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公認会計士試験の日程と出願受付期間、申し込みの流れを確認しよう

HUPRO 編集部
公認会計士試験の日程と出願受付期間、申し込みの流れを確認しよう

年に2度の短答式試験と、年に1度の論文式試験が行われる公認会計士試験。本記事では公認会計士試験の日程と出願受付期間、具体的な申し込みの流れなどについてまとめました。

公認会計士試験の実施スケジュール

公認会計士試験の短答式・論文式試験の日程とそれぞれの合格発表日は、例年以下の通りの日程で行われます。

公認会計士試験の実施スケジュール

短答式試験は毎年12月・5月の年2回実施され、試験日の約3ヶ月半前から受験願書を受付するスケジュールです。

願書の受付方法は、インターネット出願と、書面による出願の2つの方式があり、インターネットの方が締切が1週間ほど長くとられています
受験票に関しては第Ⅰ回短答式試験は11月上旬頃、第Ⅱ回短答式試験は4月下旬頃に、試験地を管轄する財務局等もしくは審査会から発送。インターネットからの出願した人は、写真票をダウンロードして自分で写真を貼りつける必要があります。

短答式試験の合格発表は試験の約1ヶ月半後、第Ⅱ回短答式試験の約3ヶ月後に論文式試験が実施という流れです。
論文式試験は、3日間に渡って連続で行われ、約3ヶ月後に合格発表があります。

なお、令和2年の試験については、この記事がアップされる前後に第Ⅱ回の短答式試験の願書締切です。短答式は年に2回の試験のため、申し込みのタイミングを間違わないようにしましょう。

翌年の令和3年(2021年)の公認会計士試験の実施スケジュール予定は以下の通りです。

出典:公認会計士・監査審査会WEBサイト

重要なのが、その年の短答式免除の人も、第Ⅱ回の短答式試験に出願し、「短答式試験全科目免除」欄において、短答式試験の合格年と合格通知書番号を入力する必要があるということです。
論文式試験には、願書受付がありません。短答式試験の合格者もしくは免除者に受験票を送付するのですが、前年の合格者が必ずしも受験するとは限らないため、便宜的に出願という手順を踏む必要があります。

試験日の科目別時間割

次に、試験当日の日程と時間割です。こちらは、令和3年の予定はまだ出ていませんので、令和2年の時間割を参考にしています。

試験室への入室は、試験開始の1時間前(短答式試験:8:30、論文式試験:9:30)からになります。

試験日の科目別時間割

短答式は1日に4科目、論文式は3日連続で、それぞれ午前と午後に1科目ずつ。時間割を見ただけでもかなりハードな試験だとわかります。

公認会計士試験の実施場所

公認会計士試験は全国で行われるわけではなく試験地が限られています。
都道府県でいうと、東京都、大阪府、北海道、宮城県、愛知県、石川県、広島県、香川県、熊本県、福岡県、沖縄県、その他公認会計士・監査審査会の指定する場所です。

試験場は、試験実施日の約1か月前に官報公告するとともに審査会WEBサイトで公表します。なお、出願時に試験地を選択することはできますが、試験場を選択することはできません。

試験場には、沖縄県を除き、受験者のための駐車場や駐輪場はありませんので、公共交通機関を利用します。詳細については、試験実施の約1か月前に審査会WEBサイトで公表する各試験場の案内を確認してください。

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