士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所

一覧に戻る

商社の財務部門の仕事と年収について

公開日:2019/11/26更新日:2021/6/14
商社の財務部門の仕事と年収について

「商社」といえば、なんとなく海外で華やかな仕事をしているようなイメージがあるかもしれませんが、商社の仕事は、トレーディングと事業投資そしてコーポレートに分けられます。財務部門は3番目のコーポレートにあたり、トレーディングや事業投資に使う莫大な予算を調達することが主な仕事です。本記事では商社の財務部門の仕事と、その年収について解説します。

ヒュープロ
士業・管理部門の転職なら「ヒュープロ」
ヒュープロは「士業・管理部門特化」の転職サイトです。優良求人掲載数は、業界最大級の7,000件以上! 数万件のデータ分析に基づく独自アルゴリズムによる『ヒュープロ診断』も無料でご利用いただけます!ご自身のキャリアやご転職についてお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。

商社の財務部門って何をするの?

商社の財務部門では、以下のような仕事を行っています。

資金調達計画の策定及び実行

営業における使用資金の調達・管理などを行う業務です。
特に商社は投資案件ごとにかかる金額が多額であるため、資金調達は非常に重要な業務となります。

商社では、事業・投資案件のための資金を、政府系・民間問わず金融機関から広く調達しています。融資を受けることもあり、これらの機関との良好な関係の構築、そして維持は欠かせません。

個別案件ベースの最適ファイナンス提案

個別の案件ごとに最適なファイナンスの提案や組成を行います。主なファイナンス手法には以下のようなものがあります

プロジェクトファイナンス

石油・ガスなどの資源開発や、鉄道・発電所などのインフラ整備、石油化学などのプラント建設など、国内外で行われる大規模な事業を対象にする資金調達の方法です。

出典:プロジェクトファイナンス|三井住友銀行

ストラクチャードファイナンス

資産や事業について、自らのバランスシートで全て抱えるのではなく、種類の異なる金融商品として分化させ、それぞれのリスク・リターンに応じて金融機関や投資家に資金提供を繋ぐ、新しい金融仲介機能です。

出典:ストラクチャーど・ファイナンス|三井住友銀行

輸出金融

日本企業や日系現地法人等の機械・設備や技術等の輸出・販売を対象とした融資で、外国の輸入者(買主)または外国の金融機関等向けに供与しています。

出典:輸出金融|株式会社国際協力銀行

この他、海外事業会社の資金調達や、リスクヘッジなどのアドバイス業務といった財務管理支援や、貿易や投資にかかる保険についての関連業務なども行っています。

輸出金融

商社の財務部門の年収は?

商社と言うと「年収が高い」というイメージがありますが、まずは会社、そして同じ会社であっても、所属部門や役職によっても差が大きいのが特徴です。

例えば、石油や資源などのエネルギー開発を行うような、事業投資部門であれば、海外駐在による赴任手当や、業績変動賞与が数百万出ることも珍しくないため、その分年収も高くなる傾向があります。

大手の総合商社では30代で1000万円を超えることは難しくありませんが、実はうちわけとしては、ボーナスや残業代の比率が高かったりします。
業績変動による給与が、大幅にアップした翌年の住民税の支払いが大変というのも良くある話です。

しかし、同じ商社といえども、財務部門はコーポレート部門なので、業績の変動はほとんど給与に反映されません。そのため、役職がつかない限り基本給で1000万円を超えることは難しいでしょう。逆に言えば安定した給与であるとも言えます。

ヒュープロ
士業・管理部門の転職なら「ヒュープロ」
ヒュープロは「士業・管理部門特化」の転職サイトです。優良求人掲載数は、業界最大級の7,000件以上! 数万件のデータ分析に基づく独自アルゴリズムによる『ヒュープロ診断』も無料でご利用いただけます!ご自身のキャリアやご転職についてお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。

商社の財務部門で求められるスキルは?

こうした商社の財務関連業務については、基本的に未経験者採用はほぼありません

新卒入社の場合は未経験でも配属されることはまれにありますが、転職となると、一般事業会社や金融機関などにおいて、国際的な財務関連業務の経験をある程度を積んでいることは必須です。

また、商社の活動フィールドが世界各国に渡ることが多いため、英語力も求められます。

商社の財務部門に転職するには?

以前は、新卒採用でほとんどの人材を確保していた総合商社も、最近では中途採用を積極的に行っています。

商社と一口に言っても、会社や部門で働き方やそのカラーが大きく異なります。
中途で入社するのであればなおさら、明確に希望部署を明らかにした上で応募すべきでしょう

それぞれの会社の様子については、ぜひ転職エージェントに相談してみてください。

ヒュープロ
士業・管理部門の転職なら「ヒュープロ」
ヒュープロは「士業・管理部門特化」の転職サイトです。優良求人掲載数は、業界最大級の7,000件以上! 数万件のデータ分析に基づく独自アルゴリズムによる『ヒュープロ診断』も無料でご利用いただけます!ご自身のキャリアやご転職についてお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。

この記事を書いたライター

HUPRO 編集部

HUPRO 編集部

HUPRO MAGAZINEを運営している株式会社ヒュープロ編集部です!士業や管理部門に携わる方向けの仕事やキャリアに関するコラムや、日常業務で使える知識から、士業事務所・管理部門で働く方へのインタビューまで、ここでしか読めない記事を配信。

おすすめの記事

IPO経験者の転職における市場価値は?|管理部門転職コラム

IPO経験者の転職における市場価値は?|管理部門転職コラム

転職・業界動向2026/7/10
【コンサル業界への転職】志望動機や自己PRの書き方

【コンサル業界への転職】志望動機や自己PRの書き方

転職・業界動向2026/7/10
税理士におすすめの転職先は?キャリアの代表例を解説!

税理士におすすめの転職先は?キャリアの代表例を解説!

転職・業界動向2026/7/9
30代の税理士は転職しやすい?年収・転職時期・未経験からのキャリアを解説【2026年版】

30代の税理士は転職しやすい?年収・転職時期・未経験からのキャリアを解説【2026年版】

転職・業界動向2026/7/9
経理が人手不足になるのはなぜ? 代表的な原因や解決方法を解説

経理が人手不足になるのはなぜ? 代表的な原因や解決方法を解説

転職・業界動向2026/7/7
社会保険労務士(社労士)の仕事内容とキャリアパスについて解説!

社会保険労務士(社労士)の仕事内容とキャリアパスについて解説!

転職・業界動向2026/7/7
公認会計士の年収の現実と将来性。独立で3000万・5000万は稼げる?

公認会計士の年収の現実と将来性。独立で3000万・5000万は稼げる?

転職・業界動向2026/7/3
経理人材の採用課題はどこにある?どう改善すればいい?

【チェックシートあり】経理人材の採用課題はどこにある?どう改善すればいい?

転職・業界動向2026/6/17