
「簿記2級の試験日はいつ?」「ネット試験(CBT方式)と統一試験、どっちを選ぶべき?」
そんな疑問を持つ方に向けて、2026年の日商簿記2級の試験日程や申し込み方法などをわかりやすく解説します。あわせて、合格発表のタイミングや、簿記取得を転職にどう活かすかまで、実務目線でまとめています。
日商簿記2級の試験は、2つの受験方式があります。
それぞれ試験日や特徴が異なるため、順番に見ていきましょう。
2026年における、簿記2級の統一試験(ペーパー形式)の日程は、以下のとおりです。
簿記2級は、年に3回実施されます。
それぞれの試験回における実施級・申込開始・合格発表時期の目安は、以下のとおりです。
| 試験回(試験日) | 実施級 | 申込開始 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|
| 第172回(2026年2月22日) | 2級・3級 | 2026年1月初旬頃~ | 3月中旬~4月中旬 |
| 第173回(2026年6月14日) | 1級・2級・3級 | 2026年4月下旬頃~ | 7月上旬~7月下旬 |
| 第174回(2026年11月15日) | 1級・2級・3級 | 2026年9月下旬頃~ | 12月中旬~1月中旬 |
出典:
商工会議所の検定試験「2025年度試験日程カレンダー」
出典:
商工会議所の検定試験「2026年度試験日程カレンダー」
簿記2級統一試験の試験時間は全国共通で、13:30〜(試験時間:90分)です。
開始時刻は原則全国共通ですが、変更となる場合もあります。必ず受験票に記載された時間を確認してください。
また、集合時間は会場によって異なるため、当日は余裕をもって到着するようにしましょう。
※各商工会議所によって申込開始日や合格発表日は異なります。最新情報は日本商工会議所の公式サイトをご確認ください。
出典:商工会議所検索 | 商工会議所の検定試験
日商簿記2級のネット試験(CBT方式)は、テストセンターに空きがあれば「いつでも」受験が可能です。
試験時間は統一試験と同じく90分ですが、開始時刻は各テストセンター・予約枠によって異なります。
テストセンターの空き状況を踏まえて、自分で希望の時間帯を選択できるのがネット試験の特徴です。
ただし、統一試験日の前後(6月、11月、2月の一定期間)は「施行休止期間」が設けられており、その期間はネット試験を受験できません。
以下に具体的な期間をまとめています。
2026年におけるネット試験の施行休止期間は以下のとおりです。
ネット試験は統一試験の前後およそ10日間前後が受験不可となります。
受験計画を立てる際は、必ずこの期間を避けるようにしましょう。
ここでは、日商簿記2級の試験概要や申し込み方法などについて解説します。
日商簿記2級の試験内容としては、会社のお金の流れをより実践的に理解できているかが問われます。
取引の記録や決算処理に加え、工業簿記では製品の原価計算なども出題され、3級よりも実務に近い内容が特徴です。
また、日商簿記の受験資格としては、年齢・学歴・職歴を問わず誰でも受験できる資格です。
未経験から経理職を目指す人にとって、最初の一歩として選ばれやすい理由の一つでもあります。
2級の受験料は5,500円(税込)+各種事務手数料です。
2級の試験時間は90分、合格点は70点以上(100点満点)となります。
近年の合格率はおおむね10~30%程度で推移しており、決して簡単な試験ではありません。
ですが、その分、合格すれば企業からも一定評価されやすい資格と言えます。
| 受験料 | 5,500円(税込)+各種手数料 |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格基準 | 70点以上(100点満点) |
| 合格率の目安 | 10~30%程度 |
▼ 簿記2級の難易度や合格のポイントは以下の記事からご覧になれます。
日商簿記2級の申し込み方法は、以下のとおり試験方式で異なります。
統一試験の申込方法や細かなスケジュールは商工会議所ごとに異なりますが、全体の流れはほぼ共通しています。
ここでは、ペーパー試験の主な流れについてわかりやすく解説します。
| ① 試験会場の確認 |
受験を希望する地域で、試験を実施する商工会議所を確認します。 各商工会議所の公式サイトや[検定試験情報検索](https://links.kentei.ne.jp/examrefer){: target="_blank"}から調べることができます。 |
| ② 申込方法の確認 |
試験日の約2か月前を目安に、各商工会議所が申込受付を開始します。 申込方法は、商工会議所の窓口/ネット/郵送の3通りがあります。 受付期間や支払方法は地域ごとに異なるため、希望する商工会議所のHPを確認しましょう。 |
| ③ 受験申込 | 受験希望地の商工会議所で申し込みを行います。 |
| ④ 受験票の受領 |
試験日までに受験票が郵送されます。 試験会場や注意事項を事前に必ず確認しておきましょう。 |
| ⑤ 試験当日 |
指定された会場で筆記試験を受験します。身分証明書を持参しましょう。 |
| ⑥ 合否発表 |
合否発表の時期や合格証書の配布方法は、商工会議所ごとに異なります。 また、解答の公開や答案用紙の閲覧・返却には一切応じていません。 なお、得点については受験者本人からの申し出があった場合に限り確認することができます。 |
ネット試験は、各ネット試験会場が実施日を独自に設定する「随時試験」となっています。
受験日や申込方法は会場ごとに異なりますが、試験の実施方法や採点、合否判定は全国統一基準で行われます。
| ① 会場選択・申込 |
[ 「商工会議所ネット試験施行機関リスト」](https://links.kentei.ne.jp/organization){: target="_blank"}
から受験を希望する会場を選びます。 申込方法は、インターネット・窓口・電話など会場ごとに異なります。 なお、簿記2級・3級のネット試験は、CBT-Solutions専用予約サイト*からの申込も可能です。 |
| ② 受験料の支払い |
支払方法(クレジットカード、銀行振込、当日支払など)は会場ごとに異なります。 申込時に案内される方法に従って手続きを行いましょう。 |
| ③ 試験当日 |
申込をしたネット試験会場で、パソコンを使用して受験します。 本人確認のため、顔写真付きの身分証明書を必ず持参してください。 |
| ④ 合否判定 |
試験終了後、原則として即時に合否が表示されます。 合格者にはデジタル合格証が発行されます。 |
*専用予約サイト(CBT-Solutions)から、初めて申し込む場合は、ユーザーIDの登録が必要です。
登録後は「マイページ」から申込・変更・キャンセルなどの手続きが可能です。
統一試験・ネット試験いずれの場合も、以下の持ち物は持っていくようにしましょう。
特に電卓は、使用できる機種に制限があります。
下記の機能が搭載されている電卓は使用できないため、注意しましょう。
簿記2級は、企業が経理人材を評価するうえでの大きなベンチマークです。
実務経験がなくても、「経理の基礎を理解している」という客観的な証明になります。
だからこそ重要なのが、「いつ合格するか」と「いつ動くか」です。
ここでは、主に以下の点に沿って、未経験からでも経理転職を成功に導くスケジュールを解説します。
2月下旬の統一試験を受験する場合、自己採点で合格を確認した直後(2月末〜3月初旬)に活動を開始し、4月入社を目指すのが最も効率的です。
経理の採用市場は年度末にかけて活発化する傾向にあります。
「正式な合格発表まで待たないといけない?」と悩む必要はありません。
まずは転職エージェントに相談し、市場感や自分の評価を確認することから始めるのがおすすめです。
求人探しや履歴書の準備、面接対策など、できることから早めに動くことが内定への近道です。
「今の環境を一日も早く変えたい」という方は、ネット試験で即日合格を勝ち取り、その日のうちに転職活動をスタートさせましょう。
ネット試験の最大の強みは、終了ボタンを押した瞬間に合否がわかるスピード感です。
合格したその日のうちにヒュープロのような特化型エージェントに連絡し、履歴書を更新すれば、数日後には面接が決まることも珍しくありません。
本記事では、日商簿記2級の試験日程や申し込み方法について見てきました。
まずは、統一試験かネット試験かを選び、受験日を決めることから始めましょう。
試験日が決まるだけで、学習への集中力は大きく変わってきます。
そして、簿記2級の合格はゴールではなくキャリアのスタート地点です。
合格証書が届く前であっても、まずは専門のエージェントに相談してみてください。
ヒュープロは、管理部門(コーポレート)特化の転職エージェントです。ヒュープロでは2級合格後に実務経験を積みながら、税理士試験(簿記論・財務諸表論)への挑戦や、管理職へのキャリアアップを見据えた長期的なサポートも行っています。
まずは最初の一歩として、「ヒュープロ」に、キャリア相談(無料)をしてみませんか。
以下のバナーから、無料登録が可能です。
▼ 経理未経験で転職を目指す方はこちらの記事も参考になります。