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確定申告の添付書類の貼り方や必要書類など解説!セロテープOK?

HUPRO 編集部
確定申告の添付書類の貼り方や必要書類など解説!セロテープOK?

確定申告の際に必要となる「添付書類」。どの書類を提出すればよいのか、またどのように貼り付ければよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、確定申告に必要な添付書類の種類や提出のルール、添付書類台紙への正しい貼り方についてわかりやすく解説します。

確定申告書に添付する書類について

確定申告では、添付が必要な書類と、制度改正により添付不要となった書類があります。
関係する主な書類は、以下の3点です。

  • 【1】 マイナンバーカード写し(提出が必要)
  • 【2】 各種控除証明書(該当者のみ必要)
  • 【3】 2019年以降から添付不要となった書類

以下でそれぞれについて詳しく見ていきます。

【1】 マイナンバーカード写し

申告書の提出時には、申告者本人のマイナンバーが必要です。
郵送する場合は、両面をコピーしたものを添付します。

マイナンバーカードを持っていない場合は、
マイナンバー番号確認書類として

  • ・ 通知カード
  • ・ 住民票の写しもしくは住民票記載事項証明書

のうちのいずれか1つが必要です。

加えて、本人のマイナンバーを確認できる身元確認書類として

  • ・ 運転免許証
  • ・ パスポート
  • ・ 公的医療保険の資格確認書

のうちのいずれか1つが必要です。

上記①②の2点の写しを提出する必要があります。

国税庁WEBサイト 番号制度に係る税務署への申請書等の提出に当たってのお願い

出典:国税庁WEBサイト 番号制度に係る税務署への申請書等の提出に当たってのお願い

税務署で直接本人確認を行う場合は、原本を持参しましょう。

【2】 各種控除証明書

所得控除に必要な証明書については原本を添付します。具体的には以下のものがあります。

  • 【2】-① 所得控除に必要な書類
  • 【2】-② 税額控除に必要な書類

【2】-① 所得控除に必要な書類

年末調整ですでに提出済みのものは添付不要です。

控除の種類 主な提出書類 提出方法
社会保険料控除 支払額の証明書 申告書と一緒に提出または提出の際に提示
小規模企業共済等掛金控除 支払った掛金額の証明書 申告書と一緒に提出または提出の際に提示
生命保険料控除 控除証明書 添付書類台紙に貼付または提出の際に提示
地震保険料控除 控除証明書 添付書類台紙に貼付または提出の際に提示
医療費控除 医療費控除の明細書 申告書と一緒に提出
寄附金控除 寄附金受領証明書 添付書類台紙に貼付または提出の際に提示

【2】-② 税額控除に必要な書類

税額控除の種類 主な提出書類 提出方法
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除) 借入金残高証明書・登記事項証明書等 申告書と一緒に提出
認定NPO法人等寄附金特別控除 寄附金受領証明書等 添付書類台紙に貼付
公益社団法人等寄附金特別控除 寄附金受領証明書等 添付書類台紙に貼付
住宅耐震改修特別控除 工事証明書等 申告書と一緒に提出
認定住宅等新築等特別税額控除 認定証明書等 申告書と一緒に提出
外国税額控除 外国所得税の納付を証明する書類 申告書と一緒に提出

※詳細な提出書類や様式については、必ず国税庁の公式表をご確認ください。
出典: 国税庁WEBサイト 申告書に添付・提示する書類

【3】 2019年以降から不要になった添付書類

今まで添付が必要だった書類について、2019年4月以降の申告届出については添付書類が不要になったものがあります。確定申告にかかるものは以下の通りです。

大きな変更点は、今まで必須であった源泉徴収票など収入を証明する書類が添付不要になったことです。

今まで必須であった源泉徴収票など収入を証明する書類が添付不要になった

出典:国税庁WEBサイト お知らせ:国税関係手続が簡素化されました

また、これに伴い、年末調整で適用を受けた各所得控除の額と確定申告で適用を受ける所得控除の額が同額である場合は、所得控除の内訳を記載を省略できるように確定申告書の様式が変更になりました。

年末調整で適用を受けた各所得控除の額と確定申告で適用を受ける所得控除の額が同額である場合は、所得控除の内訳の記載を省略できるように確定申告書 B の様式が変更

会社員の方で、住宅ローン減税やふるさと納税、医療費控除といった、年末調整されない控除を確定申告において還付請求したい方には嬉しい変更ですね。

ただし、添付不要だからとはいえ、源泉徴収票が不要なわけではありません。

確定申告書には、源泉徴収票などの内容(金額等)を記載する必要があります。
税務署で申告書を作成する場合は持参するようにしましょう。

また、税務署で確定申告書を作成する場合には、源泉徴収票を元に作成するので、持参する必要があります。

出典:国税庁WEBサイト 平成31年分の所得税の確定申告書B様式が変わります(リーフレット)

確定申告書類への添付方法について!セロテープOK?

確定申告書類に添付する方法

確定申告書類に書類を添付する場合は、以下の2つの方法があります。例えば上の図で一番右の欄を見てみましょう。

  • ・申告書と一緒に提出する→貼りつけ不要
  • ・添付書類台紙などに貼って申告書と一緒に提出する→台紙に貼りつける

それぞれの書類ごとに、貼りつけが必要なものはその旨が書いてありますので、注意しましょう。

確定申告書類の添付書類貼り方

それでは必要書類が揃ったら、添付書類を台紙に貼り付ける必要があります。
この際はどのように貼り付けたらよいのでしょうか。

確定申告書類には、以下のような添付書類台紙がありますので、こちらに各種必要書類を貼りつけます。

貼り方は、台紙を見ればわかるように、「のりづけが基本」ですが、セロハンテープでもホッチキスを使用しても不備にはなりません。

国税庁WEBサイト 確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等

出典:国税庁WEBサイト 確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等

重要なのは、「見やすさ」です。

貼った書類は税務署の方が実際に見てチェックします。
書類同士が重なりすぎたりしないように注意しましょう。
なお、折りたたむこと自体は問題ありません。

まとめ

確定申告については、毎年行っている方でも、1年に1度ということもあり、スムーズに行うことはなかなか難しいものです。
提出前に必要書類を確認し、余裕を持って申告しましょう。

この記事を書いたライター

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