
2025年(令和7年)に実施される第30回キャリアコンサルタント(以下、キャリコン)試験の合格発表について解説します。キャリコン試験は国家資格であり、キャリアコンサルティング協議会(以下、協議会)とJCDAの2団体で実施されます。合格発表もそれぞれ別に確認する必要があります。記事では、合格発表日時や確認方法、合格率などをまとめています。
2025年の第30回キャリアコンサルタント試験の合格発表日は、2025年12月17日(水)です。
以下の3点について、詳しく解説していきます。
第30回キャリアコンサルタント(以下、キャリコン)試験の合格発表日は、協議会・JCDAどちらも、2025年12月17日と同日です。
発表時間は例年午前10時以降に公開されることが多く、Webでの確認が推奨されます。
事前に公式サイトをチェックしておくと安心です。
詳細は以下の通りです。
| 協議会 |
合格発表日:2025年12月17日(水) 発表時間:午前10時から ※Web上で確認 詳細ページ:https://www.career-shiken.org/about/schedule/ |
| JCDA |
合格発表日:2025年12月17日(水) 発表時間:未定(例年午前10時以降) 詳細ページ:https://www.jcda-careerex.org/about/schedule/ |
キャリアコンサルタント試験における合否の確認方法は、以下2つです。
協議会もJCDAもほとんど同じ方法になります。
協議会およびJCDAの公式サイトにて、合格者の受験番号一覧がPDFで公開されます。
掲載時間は例年午前10時以降で、試験当日の朝からアクセス可能です。
もし確認できない場合は、ブラウザの更新ボタンを押して最新の状態にしてみましょう。
学科、実技それぞれの試験の合格者には、試験結果と共に合格通知書が郵送されます。
キャリアコンサルタント登録の際、必要になりますので大切に保管しましょう。
協議会・JCDAとも、発表日から数日以内に発送されるケースが多いです。
出典:キャリアコンサルティング協議会(CC協議会)「合格発表」
出典:JCDA 「試験結果」
キャリアコンサルタント試験では、Web上での合格発表と同時に合格率や合格点が公表されます。
しかし、(試験結果)個人の得点は、合格発表から数日後に郵送される「結果通知書」で確認することができます。「結果通知書」は、受験者全員へ郵送されます。
キャリアコンサルタント試験における学科試験と実技試験の合格発表データについて、以下の観点から解説します。
なお、現時点では第30回の合格発表はまだのため、前回第29回のデータについて記載しています。
以下では、学科・実技試験それぞれの結果について見ていきましょう。
令和7年度(第29回)の学科試験において、受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。
| 団体 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 協議会 | 2,000 | 1,000 | 50% |
| JCDA | 1,500 | 700 | 46.7% |
学科試験は、キャリアコンサルタントとしての基礎知識を問う内容で、合格率は例年おおむね40~50%の範囲です。
令和7年度(第29回)の実技試験において、受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。
| 団体 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 協議会 | 1,000 | 600 | 60% |
| JCDA | 700 | 420 | 60% |
実技試験の合格率は、学科試験合格者を対象としている中、学科試験よりもやや高めとなっています。
第29回、学科・実技試験における平均点は以下のとおりです。
| 試験種別 | 協議会 平均点 | JCDA 平均点 | 満点 |
|---|---|---|---|
| 学科 | 74.5 | 74.5 | 100 |
| 実技 | 91.8 | 92.3 | 150 |
| 論述 (実技内) | 32.5 | 32.4 | 50 |
| 面接 (実技内) | 60.2 | 61.1 | 100 |
第29回、学科試験における合格者日年齢別割合は以下のとおりです。
| 年齢区分 | 協議会 | JCDA | ||
|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 合格者数 | 受験者数 | 合格者数 | |
| 30歳未満 | 341 | 255 | 124 | 100 |
| 30〜39歳 | 887 | 691 | 247 | 190 |
| 40〜49歳 | 1035 | 765 | 308 | 231 |
| 50〜59歳 | 1115 | 770 | 349 | 249 |
| 60〜69歳 | 380 | 247 | 137 | 88 |
| 70歳以上 | 20 | 8 | 1 | 0 |
第29回、実技試験における合格者日年齢別割合は以下のとおりです。
| 年齢区分 | 協議会 | JCDA | ||
|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 合格者数 | 受験者数 | 合格者数 | |
| 30歳未満 | 367 | 236 | 112 | 71 |
| 30〜39歳 | 895 | 616 | 238 | 160 |
| 40〜49歳 | 1021 | 697 | 281 | 184 |
| 50〜59歳 | 1084 | 651 | 307 | 201 |
| 60〜69歳 | 399 | 224 | 101 | 55 |
| 70歳以上 | 14 | 3 | 3 | 1 |
出典: キャリアコンサルティング協議会「試験結果」
出典:JCDA「試験結果」
キャリアコンサルタント試験では、受験資格は主に以下の3種類に分かれています。
ここでは、協議会とJCDAで、受験資格ごとの受験者数・合格者数をまとめています。
| 試験種類 | 受験資格 | 協議会 | JCDA | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 合格者数 | 受験者数 | 合格者数 | ||
| 学科 | ①養成講習 修了者 |
3365 | 2473 | 1043 | 778 |
| ②実務経験者 | 410 | 260 | 123 | 80 | |
| ③技能検定の 片方合格者 |
3 | 3 | 0 | 0 | |
| 実技 | ①養成講習 修了者 |
3355 | 2154 | 926 | 623 |
| ②実務経験者 | 398 | 259 | 113 | 48 | |
| ③技能検定の 片方合格者 |
27 | 14 | 3 | 1 | |
両団体ともに、養成講習修了者が、学科・実技試験ともに受験者の大部分を占めており、合格者数も最も多いです。
実務経験者は受験者数自体が少ないものの、合格率は養成講習修了者と同程度かやや低めで、安定しています。
合格率や受験者構成に大きな違いはなく、試験の傾向や難易度も同程度と考えて問題ありません。
実技試験に合格したら、国家資格キャリアコンサルタントとしての活動に向けて準備を進めましょう。主なステップは以下の通りです。
それぞれ、以下で詳しく解説します。
合格しただけでは国家資格として正式に活動できません。協議会(CC協議会)またはJCDAに登録申請を行い、資格を有効化する必要があります。
登録申請時に求められるのは合格証明書や必要書類で、実務経験の証明は不要です。
ですが、登録後にキャリアコンサルタントとして活動する場合、国家資格としての信頼性やスキル向上のために、企業内支援や相談業務で経験を積むことが推奨されます。
登録完了後、公式な資格証書を受領します。
なお、登録後は、5年ごとの更新講習を受講することが必要です。
資格を活かして就職・転職やキャリアアップに活用していきましょう。
学科試験・実技試験で不合格だった場合は、次の3つのステップがおすすめです。
キャリコンの学科試験または実技試験において、どちらか片方の合格者は、合格している試験の免除を受けることができます、
※詳細は協議会・JCDAの公式情報を確認しましょう。
過去問や論述・ロールプレイ演習を活用して苦手分野を重点的に学習していきましょう。
もし独学だった場合は、予備校や通信講座で実施されるロールプレイ添削や論述添削を活用することで、客観的なアドバイスを受け、合格可能性を高めることができます。
学習日程をあらかじめ組み、計画的に準備するのがおすすめです。
| 試験6か月前 | 過去問分析・苦手分野の確認・教材準備 |
| 試験5〜3か月前 | 学科対策の問題演習、実技の論述・ロールプレイ練習開始 |
| 試験2〜1か月前 | 模擬試験で実力確認、添削で改善 |
| 試験直前1〜2週間 | 総復習、弱点補強、実技の最終確認 |
キャリアコンサルタント資格で身につく傾聴力・面談力・人材理解力は、人事・労務・採用などの管理部門で高く評価されます。
キャリコン受験の経験を活かして人事・人材領域へ進む方も多く見られます。
管理部門へのキャリア相談や転職支援は、ヒュープロが手厚くサポートいたします。
管理部門に特化したキャリアアドバイザーが、あなたの志向に合わせたキャリア設計に関して、10分程度のお電話からご相談いただけます。
ぜひお気軽にご登録ください。ご登録は以下の画像から!