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経理に向いている人とは?どんな人に適した仕事なのか紹介!

HUPRO 編集部
経理に向いている人とは?どんな人に適した仕事なのか紹介!

あらゆる会社に需要があり、絶対に存在するのが経理の仕事です。多くの企業が人材を必要としていて、たくさんの求人が出されています。未経験でこれから経理の仕事に挑戦してみたい人は、自分に経理の適正があるのか知りたいでしょう。今回は経理に向いている人の特徴について解説していきます。
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経理に向いている性格

会話が得意な人

経理は事務所でパソコンに向き合って作業をするというイメージがあります。しかし、実際には他部署の人と関わる機会もあり、会話をする場面も多いです。企業のあらゆる部署でお金を扱う機会があり、どのように細かなお金のやり取りであっても、経理が把握する必要があります。確認を取るためにあちこちへ電話をかける機会もたくさんあるでしょう。会話が得意でどんな人とも接することのできる人に適しています。

広い視点を持った人

経理は、細かい数字を扱うため、几帳面な人が適しているイメージがあります。しかし、あまりにも几帳面で完璧主義な人は、疲弊しやすいです。細かな数字にこだわるだけではなく、広い視点を持って物事を考えることも求められています。多少は大雑把な部分も持ち合わせている人に適しています。

向学心のある人

経理の仕事には、さまざまな法律が関わっています。たとえば、経理は会計基準にしたがって書類の作成をする必要があるのですが、定期的にルールが変わることがあるのです。税金の計算をするときには、最新の税法の内容を理解する必要があります。このように常に最新の知識を持つことが求められるため、勉強が好きな人に適正があります

経理に適さない性格

数字が嫌いな人

経理の仕事では、常に数字と向き合って仕事を進めることになります。さまざまな数字を扱う作業に抵抗を感じる人には適さないです。数字を見るだけでも嫌な気持ちになる人は避けたほうがよいでしょう。

余計なことにこだわる人

経理の仕事は次々とたくさんの作業に取り組む必要があります。そのため、途中で細かなことに行き詰まってしまったり、気になってしまったりする人に適していません。作業が中断することが多く、効率よく作業できなくなります。細かいところを気にせず、淡々と作業できる人でなければ経理は続きません。

プレッシャーに弱い人

経理の仕事は、数字が少しでも間違えていると大きな影響を受けてしまう仕事です。そのため、責任重大であり、完璧に仕事をこなすことが求められます。しかし、責任が大きいからといって、プレッシャーを強く感じてしまうと、逆に仕事でミスが増えてしまうでしょう。プレッシャーがかかっている状況でも平然と仕事ができる人が経理に向いています。逆にプレッシャーに弱い人だと、経理の仕事をしていて常に不安になってしまい、長続きしないです。

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経理に向いているか判断するための方法

部屋が整理整頓されているかチェック

自室がしっかりと整理整頓されていて散らかっていない人には適正があります。物を上手く整理することが得意でないと仕事で支障が生じます。大量の書類やデータを扱うため、整理されていないとミスが増えてしまいます。普段、私生活で物をなくすことの多い人は、経理の仕事に適していません。

自分の口が軽いほうでないか確認

経理の仕事は会社に関する重大な数字を扱うため、秘密厳守が大切です。会社の経営状況を判断できる数字だけではなく、社員の給与なども扱うことになります。仕事で扱った数字を誰にも漏らしてはいけません。口が軽いタイプかどうか、自分のことについて考えてみましょう。誰かから秘密を打ち明けられて、それをすぐ誰かに話してしまうタイプは適していません。

家計簿のつけ方

普段から家計簿をつけている人は経理に適しているとされています。細かな数字を扱うことに抵抗を感じず、慣れているからです。ただし、家計簿のつけ方がいい加減な人は注意しましょう。そのような人は、逆に経理への適性がないと判断できます。家計簿で計算の合わない部分があっても、気にせずに放置しておけるような人は数字を扱う仕事への適正がないです。

経済学部や簿記の資格を持っている人が経理に向いているとは限らない

簿記の資格を生かすため、経済学部や経営学部を卒業したからなどの理由で経理の仕事に応募する人が多いです。しかし、これらの人が必ずしも適正があるとは限りません。性格的に経理に不向きの人は、仕事選びに失敗してしまいます。もっと本質的な部分で、自分が経理に適正があるのか判断することが大切です。

経理の仕事に生かすことができる経験や資格など

経理の仕事に役立つ経験やスキル、資格は主に下記のようなものがあります。
・基本的なパソコンスキル
・情報収集スキル
・情報処理スキル
・ファイリングスキル
・簿記の資格

ただし、これらのスキルは経理として採用されてから身につけることができるものばかりです。それよりも、性格的な適正があるかどうかのほうが重要でしょう。スキルは努力しだいで身につけることが可能ですが、性格的な問題については努力ではどうしようもない部分があるからです。

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この記事を書いたライター

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