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履歴事項全部証明書とは登記簿謄本のこと

HUPRO 編集部
履歴事項全部証明書とは登記簿謄本のこと

「登記簿謄本」を取り寄せたはずなのに「履歴事項全部証明書」を出されて釈然としなかったことはありませんか?
本記事では「登記簿謄本」が必要になった時に、法務局のサイトなどで調べても「登記事項証明書」しかない!と慌てないために、「登記簿謄本(履歴事項全部証明書)」を含む「登記事項証明書」について、詳しく解説します。

履歴事項全部証明書とは

登記簿謄本と履歴事項全部証明書はその作成方法によって呼び名が分けられていますが、登記されている事項を示すという意味では同じ効力を持っています。

かつて、まだコンピューターが存在しない頃、書類は全て手書きでした。
「登記簿謄(抄)本」はそのころの登記用紙の原本をコピーしたものを渡していたのです。

登記簿の全部をコピーして証明したものが「登記簿謄本」で、一部を複写して証明したものが「登記簿抄本」と呼ばれています。

しかし、その後コンピューターの普及に伴い、登記簿は電子化されました。現在の登記記録は磁気ディスクに登録するシステムとなっています。このコンピューターシステムを利用して登記記録に記録されている事項の全部又は一部を証明したものが「登記事項証明書」です。
登記事項証明書の中でも、「履歴事項全部証明書」は、現在の登記内容の記載事項に加えて請求日からさかのぼって3年前の日の属する年の1月1日から請求の日までの間に抹消された事項(職権による登記の更正により抹消する記号を記録された登記事項を除く)等を記載した書面に認証文を付したものです。

ただし、登記所のコンピューター化に伴って閉鎖された登記簿など、コンピュータで管理されていない登記記録については、従前と同様に「」の登記簿を使用しています。

厳密にはそれらが「登記簿謄本」・「登記簿抄本」という呼び名になるのですが、作成方法が違うだけで内容は同じなので、従来の呼び名がそのまま使われるケースも多いのです。

出典:法務局:登記事項証明書と登記簿謄抄本とは,どう違うのですか?
出典: 法務局:登記事項証明書にはどのような種類がありますか?
出典:松山地方法務局:登記簿謄本と登記事項証明書の違いは?

登記事項証明書の種類とその内容

それでは、履歴事項全部証明書を含む、登記事項証明書の種類と内容について見ていきましょう。
登記事項証明書には以下の4種類があります。

出典: 法務局:登記事項証明書にはどのような種類がありますか?

履歴事項全部証明書などの登記事項証明書の取り寄せにはオンラインが便利で安い

登記事項証明書が必要な時は、最寄りの登記所や法務局証明サービスセンターの窓口で請求するイメージがありますが、実はオンライン(登記ねっと)で取り寄せが可能です。

出典:法務局WEBサイト:オンライン申請のご案内

すぐ欲しい場合は窓口に行くことになりますが、その際も事前にオンラインで申請しておくと待ち時間が短くて済むのでおすすめです。

登記事項証明書の内容だけ確認したい場合

登記事項証明書は必要ないけれど、内容だけ確認したいという場合は、「登記情報提供サービス」(有料)も利用できます。
利用料金は1件につき334円。履歴事項全部事項証明書の閲覧ができます。
料金はクレジットカード(JCB,VISA,MASTER,NICOS,AMEX,DINERS)での支払いです。

この記事を書いたライター

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