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経理に向く人・向かない人の性格は?その特徴と適性を紹介

HUPRO 編集部
経理に向く人・向かない人の性格は?その特徴と適性を紹介

営業職はノルマがあるし人と話すのも苦手。できれば内勤の仕事を希望したいから経理がいいいかもしれない。でも自分は細かい計算は苦手だしできるだろうか?そう悩んでいる人はいませんか?一体、経理にはどんな性格の人が向いているのでしょうか?この記事では経理に向く人の特徴や求められる適性について解説します。
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経理に向き不向きはあるのか

あくまで一般論ですが、経理は向き不向きがはっきりする職種です。向いている人は、経理の仕事が好きでしょうがないといいます。ストレスがなく自分のペースで淡々と仕事をこなせるのがいいところだといいます。そして計算がピタッと合ったときには何ともいえない爽快感があるようです。

逆に向かない人は耐えられなといいます。アクティブに動き回るのが好きな明朗快活な人にとって、一日中デスクワークをするのはそれこそ地獄だといいます。この差はどこからくるのでしょうか。

経理に向いている性格と特徴

まず経理に向いている人の性格と特徴を書きたいと思います。

ルーティンワークに抵抗感がない人

経理は日々地味な作業の繰り返しです。そのことに抵抗感がなくコツコツかつ正確に目の前にある作業をこなしていける人が向いています。
このコツコツと仕事をこなすことに、ささやかでもやりがいを感じられるかは大事なポイントです。

学習意欲が強い

経理の業務をこなすのに、会計や法律の知識は必須です。そして、これらは経済の動向にあわせて頻繁に改正されます。常に新しい動きに着目しキャッチアップしないと、経理の業務はできません。そういう意味において知的好奇心が旺盛で、新しいことを学習することに抵抗のない人は経理に向いています。

数字に強い人

経理にとって、数字は仕事のツールでもあります。日々作成する仕訳帳からその集大成である決算書まで全て数字で構成されています。毎日数字とのにらめっこといっても過言ではないでしょう。

マルチタスクで仕事ができる人

1人でこつこつとやる仕事で自分のペースで進めることができることを先に書きましたが、一つの業務だけに没頭できるわけではありません。経理の仕事は結構複数の作業を同時に行わなければならないことがあります。一日の中で場面に応じ臨機応変に業務をこなすこと能力が必要です。

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コミュニケーション能力・説明能力のある人

経理は、売上や仕入れの処理をするため、営業や購買などの部署とコミュニケーションを取る必要があります。意外と他の部署との連携を求められるのです。
内向的でも構いませんが、コミュニケーション能力があればより円滑に業務を進められるので備えていればそれに越したことはありません。
また、同時に説明能力も求められます。ときに経理は会社の上層部に対して会社の財務状況を的確に説明する必要があるのです。

一日中社内にいるのが平気な人

基本的に経理は外出することがありません。営業のように外周りということもないので、天気のいい日に外の空気を吸いたいと考えてもそれはかないません。一日中デスクワークでも平気という人でないと経理は向かないでしょう。

感の鋭い人

数字が強いということとも関連しますが、計算があわないときの原因を探るとき勘の鋭い人はおおよそのアタリを付けてから細かく追求します。「なんとなくこの辺が怪しい」という感が働くのです。これは言い方を変えると細かすぎず大雑把な面も必要だということです。

経理に向かない性格

経理に向かない人の特徴は、今まで書いてきた経理に向く人の逆ということになるでしょう。

ルーティンワークの苦手な人
ルーティンワークが多いのですから、刺激的な日々を送ることはできません。地味な作業の中にも達成感やよろこびを感じることのできる人でないと経理は厳しいかもしれません。

学習意欲が強くない
新しい知識を吸収しなければ、日々の業務についていけません。あまり学ぶことに興味がなく、「勉強は学生時代でだけでもう十分」と考えている人には向かないでしょう。

数字に強くない人
中にはどうにも数字が苦手という人はいます。カンマが入っている数字を見ても金額の単位がわからないという人はそういうタイプでしょう。それではさすがに経理は厳しいかもしれません。

一つのことにしか集中できない人
先に書きましたが、経理は一つ一つの作業は地味なものであっても、ときとしてそれを同時にこなすことが求められるときがあります。一つのことを完結しないと次に進めないという性格の人は経理に向きません。

コミュニケーション能力・説明能力のあまりない人
これは経理に向くかどうかというよりも組織の一員として働く人として最低限備えているべきものです。

アクティブ動き回りたい人
外に出かけるのが大好きという人は経理ではなく営業向きといえるでしょう。

細かすぎる人
経理は数字を扱う以上、細かく気付く人の方がいいのですが、逆に細かすぎるのも問題です。まずアタリをつけて、それから深く掘り下げていくという姿勢が必要です。

経理の適性を身に着けたい場合

もし、自分は経理に向かないと感じたとしても、経理の仕事に魅力を感じるのであれば、あきらめることはありません。そういう場合は初心者でも受け入れ可能な求人に応募してみるのがおすすめです。そこで実践を積んで経理に必要な適性を習得するのがいいでしょう。

まとめ

自分が経理に向いていると思ったら積極的に求人に応募しましょう。その際今の仕事の都合などにより自分で探すのが難しい場合は、経理を専門に扱う転職エージェントを利用するのもいい方法です。

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この記事を書いたライター

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