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税理士に年齢制限あり?税理士試験や仕事の年齢について解説

HUPRO 編集部
税理士に年齢制限あり?税理士試験や仕事の年齢について解説

税理士試験は難関として知られていますが、年齢制限の有無についてご存知でしょうか。また、実際に税理士として活躍している人は、どのくらいの年齢層が多いのか、年齢は仕事の有利不利に関係があるのかなど詳しくお伝えします。

税理士に年齢制限はあるのか

結論だけいえば、税理士になるのに年齢制限はありません。しかし、税理士試験に合格し、実務経験を2年以上積まなければ、税理士として登録することはできず、正式な税理士とはいえない仕組みがあります。税理士試験を受けることにも年齢制限はありませんが、その後の実務経験を積むためにはいずれかの会社や、税理士事務所などに就職する必要があります。

就職の際、年齢が高いと不利になってしまう可能性はあります。
比較的若い人であれば、その後の勤続にも期待することができ、成長も見込めますが、ある程度の年齢を越えてしまうと、勤続できる年数や成長度合いにも限りがあると会社側が考えかねないからです。

一般的に、社会人経験がない場合は、26〜27歳までには税理士試験に合格するのが望ましく、他の業種での勤務経験がある場合も、問題なく就職できるのは30代半ば程度だと考えられています。もちろん、あくまで一例ですのでこの限りではありません。

途中から税理士に転職することはできるのか

結論から書いてしまえば、「何歳だから転職はできない」ということはないと考えて良いでしょう。
雇う側は「スキル」、「実績」、「人柄」、「給料」などの相手に求める項目をもとに全体のバランスを見て採用を決めるので、いち個人が会社にとってどうしても必要なスキルをもっている人材であれば、年齢にかかわらず採用される可能性があります。

ただ、求められる項目のレベルが年齢に従って上がっていくのは事実としてあるということは認識しておく必要があります。

一般的に、25歳ぐらいまではポテンシャルだけを評価してもらえる可能性があり、勤務経験やそれまでのキャリアはそれほど多くを期待されたり、求められたりするわけではありません。

そのため業界未経験者でも、税理士試験の勉強中、または1科目合格などで採用される可能性はあると考えてください。25~30歳もまだ「若手」ですが、20代前半よりも現場での経験を積んでいたり、科目合格数を2~3にしておくなど、20代前半の人とは違いがわかる程度のキャリアや資格が必要です。

また、30歳を超えると「若手」の域を超えてきます。そのため、税理士試験全科目合格者の新人「税理士」であれば業界未経験でも就職・転職ができるケースはありますが、それ以外で業界未経験となると厳しい目線で見られる可能性もあります。30代から税理士を目指す人は、しっかりと試験に合格して、有用な人間であると認識してもらえるような努力が必要です

35歳以上になると、実務経験とマネジメント、両方の力を期待されます。つまり、いちプレイヤーとして優秀なだけでなく、チームを率いる立場もあわせてやってほしいというわけです。やはりこのあたりでハードルがぐんと高くなりますが、逆に考えれば、別業界であっても、税理士として力を発揮できるスキルを積み上げてきた人は十分に転職の可能性もあると考えてください。

高齢でも資格取得できる?

税理士試験の受験や、税理士としての登録に年齢制限がないように、高齢になってからでも試験を受けたり、税理士になることは可能です。実際、41歳以上で試験に合格している人も一定数おり、合格者数でみると、若い年代よりも41歳以上が最も多くなることも少なくありません。

ただし、受験者数に対して合格者数を割り出した合格率は、年代ごとに大きな差があるわけではないので、年齢に関係なく、難関な試験であることは認識しておく必要があります。

試験免除はある?

税理士試験に合格して、実務経験を積むことで税理士としての資格を正式に得るというのが一般的なルートですが、試験免除者になれる可能性もあります。

公認会計士や弁護士などは、これらの資格があることで「税理士」という肩書をもって仕事が出来ますが、このほかにも、大学教授、准教授、講師なども、その専門科目によって一部税理士試験の受験が免除されるという制度があります

この試験免除制度においては、大学で教鞭をとっている必要はありません。大学院で修士号を取得し、課題の論文が国税審議会の審査を通っていれば、それも試験免除の対象になるということです。具体的には、大学院での研究が会計に関するものなら簿記か財務諸表論のどちらか1科目が免除になります。また、法学系なら、2科目免除となる制度で、実際の試験は1科目に合格すれば良いということです。

現在も、もちろん税理士試験に合格することは一般的なルートであることに変わりはありませんが、年齢を重ねて、仕事をしていても、税理士の資格を得て仕事をする可能性は十分にあります。

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この記事を書いたライター

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カテゴリ:資格試験

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