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監査法人出身者のCFO転職について解説します

HUPRO 編集部2020.01.08
監査法人出身者のCFO転職について解説します

昨今のベンチャーブームの流れを受けて、監査法人出身者がベンチャー企業のCFOに就任するケースが増えてきています。公認会計士試験に合格し最終的にCFOを目指すためにはどのようなキャリアや経験が必要になってくるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

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ベンチャー企業のCFOに求められる能力について

ベンチャー企業のCFOは主に管理系と言われる業務の中で幅広い分野の責任者である必要があります。会計、法務、広報・IR、総務、人事、などが管理系業務の中心ですが、そのほかにもベンチャー企業であれば資金調達、資金をどのように効率的に回していくか、キャッシュマネジメント、投資事業、経営企画、事業戦略、など挙げれば切りがないくらいの仕事があります。もちろん、すべての分野にて傑出した能力を持つ必要はなく、任せられるところは任せて、全体最適になるように管理することが大切です。

監査法人出身者の強み

公認会計士試験に合格し監査法人に入所した際、数年は企業の会計監査業務を行うことが通常です。ここで監査知識のほかにも、会計知識、会社の業務内容、どのように会社が運営されているか、会社の事業戦略など、様々な複合的かつ実践的な知識と経験を有することができます。そのため、監査法人出身者は管理系業務については豊富な知識と経験を有することができ、ベンチャー企業のCFOにも向いていると言えるでしょう。一方、資金調達の経験がないことが弱みとも言え、この点は外資系投資銀行出身者と比較すると見劣りしてしまう点となります。

ベンチャー企業のCFOに転職するためのキャリアプラン

それでは最終的にCFOを目指している場合、どのようなキャリアプランを歩むのが適切か考えてみましょう。監査法人から直接CFOに転職できるケースもありますが、メガベンチャーや多額の資金調達に成功している有望スタートアップは難しいかもしれません。従業員数一桁台のシード期のスタートアップであれば、転職できるチャンスはありますが本来のCFO業務は必要ないことが多く、事業よりの能力を求められ、監査法人出身者とのスキルの間にギャップが生じてしまいます。そこで、CFOに一番の近道なのは、外資系投資銀行のIBD(投資銀行部門)に転職することです。外資系投資銀行の業務、環境は厳しいですが、死に物狂いで働き、CFOに必要な知識・経験をすべて身に着けるつもりで数年は働いてみるべきです。一流の外資系投資銀行であれば、採用は狭き門となっており、入社するだけでも拍も付きます。また、監査法人とは異なり、営業や会社の事業、市場環境などビジネスよりの経験も身に着けることができます。監査法人から投資銀行を経ることで、攻めも守りも両方いける人材となったことで、ベンチャーのCFOに転職できる可能性は高まることでしょう。

CFOに転職するべきベンチャー企業の見極め方

それではどのようなベンチャー企業に実際に転職するべきでしょうか。一般的に規模の小さいベンチャーであればあるほど、給料は少ないですがストックオプションを配られるケースが増えています。運よく上場まで成長することができれば、そのストックオプションを行使し多額の報酬を得ることも可能です。規模の大きいスタートアップに行くと、ストックオプションを付与されるケースもありますが、割合は大きくないことがおおいです。ただし、給料はその分高くなりますので、ご自身がどのようにリスクテイクしていくかによって、選ぶべきベンチャーの規模が異なります。

続いて、ベンチャーが何をしているのかについても特に重要なポイントです。まったく伸びない業界のベンチャーであれば転職するメリットはほとんどありません。ベンチャーのCFOに転職するメリットは成長企業であることが大前提です。今であればSaaS企業、AI関連企業が注目されており、今後も引き続き注目されていくだろうと予想されています。きちんと会社が伸びるかどうかを見極める必要がある点に注意してください。

最後に、創業者との相性が挙げられます。CFOは創業者社長の右腕ともなる人材ですので、一番社長と接する機会が多いことでしょう。話してみて馬が合わないようだと転職しても大きな成果を残すことが難しくなります。転職活動の際にはきちんと創業者社長と話をし、考え方の違いなどがないかきちんと確認しておきましょう。

監査法人出身者のCFOの給料水準

ベンチャーの規模によって様々ですが、2,000万円~3,000万円とも言われています。もちろんシード期であれば800万円~1,000万円+ストックオプションといった会社もあります。年収2,000万円以上のCFOを目指すためには、現職の給料アップと知識・経験獲得のためのキャリアップが欠かせません。監査法人で年収800万円から2,000万円のベンチャー企業CFOに就任するのはなかなか難しい面があるため、やはり戦略的に転職することを考えても良いでしょう。自身が何を望んでいるかをしっかりと考えたうえで、今後のキャリアプランを練ってみることをお勧めします。

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カテゴリ:転職・業界動向

この記事を書いたライター

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