本記事は、株式会社ヒュープロによる早稲田ロースクール修了生インターンシップの体験者インタビューとして
株式会社Loco Partners でインターンシップをした秋葉浩子様と Loco Partners 経営管理部の皆さんにお話を伺ってきました。
ー秋葉さんは、早稲田大学ロースクールで2年間勉強し司法試験受験をされたと伺っています。ロースクール修了時にキャリアをどのように考えていましたか
司法試験を受け、合格発表を待つ間に就活をしようと思っていました。 裁判官や検察官はあまり考えておらず、弁護士になりたいなと思っていました。
ーそんな中インターンに参加しようと思ったのはどういったきっかけなのでしょう?
理由は2点あり、
1つがツイッターで流れてきた弁護士さんのツイートで「最近はリーガルテックを知らないと、今後弁護士としてやっていけない」とあり、弁護士になる前に現場でリーガルテックを体験したいと思っていたこと。もう1つが企業法務がどのようなことをしているか実際に体感してみたいという気持ちからでした。
弁護士として、企業を支援することもある中で、支援する方々が何を考え、どういう業務をしているのかを早い段階で知ることは重要だと考えていました。
そのタイミングでヒュープロ様「ロースクール修了生インターンシッププログラム」と出会い、申し込むことを決意しました。
ー何社か候補があった中で、Loco Partnersさんに興味を持たれた理由を教えてください
インターン求人情報をご案内いただいた際に、自分の中で興味があった「リーガルテックを使っている」という点が目にとまりました。また、「いろんな部署がワンフロアに集まっており、会社全体を知ることができるかな」と思ったのも良かった点です。 面接では、小久保さんとお話ししたのですが、「YouTuber として活動されている」というお話をされていて、すごく印象に残っています(笑) 伸びている会社の、事業成長に貢献できる様々な体験ができそうだなと感じました。
ーご入社後はどういったご業務に携われたのでしょうか?
契約書の確認や契約書雛形の一次確認、 Hubble というリーガルテックの導入がメインの業務でした。
(秋葉さん) はい、特に弁護士さんとのやりとりは印象に残っています。 「不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景表法」という)」に関わる法務相談が来た際、消費者庁の関係告示を調べて、一応の結論を出したことがありました。ただ、弁護士さんとのやり取りを通じて、ある要件の理解が誤っていたことに気付かせて頂き、大変勉強になりました。 その他では、弁護士さんとの思い出という点では、ユーモアを交えたレスポンスの早さと説明の丁寧さに接することができました。他者の活動の円滑性に繋がることを身をもって知ったので、業務や私生活でもその姿勢を模倣できるよう日々、努力しておりました。 また、弁護士さんと関わった部分以外だと、「プライバシーにかかわる法務相談」が来た際、普段じっくり吟味することのなかったプライバシーポリシーを確認したことが印象的でした。あんなに真剣に読んだのは初めてかもしれません笑 Hubble の導入プロジェクトなど、法務の知識を直接活かした業務以外も体験できたことも非常に有意義でした。
ー上司であるお二人から見て、秋葉さんはどういった印象でしたか?
ー逆に、秋葉さんから見てお二人はどうでしたか?
普段の業務は川口さん・小久保さんと一緒にやることが多かったのですが、いつも丁寧に教えてもらい、のびのびとやることができました。小久保さんとは同い年だったので、より接しやすく、社会人として基礎的なビジネスメールの書き方やエクセルの使い方を教えてもらったり、学校では学ばないことを知ることができました。 川口さんには、難しい案件をどう整理して考えていくのかの道筋を教えてもらうことが多かったです。次に進めやすいような整理の仕方・考え方を知りました。また、最新の法務関連の記事を常にシェアしてもらえていたので、就活でも凄く役立ちました。
(秋葉さん) はい。 手を上げれば、他の部署のミーティングに参加できる制度もあり、グローバル推進部のミーティングに参加させてもらったりしました。その際はお盆の予約状況がテーマだったのですが、条件や数字の切り取り方の議論が活発で、数字に対してみなさんが真摯でした。伸びていく会社ってこうなんだなと感じました。
ー三ヶ月ほど体験した中で、今後の弁護士人生に活かしたいこと・活きそうな事はありましたか
当初の目的であった、リーガルテックに抵抗がなくなった事は今後活きそうだなと感じています。 また、メールの書き方や電話の受け方など、基本的なビジネススキルを身につけることができたのもよかったです。 実際に仕事や業務を進める上での「心得」を習得できたのも大きいです。 実は、当初ヒュープロ様と契約書のやり取りをさせていただくことがあり、私自身がお世話になった会社様とのやり取りということで、契約書レビューを遠慮せずにすることができ、度胸がつきました。 共に働くメンバーや外部の関係者の方を気遣う事は大事でも、成果のために必要な事は遠慮なく言っていいんだなと知ってから、特にインターンが楽しくなりました。
(秋葉さん) 他のインターン生との交流もあり、みなさん大学生なのに電話対応等がとてもうまくて尊敬しました。また、わからないことがあった際に丁寧に教えてもらえたり、朝会で交流があったりと横のつながりができたのも魅力です。
※ Loco Partners の朝会について・・・当日出勤しているインターン生が集まり、その日の業務や共有事項を発表する会です
(秋葉さん) そうですね。同じ早稲田大学出身でも、全然違う大学生活を送っている方などもいて、みんなと仲良くなれたのはよかったです。
ー秋葉さんはきちんと目的を持ってLoco Partnersさんに入られたと思いますが、インターンを経験した今、当初考えていたこととのギャップはありましたか
企業法務に対して「契約書のレビュー」だけなのかなと思っていたので、新規事業について「ここは意識して運用フローを作るべきでは?」という法の観点から少し離れていますが重要な点を見つけるやり取りなんかもあり、凄く新鮮でした。
(秋葉さん) はい、はじめてみる法律もあったのですが、チームの皆さんに助けていただきました
(秋葉さん) インターン生同士はもちろん、正社員やマネージャー・役員でも近い距離でフラットで話せるのは、私もとてもいい経験になりました。
(秋葉さん) 業務内容だけでなく、弁護士や企業法務の仕事に対する印象は凄く変わりました。 法的知識を基に相談内容を吟味し、その結果を伝えるだけでは不十分で、その検討結果を踏まえたうえで、『じゃあどうしたら事業サイドが望むビジネスを実現できるのか』を真剣に考えていらっしゃることを知りました。法令を遵守した上で全ての関係者が納得する形を模索するために、担当者と連携して考えていくのが大事だと学びました。 今は、「どうやって事業を前に進めるか?」という発想で、法務の専門家としてできる限り事業を推進するお手伝いをするのが大事だと感じています。
ーインターン生を受け入れて Loco Partners 経営管理部としてよかったことはありますか?
ー秋葉さん、大活躍ですね!今後は労務関連の法律事務所に就職予定のことですが、今回の経験を活かしてどんな弁護士になりたいですか?
シンプルですが、お客様に寄り添える弁護士になりたいなと思います。 企業内法務を経験して、企業の経営者や管理部門の方がどういうサポートを望んでいるのかを知ることができたので、個人・法人かかわらず相手の立場に立って話すことができる弁護士になりたいです。
ありがとうございました!
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