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弁護士の仕事〈刑事事件編〉

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刑事事件って?

刑事事件とは刑法上の犯罪が起こった事件のことを言います。例えば傷害、窃盗、痴漢など警察が介入するような事件です。国家には「犯罪者を取り締まって国民を守るという義務」があります。そこで犯罪者になりえる人物、つまり被疑者に対して警察を使って取り締まり、検察官を使って裁判にかけるのです。

裁判における弁護士

しかし裁判にかけられた被告人も国民の一人であり、公平な裁判を受ける権利があります。ここで登場するのが弁護士です。この場合の弁護士の役割は被告人の言い分を裁判官に伝えることです。検察官は裁判までに被告人が該当する事件の犯人であるという証拠を様々なところから用意してきます。これが検察官の仕事だからですね。そして現在の日本の刑事事件の裁判では、有罪になる可能性が高いのが現実です。被告人が言いたいことを代弁したり、もし無罪を主張していたらそれを証明するために弁護士は奔走します。無実の人が罪を受けてしまう冤罪を防ぐため、裁判に正当な判決が下されるのを助けるのです。被告人が自分で弁護士を用意できるのがよいですが、依頼料は比較的高額になります。(被告人に弁護士を雇うお金がなかった場合、裁判所が選定した国選弁護人が被告人の弁護を行います。この場合国が弁護士費用を負担します。)

ここで間違えないでいただきたいのは、ドラマや映画でよく取り上げられているために勘違いされやすいのですが、弁護士には被告人の無罪を主張する義務はありません。警察や検察と違って一般人を強制的に取り調べて事件の捜査をすることもできません。逆に検察官には被告人の有罪を証明する義務があります。国は被告人に対して裁判で有罪にならない限り刑罰を与えることはできません。もしも裁判で有罪を証明できなければ無罪になってしまうのです。

さいごに

先に述べたように裁判での弁護士の役割は被告人の言い分を法律的な根拠に基づいて裁判官に伝えることです。被告人も国民の1人であるため、公平な裁判を受ける権利があります。裁判官・弁護士・検察官の三者が公平に裁判を進行していくために被告人側にたつ弁護士はかかせない存在です。

カテゴリ:コラム・学び

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