士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所
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今回は北区赤羽の地域密着型行政書士のご紹介です。赤羽駅のすぐそばで行政書士事務所を開業している村上脩先生にインタビューさせて頂きました。
村上先生は民間企業にお勤めになっている際に宅地建物取引主任者や行政書士の資格を取得し、退職後に事務所を開業されました。仕事をしながら資格を取るのは並大抵の努力ではできません。行政書士資格取得を考えている方は是非読んでみてください。
—今までのキャリアについて教えてください。
一般の民間企業で情報部の部長や会社役員として勤めてきました。仕事をしながら、宅地建物取引主任者や行政書士の資格を取得し、会社を退社した後、行政書士として独立しました。このときは、多くの人に支えてもらったので独立できたと思っています。現在は、行政書士として、多くの案件を抱えていますが、特に男女問題を多く扱っています。趣味は、Dreamweaver、htmlを応用した自作のサイト、htmlを使った士業先端情報管理システムの構築（研究テーマ）や、身近の情報ツールを使い、即業務に応用できる実践情報伝達のシステムつくりです。
—行政書士を目指されたきっかけはなんだったのですか？
その不動産会社の業務の中で、宅建（宅地建物取引主任者）という資格を取ったほうが役に立つと思い、宅建の資格を取りました。それと同時に、1か月後くらいに行政書士の試験があったので行政書士の方も受けておいたということです。
行政書士や宅建の資格の時よりも、学生時代の時の方が基礎的な知識をつけるためにかなり勉強をしていました。
—行政書士の試験勉強は大変そうですが、どのように勉強されていたのですか？
私は絶対に満点は目指さない。学生時代からずっと満点は目指さないでやってきました（笑）。それは、徹底的に要領良くやることを大切にしていたからです。
例えば、合格点が70点ならば、全体的に良くても80点近くを目指していました。スパッと割り切って要領よく勉強をしていました。また、試験勉強の際は友達から力を借りるというよりかは、自分で資格の勉強を一生懸命していました。
—独立に至ったエピソードをお聞かせください。
会社の役員をしていて、その会社を退社する前に「これから何をやろうか」と考えたときに遊んでいても仕方がないと思ったので、行政書士の資格を持っていたこともあり、行政書士の仕事を始めようと思いました。最初は行政書士で食べていくのは難しいと思っていましたし、会社の同僚や友人からも「行政書士は大変だ」ということは聞いていました。ですが、その時に大変だということを知っている会社の同僚や友人たちが協力してくれたことがすごく助かりました。
—独立してよかったなと思うところはありますか？
「自分のペースで仕事をこなしていけること」と「人間関係の煩わしさがないこと」の2点ですかね。一般の民間会社に勤めていた時には人間関係で気を付けなければいけないことがありましたが、独立をすることでそのような人間関係の煩わしさが解消されました。
—村上先生が仕事をする上で大切にしていることはなんですか？
1つ1つの案件を、丁寧かつ一生懸命に従事していくことです。私の場合は、特に男女の問題を扱うことが多いので、相談に来てくださった人のことを考え、どのようにしたら相談者の方が幸せになることができるかを考えることを大事にしています。
—ところで、休日は何をされているんですか？
私はよくカメラを持って、さまざまな場所を訪れては風景の写真を撮ったり、お祭りなどに行って写真を撮ったりしています。
私が今まで訪れたことがある中で、一番印象に残っている場所の一つは、ヒマラヤ山脈ですかね。ヒマラヤ山脈からのエベレストの眺めは絶景でした。
—これからの個人的な目標や事務所の目標を教えてください。
個人的には、今やっている行政書士の仕事を誰かに引き継いでいきたいと思っています。また、事務所の方針としては、事務所を拡大していこうというよりかは、今行っている仕事を一生懸命こなしていきたいと思っています。
—資格試験を受験する際に大切なことを教えてください。
徹底的に要領を良く勉強をすることが大切です。合格点ぎりぎりでも必ず受かるようにすることです。私は、まず問題集を読んで、どこから問題がでるか全部確率を出して、その問題だけを徹底的に勉強していました。また、問題集を何冊も購入するのではなく、その問題集だけに集中して取り組み、書き込みなどをたくさんしていました。
—最後に、資格取得を目指している受験生に一言お願いします。
時間を最大限に効率よく使って、若い間に資格取得を目指してください！資格勉強中は、多少、人間関係的なことは疎遠になってしまいます。ですので、若い間に資格を取って、士業の事務所で経験を積み、これからの社会を担う若手として頑張ってください！
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