士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所|HUPRO MAGAZINE
士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所

カテゴリ

監査法人への転職は未経験でも可能?転職成功例もご紹介します!

HUPRO 編集部
監査法人への転職は未経験でも可能?転職成功例もご紹介します!

公認会計士の勉強をしている人の中には、監査法人での就業を検討している方も多いでしょう。監査法人は専門性の高い監査業務をメインとして行っていますが、未経験でも転職できる可能性はあるのでしょうか?今回は実務未経験者が監査法人に転職できる可能性について、分かりやすく説明していきます。

未経験からでも監査法人に転職できる理由

未経験でも監査法人に転職できます。理由としては、現在、監査法人業界が深刻な人手不足のため、未経験者を積極的に採用しているからです。特に、監査アシスタント、監査トレーニー、事務職など、未経験者が入りやすいポジションが多数用意されています。

未経験から監査法人に転職する4つの方法

未経験から監査法人へ転職するには以下の4つの方法があります。

監査アシスタントとして入る

監査アシスタントは、公認会計士の補助を行うポジションで、最も未経験から転職しやすいポジションでしょう。

監査アシスタントの主な業務内容は、監査資料の作成補助やデータ入力、書類管理などの事務作業なので、未経験でも採用されやすくなっています。

さらに監査法人なので、給与が一般事務よりやや高めとなっています。(250~350万円程度)残業も他のポジションに比べて少ないため、働きやすく人気があります。

・採用条件
資格なしでも応募可能ですが、簿記2級程度があると特に有利になります。一般的な事務職と同様で、40代以降になると、採用されにくいです。

実は就職するほとんどの人が未経験。採用倍率も高くないことがほとんどで、多くの未経験が監査アシスタントになってからキャリアアップを目指します。

監査トレーニー制度を活用

監査トレーニーは、公認会計士を目指す受験生向けの制度です。

主な業務内容は、公認会計士補助や監査実務サポート、基礎的な監査手続き補助です。

勤務しながら公認会計士試験の対策ができることが強みです。予備校費用や受験費用を補助してもらえることもあります。年収は200〜300万円程度ですが、金銭面でのメリットは大きいです。

・採用条件
基本的には公認会計士受験生が対象です。20代がほとんどですが、30代前半で採用されるケースもあります。

↓↓もっと知りたい方はコチラ↓↓

経理・財務経験を活かす(事務職)

監査法人の事務職も、一般企業の事務職も仕事内容はほとんど変わりません。

主な業務内容は、監査部門以外の事務職(経理部門、総務・人事部門)などです。

企業での実務経験を活かせるため後々、転職が容易になることです。年収は250~350万円が一般的となっています。

・採用条件
経理・財務などの経験、簿記資格があると有利になります。30代後半でも実務経験があれば採用されることが多いが、40代以降になると採用されにくいです。

資格を取得  (公認会計士・USCPA)

資格取得は最も効果的な転職方法です。
・公認会計士資格
難易度は高いですが、取得すれば監査法人への就職は容易です。初年度年収は400〜450万円程度で、将来的なキャリアアップも望めます。

・USCPA(米国公認会計士)資格
米国公認会計士(USCPA)は、日本の公認会計士より難易度が低く、1〜2年で取得可能です。ただし、監査法人への転職はやや難易度が高く、英語力が必要になります。年収は350〜450万円が目安です。

結局なんなの?

先ほど述べたように監査法人への転職は、公認会計士の資格を持っているかどうかが重視される傾向にあります。
米国公認会計士(USCPA)の資格も有利には働きますが、USCPAでは公認会計士法にもとづいた独占業務を行うことはできないため、即戦力としては採用されにくいこともあります。
資格がなく、実務経験がない場合でも、経理職や金融機関、税理士法人での実務経験などがあれば、評価される可能性は十分にありますので、キャリアステップの一環として考えてみるのも良いでしょう。
ただし、経験も資格もない場合はポテンシャルを見込まれての採用となることが一般的です。転職エージェントを活用するなどして、選考通過率の高い書類を作成したり、面接対策で面接に慣れておきましょう

資格なしから監査法人に転職する方法

上述しましたが、資格がなくても転職できるポジションを簡単にまとめてみました。

監査アシスタント:最も転職しやすく、資格なしでも採用可能です。
監査トレーニー(受験生向け):公認会計士受験を前提とした制度です。
事務職:一般企業での事務経験を活かせます。

未経験から監査法人に転職するためのポイント

ここまででご紹介した通り、未経験から監査法人に転職するのは決して簡単なことではありません。転職に失敗しない、有利に進めるためのポイントを3つご紹介します。

監査法人で働きたい理由を明確にする

まずはなぜ監査法人で働きたいと考えているのか、自分自身でも理解しておく必要があります。人それぞれのきっかけや志があって応募するので、志望動機に正解はありません。しかし履歴書への記載はもちろん面接時にも聞かれることが多いポイントなので、なんとなくで作成するのではなく、「なぜそう思ったか?」を自問し続けることで明確な志望動機を見つけましょう。また、それを面接時にもアウトプットできるよう準備しておきましょう。

応募先への志望動機を明確にする

次になぜその法人に応募したのかという理由も落とし込みましょう。同じポジションの募集は沢山ある中でなぜその監査法人を選んだのかは、書類選考でも面接でもほぼ必ず選考基準に入っています。志望動機の完成度が低かったり他の監査法人でも通用するような内容だと、志望度が低いもしくはもし入社してもすぐ辞めてしまうかもしれないという懸念に繋がってしまいますので注意が必要です。企業情報や求人を仔細に確認し、相手に熱意が伝わるような内容を作りましょう。

人材エージェントを活用する

転職活動にあたって、自分で応募する求人を探したり面接の日程調整をするのを面倒に感じる方も多いはずです。そこで活用すべきなのが人材エージェントです。希望の条件やご自身の経歴などを伝えることで効率的に求人を提供され、日程調整もエージェントが実施してくれます。内定を複数社もらった際に断りをいれてくれるなど、心理的負担のある対応もする必要がありません。そういったサービスを無料で受けられるエージェントが多いのも特徴です。
当社ヒュープロは、士業・管理部門特化の転職エージェントであり、監査法人への転職をサポートさせていただいた実績も多くございます。是非、ご活用いただけますと幸いです。

↓↓まずは無料相談から↓↓

ヒュープロでの転職成功例

実際にヒュープロを利用して未経験から監査法人への転職を成功させた方の事例をご紹介します。

【事例①】28歳男性・公認会計士試験受験生(簿記2級所持)
転職先:中小監査法人(監査トレーニー)
年収:280万円(前職250万円)+予備校費用補助あり
成功のポイント:受験勉強との両立を考慮して中小規模の法人を選択。ヒュープロ経由で効率よく求人を見つけ、勉強環境と業務のバランスが取れた職場に採用されました。




【事例②】32歳男性・USCPA資格取得者(英語力あり)
転職先:BIG4監査法人(国際監査部門)
年収:450万円(前職380万円)
成功のポイント:ヒュープロのキャリアアドバイザーが国際部門をターゲットにした戦略的な応募書類作成と面接練習をサポート。資格と英語力を活かし、未経験ながらBIG4への転職に成功しました。




【事例③】29歳女性・総務経験4年(簿記3級所持)
転職先:中堅監査法人(事務職)
年収:320万円(前職290万円)
成功のポイント:簿記資格と事務処理能力を武器に事務職へ転職。ヒュープロで職場環境や残業時間など細かな希望条件を伝え、ワークライフバランスのよい環境への転職を実現しました。




【事例④】41歳男性・財務経験15年(USCPA取得)
転職先:準大手監査法人(アドバイザリー職)
年収:550万円(前職500万円)
成功のポイント:40代未経験の不安をヒュープロの担当者と相談。USCPA資格と豊富な財務実績を生かし、財務アドバイザリー業務で高い評価を受け、年収アップを実現しました。




【事例⑤】30歳女性・語学系事務職(英語力あり、資格なし)
転職先:外資系監査法人(監査アシスタント)
年収:360万円(前職320万円)
成功のポイント:英語力と高い事務能力を活かし、外資系監査法人への転職をヒュープロがサポート。資格はなかったものの、語学力を評価され、スムーズな転職に成功しました。




【事例⑥】27歳男性・コンサル会社出身(資格なし)
転職先:中小監査法人(監査トレーニー)
年収:290万円+予備校費用全額補助(前職270万円)
成功のポイント:ヒュープロを活用し、コンサル経験による論理的思考力をアピール。未経験ながらトレーニー制度を利用し、公認会計士試験合格に向けキャリアチェンジを果たしました。

未経験から転職できるのは何歳まで?

監査法人への転職について、経験のあるなしに関わらず年齢制限はありません。ただ、一般的に未経験で監査法人でのニーズがあるのは30代までと言われています。
40代以降になると、未経験の場合は経理職や会計事務所での業務経験や+αのスキル(英語力など)があれば、採用において評価されることがあるものの、そうでない場合はかなり難しくなってきます。

監査法人へ転職後のキャリアプランは?

監査法人へ転職をした場合、その後どのようなキャリアを積むことができるのか見ていきましょう。

大手監査法人のキャリアプラン

Big4をはじめとした大手監査法人は扱う案件の規模感も大きく、ネームバリューがあります。
大手監査法人で実務経験を積んでおけば、その後の転職などにおいても非常に有利に働くことでしょう。
また、大手監査法人は年収帯が高いことも特徴です。スタッフという立場からキャリアを始め、その後シニアスタッフ→マネージャー→シニアマネージャー→パートナー昇格をしていく仕組みになっています。平均的に4年ほどで1ポジション上がっていくことができ、ポジションによって年収も変わってきますので、順調に年収アップしていくこともできます。

中小規模の監査法人のキャリアプラン

中小の監査法人は、Big4に比べるとクライアントの規模が小さくなり、業務量も比較的少ない傾向にあります。
年収こそ大手監査法人には劣りますが、働き方という面では待遇が良く、産休育休後の復帰などもしやすい環境にあります。
中小監査法人内で役職アップしていくことも良いですが、中小監査法人で実務経験を積んだ後に大手監査法人に転職してキャリアアップを目指すこともできます。

よくある質問まとめ(Q&A)

Q:監査法人への転職に資格は必須ですか?
A: 必須ではありませんが、公認会計士やUSCPA資格があると非常に有利です。また簿記2級以上があると、監査アシスタントなどの職種では採用されやすくなります。




Q:監査法人の仕事はきついと聞きますが実際どうですか?
A: 12月〜5月は監査業務の繁忙期で残業が多くなる傾向があります。ただし、最近では働き方改革により労働環境の改善が進んでいます。




Q:資格なしでも監査法人に転職できますか?
A: はい。監査アシスタントや監査トレーニー、事務職など、資格なしでも応募できる職種があります。特に監査アシスタントは未経験・無資格でも転職しやすいポジションです。




Q:USCPA資格だけでBIG4に転職できますか?
A: はい、可能です。ただしUSCPAの場合、英語力や一定の会計知識、経理経験があるとさらに採用されやすくなります。




Q:監査法人の年収は高いですか?
A: 一般的な事業会社の同ポジションと比較するとやや高めです。ただし、初年度年収は職種により異なり、公認会計士やUSCPAは特に高めです(初年度約400〜450万円程度)。




Q:40代でも監査法人に転職可能ですか?
A: 未経験・無資格だと難しいですが、経理・財務の専門的経験や資格(公認会計士、USCPA)があれば、可能性は十分あります。




Q:監査法人に向いている人はどんな人ですか?
A: 几帳面で細かい作業が苦にならない方、コミュニケーションが得意な方、論理的な思考力がある方が向いています。また、チームでの仕事が好きな方も活躍できます。




Q:監査アシスタントの仕事内容はどんなことをしますか?
A: 主に監査スタッフ(公認会計士)のサポート業務です。資料作成やデータ整理、確認作業などを担当します。特別な知識や資格は必須ではありません。




Q:監査トレーニー制度とは何ですか?
A: 監査法人に勤務しながら公認会計士試験の勉強を支援してもらえる制度です。給与を得ながら実務経験も積めるため、公認会計士を目指す人に人気の制度です。

まとめ

近年、人手不足により監査法人の採用活動は積極的に行われているため、未経験の転職も可能な場合が多いです。
しかしながら、基本的には公認会計士やUSCPAの資格を有している人が優遇される傾向にあるため、資格取得した上での転職がオススメです。
しかしながら、未経験、無資格の場合でも前職の経験や勉強経験を生かすことは可能なので、監査法人への就職を諦めず、是非チャレンジしてみてください!! 
監査法人への転職・就職をお考えの方は、エージェントの活用をしてみることもオススメです。
ヒュープロでは、会計士の方、会計士試験やUSCPA試験勉強中の方のキャリア支援をさせていただいております。無料キャリア相談を受けることも可能であり、今すぐに転職をお考えではないという方も、キャリアについての相談や年収診断の場としてご利用いただくこともできますので、ぜひご活用ください。

この記事を書いたライター

HUPRO MAGAZINEを運営している株式会社ヒュープロ編集部です!士業や管理部門に携わる方向けの仕事やキャリアに関するコラムや、日常業務で使える知識から、士業事務所・管理部門で働く方へのインタビューまで、ここでしか読めない記事を配信。
カテゴリ:転職・業界動向

おすすめの記事