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監査法人の採用状況と採用までの流れとは?解説します!

HUPRO 編集部
監査法人の採用状況と採用までの流れは

公認会計士の資格を取って、監査法人への採用を目指している人も多いでしょう。採用状況や、実際に採用されるにはどうしたらいいのかを知ってみませんか。

公認会計士試験合格後にやることですが、事前の取り組みも大切です。今回は、監査法人の気になる最新の採用状況や採用までの流れについて、詳しく解説していきます。

監査法人の採用はどんな所が多いのか

監査法人の採用についてですが、日本の「Big4」と呼ばれる監査法人へ就職する人が多くいます。有限責任あずさ監査法人、新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、PwCあらた有限責任監査法人で、多くの採用が行われますので、それを目指す人がたくさんです。

具体的には、2018年、2019年と毎年「Big4」で合計1,000名ほどの採用が行われています。

・有限責任あずさ監査法人   300人ほど
・新日本有限責任監査法人   300人ほど
・有限責任監査法人トーマツ  300人ほど
・PwCあらた有限責任監査法人 100人ほど

「Big4」に就職するにはどうしたらいいのか

「Big4」に就職する方法ですが、採用人数は多い傾向ですので、今の所売り手市場です。

公認会計士試験の最終合格者は2018年と2019年で各1,300名ほどおり、1,000名の採用がありますので、割と採用されやすいでしょう。

しっかり採用に関する情報を知った上で、希望の監査法人を見つけて、採用を目指すのがおすすめです。採用に関する情報を得る方法から、まず案内していきます。

採用定期サイトに4月にマイページ登録を

まず、情報を得るには、各監査法人には、採用のための定期採用サイトが4月から常設されますので、必ずそこをチェックします。定期採用情報が公表され、最新情報の更新やリクルートブログなどもあり、詳しい実情が参考になります。

また、それぞれのサイトで、マイページ登録ができますので、登録しておくことで、最新情報をメールで受け取れます。気になる監査法人を早めに登録してみるのがおすすめです。登録して、採用に関するお知らせや説明会を見逃さないようにします。

実際に採用の面接を受けなくても登録だけは早めにして、積極的に情報収集をしておくのがいい方法です。「Big4」のそれぞれの定期採用サイトでしっかり比較研究して、どこを受けるのか考えておきます。

採用定期サイトに4月にマイページ登録を

監査法人の採用までの流れについて

それぞれの監査法人の採用までの一連の流れについても一般的なものを紹介します。

公認会計士試験に合格したら、すぐ監査法人に就職したいため、試験合格を目指しながら、採用試験にも向けた準備をするのがおすすめです。スケジュール的には大変ですが、計画をしながら取り組んでいくといいでしょう。

公認会計士試験の日程と採用までのスケジュールを見ていきます。

まず、公認会計士の試験は、第1回が12月上旬、第2回が5月下旬に短答式試験が行われ、8月下旬に論文式試験が実施されます。そして、11月中旬に合格発表が行われます。

監査法人の定期採用の流れについても紹介します。

監査法人の定期採用の流れ

4月~ 毎年定期採用サイトがオープン。この時期からマイページ登録をしておくとイベントのチェックなどが行えます。
6月~ 業界説明会やオフィスツアーなどのイベントが、各監査法人で半日程度の日程で行われます。5月下旬に短答式試験を終えた人や12月上旬の試験を受ける人には参加しやすい時期です。
9月~ 夏のイベントとして、各監査法人で法人説明会などの大規模なイベントが実施されます。8月下旬の公認会計士の論文式試験が終わったあとになりますので、具体的な説明や働いている人の意見が聞けて貴重です。
11月 定期採用の本エントリー開始で面接が予約でき、秋の説明会イベントも実施されます。

9月からの夏イベントで、受験したい所を決めておいて、11月中旬の公認会計士の合格発表が終わったらすぐ、本エントリーをするのがおすすめです。

11月中に、採用面接→内定通知となり、多くの監査法人は2月1日に入社式と忙しく進んでいきます。

11月中旬から末までが勝負!本エントリーから採用内定へ

合格発表の11月中旬から本エントリー、採用面接、採用内定と監査法人で働くには、忙しく動く必要があります。

公認会計士試験の合格を目指しながらで大変ですが、春に各監査法人の定期採用サイトへマイページ登録をし、夏の説明会イベントに参加し、そこで就職先をできるだけ決めておくことが大切です。

11月中旬の試験発表後は、できれば迷わず本エントリーができるように準備をしておくのがいい方法です。

今後の監査法人の採用状況は

今後の監査法人の採用状況についても気になりますが、「Big4」と呼ばれる監査法人は、世界四大監査法人と連携していて、今やグローバル化の時代です。

世界的な状況を踏まえて、採用状況は変わっていきます。米中の貿易摩擦、変化する中東情勢によって、どう変わるかはわかりませんので、今の売り手市場のうちに採用を決めるのもいい方法です。早めの公認会計士試験の合格を目指し、監査法人への採用を急ぐのもおすすめです。

まとめ

監査法人の採用状況と流れについて紹介しました。採用を目指すには、4月から定期採用サイトにマイページ登録することから始め、たくさんの情報収集をしましょう。試験勉強をしながら、説明会などのイベントに参加し、合格したら本エントリーとなります。忙しいスケジュールも計画性を持って行うことで、すぐの採用も目指せます。

この記事を書いたライター

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