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税理士向けの転職サイト比較!転職エージェントとの違いは?

HUPRO 編集部
税理士向けの転職サイト比較!転職エージェントとの違いは?

税理士は独立する人が多い業界ですが、近年はよりキャリアアップできる環境やワークライフバランスよく働ける環境を求めて転職する税理士の方が増えてきています。

しかし、税理士・会計業界の転職・求人情報、特に所内の情報やキャリアプラン等が詳しくまとまっているサイトはあまりありません。
今回の記事では、手間をかけずに転職サイトを使って転職したい税理士の方にオススメの転職サイトを順番にご紹介していき、転職エージェントとの違いについてもご説明します。

転職サイト・転職エージェントの基本的な選び方

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトは求人が多数並んでおり、自分で好きな求人や条件に合う求人を選べます。一方で、転職エージェントではエージェントにキャリアに関する意向を説明した上で自分にあった求人を提案してもらうことができます。一般的には転職サイトより求人を見るまで少し時間がかかるものの、非公開求人を含めて自分にあった求人のみを確認することができます。

このような特徴から、転職サイトは、ある程度自分のキャリアの意向が固まっている方で、自分で手軽に求人を確認したい際に利用するといいでしょう。特に、家庭をお持ちのママさんや勉強時間の確保が必要な税理士受験生、現職が忙しい勤務税理士などには気軽に自分の意向にあった求人情報を確認できるためオススメです。

税理士の転職の際の転職サイト・転職エージェントの選び方

税理士業界では、業界の横のつながりが強く離退職の情報が流れやすいこと、人事担当がいる会計事務所や税理士法人が少なくできるだけ採用の負担を減らしたいと考えている法人が多いことなどから、転職サイトよりも転職エージェントの方が求人数が多かったです。

しかし、近年は転職サイトできちんと情報を発信することが主流になりつつあり税理士業界特化型の転職サイトを中心に公開求人をインターネットで手軽に見れるようになってきています。

税理士の転職サイトを選ぶ際の注意点

税理士が転職サイトを利用する際には、総合型の大手転職サイトを利用するケースと業界特化型の転職サイトを利用するケースと大きく二つの方向性があります。

総合型の大手転職サイトの場合は、求人数が多いことが特徴で、大手企業の企業内税務部の求人など、他の職種でも求人を出すような一般企業や大手税理士法人の求人が多いです。

業界特化型の転職サイトの場合は、総求人数自体は多くないものの、同じような企業や税理士法人の求人を検索・比較しやすい点各求人の情報が詳細な点がメリットといえるでしょう。

会計業界の転職サイト・転職エージェントの特徴比較

人材ドラフト/業界特化型転職サイト

会計事務所業界で20年近くサービスを展開する企業の転職サイトで、各会計事務所の情報が詳細に書いてあることが特徴です。老舗ならではの、求人数の多さや各会計事務所の細かい情報を確認することができます。

また、スカウトサービスも充実しており、スカウトサービスに登録すると一気に多くのスカウトを受けることができます。

DODA/総合型転職サイト

完全社名公開制の大手総合型転職サイトです。
カテゴリ内に「専門職・税理士」というカテゴリがあり、これでフィルタをかけることで税理士の求人のみを比較検討することができます。

企業の税務部等の場合は、「専門職・税理士」ではなく「企画・管理・経理」でフィルタをかけて検索しないと出てこない場合もあるため、注意してください。

最速転職 HUPRO/業界特化型転職サイト

公開求人が1,000件以上あり、会計事務所業界最大規模の公開求人数を誇る転職サイトです。大学と共同研究・開発をした AI により、最新のデータと市場価値に基づいて的確な求人を提案してもらえるのが両サービスの特徴です。

転職者の負担がなく、手早いサポートを受けることができるため、早期の転職を希望する方や、忙しくてエージェントに会う時間を作れず手間なく求人を探したい方には非常にオススメです。

会計求人プラス/業界特化型転職サイト

会計事務所・税理士法人に特化した転職サイトです。選択肢が多すぎず、非常に選びやすい転職サイトで、転職の意向や方向性がはっきりしている方にオススメです。掲載費用が比較的良心的な為、他社サイトには費用の都合で出せないような会計事務所も掲載をしており、条件に合う求人がなかなか見つからない、採用活動を積極的にやっているわけではない中小規模の会計事務所に転職したいという場合は利用してみると良いでしょう。

Indeed/総合型転職サイト

勤務地と職種や働き方の条件を選ぶだけで条件にあった求人が出てくる転職サイトです。文字だけの情報のため、見づらい方もいるかもしれませんが、非常にシンプルかつ的確な求人が出てきます。

昨今は、税理士法人が直接広告を出しているケースも多く、 HP を見ながら求人を比較したいという税理士の方には良いかもしれません。

税理士の転職サイトの選び方で最も重要なことは?

有名な転職サイトを紹介しましたが、税理士業界の転職は Web 上に正しい情報がまだまだ多いとは言えません。各サービスによって相性もあるので、はじめは転職サイトやエージェントを一つに絞ることなく複数利用しながら、徐々にご自身の意向にあったサービスや求人を厳選していくのが転職成功のためのポイントです。

税理士はきちんと考えを反映しながらもスムーズに転職したいという方が多いので、効率的な転職サイト・サービス選びを行い、納得できる転職活動を送ってください。

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この記事を書いたライター

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