という部分が伝わりづらいのです。先程の英語力を活かしたいという転職理由も同じです。どうしてその応募企業でないといけないのか、やりがいを感じられないと思うのか、という部分を自分の中で掘り下げていくようにしましょう。

そして、その応募企業ではどのような経理の仕事ができ、求められているスキルはどの程度のものなのかということは、しっかりと把握することが重要です。このようなことを曖昧にしておくと、的の外れた転職理由になってしまうことが多い傾向があります。また何より、転職がうまくいったとしても、自分自身が「思っていたような職場じゃなかった」と転職を後悔してしまうことにもなるのです。

実際の面接

最後に、実際に面接で聞かれる志望動機を例に「答えるべきポイント」を抑えながら紹介していきます。ここで大切にしたいポイントは、私を採用することで企業にどんなメリットがあるか=便益を伝えることです。

志望動機

「私は働きながら税理士試験に挑戦し、簿記論と財務諸表論の2科目に合格しました。以前は、経理担当として黙々と1人で作業することを求められましたが、日々の業務と学習のおかげで経理の知見を磨くことができ、より上のポジションでさらに財務の立場からも他の部署にアドバイスできるようになりました。結果、企業全体の5%のコスト減に貢献できました。部署交流が盛んな御社だからこそ、私の幅広いスキルと経験をより活かせると思い応募しました。」

上記の志望動機では、
・自ら学び、他に影響を与えることで全体のコストを削減できた点
・交流がないという「人間関係」や「職場」の問題を「黙々と1人で作業して貢献した」という別の視点で捉えた点
・応募企業を事前に分析し、企業の特徴を志望動機に盛り込んだ点
が良い印象を与えるきっかけになります。

企業は利益を上げ成長することが目的です。利益とは
利益=売上―コスト
で計算されるため、企業の視点から見たときに、「売上に貢献できる人材」または「コストを削減できる人材」が経営上評価されます。自らの経験やスキルがいずれかに該当していると伝えることができれば、面接官から良い評価をもらえるはずです。

このように自分が持つ強みを上手く面接官に伝え、採用される確固たる理由を作ることができれば、面接で合格することができます。

まとめ

これは経理に限ったことではありませんが、その企業だからこそ働きたい理由をエントリーシートや面接で伝えることは非常に重要です。また、現在の職場の不満を伝えるのではなく、これから先、転職先でどういったことをしたいのかということを伝えるようにしましょう。今の不満にばかり目をむけ向き合っていくと、自分にとって重要としていること何なのか、何を満たしたくて転職したいのかが見えてきます。それをポジティブに考え直してみることで、あなたらしい転職理由が見つかるはずです。これまでの経理のスキルを活かすために転職して良かったと思えるよう、しっかりと自分の考えに寄り添いながら、答えをみつけていきましょう。
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カテゴリ:転職・業界動向

この記事を書いたライター

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