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科目合格の期限はいつまで有効?税理士試験のポイントを徹底解説!

公開日:2020/12/12更新日:2021/9/24
科目合格の期限はいつまで有効?税理士試験のポイントを徹底解説!

税理士では科目合格制が採用されています。税理士試験では特定の5科目に合格しなければなりませんが一度の試験ですべての科目に合格する必要はありません。この記事では税理士試験がなぜ科目合格制を採用しているのかを詳しく解説し、一つの科目に合格すると、いつまで試験が免除されるのか、その期限について説明します。

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税理士試験の実態

国税庁が公表しているデータによれば、令和元年度(第69回)税理士試験では、合計5,388人が税理士試験の何らかの試験に1つ以上合格していることが明らかとされています。このなかで、わずか749人がこの年の税理士試験をすべて突破し、晴れて税理士として登録する(実務未経験を含む)ことができるようになりました。

5,388人が税理士試験に合格しているのに、なぜ749人しか税理士として登録することができないのかと言えば、税理士試験は科目合格制を採用しているからです。それでは、税理士試験における科目合格制とは一体どのような制度なのでしょうか?

税理士試験の科目合格制ってなに?

税理士試験は、科目合格制を採用しています。税理士の試験は、会計学に属する科目である簿記論及び財務諸表論という2科目と、税法に属する科目である所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税のうち受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択しなければなりません。)について行われる試験です。

税理士試験では、合計すると上記の5科目に合格しなければなりませんが、これは一度の試験で合格しなければならないというわけではありません。税理士試験は科目合格制をとっているので、受験者は1科目ずつ受験してもよいことになっています。これが、税理士試験の科目合格制の意味です。

たとえば、ある年度の税理士試験で簿記論を受験し合格した場合、翌年度の税理士試験では、簿記論を受験する必要はありません。すでに前年度簿記論の試験には合格していることから、合格した科目については免除されることとなります。

1年に1科目ずつ合格していった場合、税理士として登録するためには5年という年月が必要となります。1年に2科目ずつ合格していった場合、およそ3年という偃月が必要となるのが税理士試験です。受験者が自分の希望や能力に応じて、自分で合格を目指す科目を選択することができるようになっています。

一般に、税理士試験は、一度にすべての科目に合格することはできず、何年もの年月をかけ、時間をかけて合格を目指すものです。税理士試験は科目合格制を採用しているからこそ、一つ一つの科目について難易度の高い問題を出題することができるようになっています。その分、受験生は、一度に難易度の高い問題が出題されている各科目の勉強を進めることはできないので、一つ一つの科目について年月をかけて合格を目指すことになります。

税理士試験の各科目の概要については、下記のコラムをご覧ください。
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科目合格はいつまで有効?期限は?

上記では、税理士試験が科目合格制を採用していることについて説明しました。税理士試験は各科目の合格率が1割をきるような難関試験です。したがって、税理士試験を完全に突破するためには、1年間で一つ一つの科目に確実の合格していく戦略が有効です。一度に複数科目を合格することは極めて難しいことから、一つひとつ確実に勉強していかなければなりません。

税理士試験の一つの科目に一度合格してしまえば、その合格は生涯有効となります。有効期限はありません。そのため、10年以上前に財務諸表論に合格して、最後の5科目目として法人税法に合格して晴れて税理士になるという場合もあります。

税理士試験と同様に難易度の高い試験として有名な会計士試験は、一つの科目について高い点数を取ると、その科目が免除されるという点では、税理士試験と同じですが、科目合格は最長でも18ヶ月(3年)という期限が設けられています。これは、試験制度がそもそも異なることに由来するものです。

税理士試験は、科目合格制を採用し、各科目について難易度の高い問題に解答できる能力が必要となります。一度、科目に合格すれば、その科目については高い専門知識を有していると判断されるので、一生試験が免除されることになります。

まとめ:税理士試験では戦略的に確実に科目ごとの合格を狙おう!

税理士試験は1年に一度実施される試験です。一度の試験で、複数の科目を受験することももちろんできますが、一度の試験で2科目以上の科目に合格するのは至難の業です。なかには、3科目同時に合格する人もいますが、かなり例外だと考えるべきです。

むしろ、普通の人は、税理士試験が科目合格制を採用していることを活かして、1度の試験で1つの科目について確実に合格を目指すのが戦略として有効です。一度に複数の科目を受験しようとすると、試験範囲が膨大となってしまい、一つ一つの科目に対する理解度が中途半端な状態で試験に臨まなければならなくなりません。2つの科目の知識がごちゃまぜになってしまうということもあります。

税理士試験では、一度合格した科目は生涯免除されるので、一度の試験で確実に1科目ずつ合格を決め、約5年程度の時間をかけて税理士として登録に至るのが普通です。
10年以上かかって、ようやく税理士として登録できるようになるという人も少なくありません。したがって、科目合格制という制度をうまく理解して、戦略的に税理士の突破を目指すことが大切です。
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この記事を書いたライター

カテゴリ:コラム・学び
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