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総務の仕事であるあるの悩み9個!職場で「つらい」と感じるのはどんなとき?

HUPRO 編集部
総務の仕事であるあるの悩み9個!職場で「つらい」と感じるのはどんなとき?

この記事では、総務の仕事をしている人にあるあるの仕事の悩みを具体的に紹介しています。現在、総務として働いていて仕事に不満を感じている方や、これから総務への転職を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

総務の仕事に「あるあるの悩み」とは?

・来客への電話対応で仕事が中断してしまう
・仕事内容がころころ変わる
・社内での立場が弱い
・他部署からの「頼みごと」に忙殺される
・絶対にミスができない給与計算や勤怠管理のプレッシャー
・冠婚葬祭などでイレギュラーな対応が必要
・複数の仕事を同時進行で進める器用さが必要
・コミュニケーション能力が必須
・「自分の成果」が見えにくい仕事内容

それぞれの悩みの内容について、順番に見ていきましょう。

来客への電話対応で仕事が中断してしまう

総務は外部からかかってくる電話対応をする必要があります。

社内での業務よりも外部のお客様の対応を優先するのは当然ですから、電話対応をするたびに、手をつけていた社内業務が中断することになります。

月末など忙しい時期には、外部からの電話対応に追われて社内業務がちっとも進まない…という悩みは少なくありません。

仕事内容がころころ変わる

総務の仕事は、いってみれば「何でも屋さん」です。

もちろん、人事など専門性の高い総務職の場合は当てはまりませんが、専門業務のない一般的な総務事務だと、自分の仕事内容がころころ変わるというケースも少なくありません。

総務には、そのときどきで社内で必要とされている業務に柔軟に取り組む対応力が求められます。

社内での立場が弱い

総務が担当するのは「社内業務」であるのが基本です。

営業職などは外部のお客さんとのやりとりが基本ですので、「社内業務は後回し」という感じで仕事をしている人も少なくありません。

もちろん、営利企業である以上は外部のお客さんを第一に仕事をするのは当然です。

しかし、あまりにも自分が依頼した仕事が後まわしにされることが続くと、辛いと感じることも少なくありません。

他部署からの「頼みごと」に忙殺される

総務には他の部署からいろんな「頼みごと」がくるケースが少なくありません。

社内でイベントごとが催される時にはその応援要員として駆り出されますし、書類作成や整理・関係各部署との調整なども担当しなくてはなりません。

また、給与計算や社会保険関係の仕事を総務が処理している会社では、経理部門との連携は重要になります。

よその部署からの頼みごとに忙殺され、日常業務のために残業するといったケースもあります。

絶対にミスができない給与計算や勤怠管理のプレッシャー

絶対にミスができない給与計算や勤怠管理のプレッシャー

総務が人事に関する業務を処理している会社では、従業員の給与計算や勤怠管理についての業務は総務の仕事になります。

これらは「1円・1分たりとも計算違いがあってはいけない」性質のシビアな業務です。

加えて毎日・毎月処理をしていく業務ですから、かなりのプレッシャーとストレスを感じながら業務をやっていくことになります。

冠婚葬祭などでイレギュラーな対応が必要

総務の仕事をしていると、従業員や取引先の冠婚葬祭にまつわる対応など、急な対応が必要になる仕事が少なくありません。

結婚式で会社名義のお花が届いたり、会社役員からの電報が読み上げられたりといったことがありますが、ああいったものを処理しているのはたいてい会社の総務スタッフです。

結婚式などおめでたいイベントなら大歓迎ですよね。

しかし、お葬式や入院お見舞いなど失礼があってはならないものも多いですから、神経を使う業務になることも少なくありません。

複数の仕事を同時進行で進める器用さが必要

総務の仕事は「複数の仕事を同時進行で進める」のが基本です。

また、自分一人で完結する業務というのは少なく、常に同僚や関係部署と連携しながらの業務が多くなります。

1つのことをやりだすと熱中して他のことが見えなくなるタイプの人や、まわりに流されずマイペースで仕事をしたいタイプの人は、総務の仕事は辛くなってくるかもしれません。

コミュニケーション能力が必須

総務の仕事は自分の部署の同僚や、他部署の人たちと協力しながらやっていく仕事がほとんどです。

会社には年齢や性別・学歴や職歴などがまったく違う人たちがたくさんいます。

総務には、こうした中でも円滑に人間関係を築けるコミュニケーション能力が必要になります。

自分とよく似たバックグラウンドの人とは仲良くやれる人は多くても、まったく環境が違う人たちと円滑にコミュニケーションできる人はそれほど多くありません。

逆に、こういったコミュニケーション能力には自信があるタイプの人であれば、社内で「なくてはならない存在」として重宝される人材になれるでしょう。

「自分の成果」が見えにくい仕事内容

営業職などとは異なり、総務は「自分がこれだけの実績をあげた」という成果が見えにくい仕事です。

なので、自分の功績を目に見えるかたちで評価してもらいたい気持ちが強い人は、総務の仕事には向いていないかもしれません。

総務の仕事に向いているのは、まわりから感謝されることや、同僚と連携プレーで一つの仕事をなしとげることにモチベーションを感じるタイプの人です。

また、転職活動を行う際には職務経歴書などを作成しますが、「私の実績はこれです」ということが書きにくいのも総務の仕事の悩みどころです。

まとめ

今回は、総務の仕事をしている人にありがちな悩みと、その解決方法について解説いたしました。

総務という仕事は、営業など違って社内での評価が見えにくい仕事ですので、自分の仕事の成果が正当に評価されないことに不満を感じている方も多いでしょう。

その一方で、仕事への取り組み方次第では社内の同僚から感謝される仕事ですし、多くの人に影響を与えることができる仕事でもあります。

これから総務の仕事に挑戦する方や、総務の業務改善に取り組んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いたライター

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