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経理でよく使われる英語の略語38選を項目ごとに紹介

HUPRO 編集部
経理でよく使われる英語の略語38選を項目ごとに紹介

経理業務において、英文のB/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)などを見る際に、英語の略語が使われていて何を表しているのか迷う方も多いでしょう。この記事では、経理に関してよく使われる英語の略語について、B/SやP/L、経営指標や英文メールなどの項目ごとに解説していきます。

貸借対照表に関する英語の略語

経理には欠かせない貸借対照表について、英語の略語でよく使われるものを紹介します。

B/S(balance sheet):貸借対照表
A(assets):資産
A/R(account receivable):売掛金
CA(current asset):流動資産
FA(fixed asset):固定資産
PP&E(property, plant and equipment):有形固定資産
L(liabilities):負債
A/P(account payable):買掛金
E(equity):資本
BV(book value):簿価

英文経理などで貸借対照表において単語が略語で書かれているパターンもあるため、資産や負債など頻度が高い単語は略語を覚えておくと役立つでしょう。

売掛金(A/R)と買掛金については、「/」を取って「AR/APスタッフ募集」などのように、売掛・買掛金管理を担当するスタッフ募集などの意味で使われることもあります。

損益計算書に関する英語の略語

経理には欠かせない損益計算書について、英語の略語でよく使われるものを紹介します。

P/L(profit and loss statement):損益計算書
Rev(revenue):収益
NI(net income):当期純利益
COGS(cost of goods sold):売上原価
COGM(cost of goods manufactured):製造原価
VC(variable cost):変動費
FC(fixed cost):固定費

経営指標に関する英語の略語

企業の経営状態を見るうえで必要な経営指標について、英語の略語でよく使われるものを紹介します。

ROE(return on equity):株主資本利益率
ROI(return on investment):投資利益率
ROA(return on assets):総資産利益率
EPS(earnings per share):一株当たり当期純利益
BPS(book value per share):一株当たり純資産

経理や会計に関する英語の略語

そのほか、経理や会計についての英語の略語を紹介します。

CF(cash flow):キャッシュフロー
ACCG(accounting):会計
GL(general ledger):総勘定元帳
JE(journal entry):仕分入力
CPA(certificated public accountant):公認会計士
EA(enrolled agent):登録代理人
IRA(individual retirement account):退職貯蓄
IFRS(International Financial Reporting Standards):国際財務報告基準(国際会計基準)
GAAP(Generally Accepted Accounting Principles):一般会計原則

現在、グローバル化を受けて会計基準の統一化が世界的な規模で進んでいますが、世界で導入されているのがIFRSです。米国と日本はIFRSの導入が遅れており、米国や日本の会計基準を示す際には、US-GAAP(米国)やJ-GAAP(日本)といった略語を使います。

英文メールでよく使われる英語の略語

経理の仕事でも英文メールはよく使われます。知っておくと便利な、英文メールで使える英語の略語を紹介します。

ASAP(as soon as possible):できる限り早く
FYI(for your information):参考までに
NRN(no reply necessary):返信不要
JTLYK(just to let you know):取り急ぎご連絡します
TBA(to be announced):追って連絡します
TBD(to be determined):今後決まります・未定
ETA(estimated time of arrival):到着予定時間
BTW(by the way):ところで
N/A(not applicable):該当なし

N/Aは、選択肢が「はい」「いいえ」「該当なし」といったアンケートなどでよく使われます。文書よりもアンケート集計などのExcelデータで見かけることが多いです。

まとめ

経理でよく使われる英語の略語については、B/SやP/Lなど使われる媒体やシーンごとに学んだ方が覚えやすいです。
眺めるだけではなかなか覚えられないので、実際に業務などで使ってみることで記憶に定着させていきましょう。

この記事を書いたライター

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