士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所
カテゴリ
カテゴリ
資格を取るために試験合格を目指すにあたって、様々な不安を感じながら日々を過ごすという方は多いのではないでしょうか？今回の記事では、税理士試験について、試験を受けるまで、受けてから合格発表まで、合格発表後に分けて、どんなことに不安を感じるのか、およびどうすれば解決するのかについて解説します。
税理士試験は4,000～5,000時間の勉強が必要とされており合格率も低いため、ストレスを感じる場面も多いようです。ここではまず、税理士試験に関わる一連の流れの中の、どんなタイミングで不安を感じやすいのかについて、解説していきます。
税理士試験は複数年かけて合格を目指すのが一般的です。そんな中で、長い時間をかけて勉強した努力が実を結ぶのかどうかと、不安に感じる方も少なくありません。試験日まである程度余裕がある場合であっても、勉強スケジュールが適切なのか、次の試験までに十分な学習時間が確保できるのかなど、不安に感じるポイントはあります。
ただ、圧倒的に税理士試験の直前（1か月前から前日）に「これまでの勉強量で合格できるのか…」という不安を感じる方が多いです。いくら答練（模試や過去問などの実践的な演習）で合格ラインを超えていたとしても、多かれ少なかれそのような不安はつきものになるでしょう。
税理士試験は8月上旬に実施され、11月下旬～12月上旬に合格発表をする流れとなっています。つまりその間は約4か月ほど空いてしまうということになります。この期間、不合格だったかもしれないという不安を抱えることになります。
また、不合格で再受験するにしても、合格して次の科目を目指すもしくは税理士登録を目指すにしても、この時期をボーっと過ごしてしまうのはあまり良い選択肢とはいえません。そんな中で、どちらの想定でアクションを起こしていくのか決め切れず、さらに不安に感じてしまうという方も多いです。
見事に税理士試験に合格しても、就業先が見つけられるのかを不安に感じる方もいらっしゃるようです。特に税理士業界での実務経験が無い方や、3,40代以上で合格に至った方については、合格後の転職活動が不安と感じる傾向にあるようです。
ご紹介したように、税理士試験を受ける前から合格後に至るまで様々な不安要素があるといえます。ではそれらの不安要素はどうしたら払しょくできるのでしょうか？
試験勉強中の不安要素は、行っている勉強が適切かを把握できていないことに起因して発生していると考えられます。そのような方は独学での合格を目指している傾向にありますが、その場合は独学に拘らずに予備校への通学や資格講座の受講に切り替えるのがよいでしょう。
独学で合格を目指すメリットとして、「費用を抑えられる」「自分のスケジュールに合わせて柔軟に勉強を勧められる」などのメリットがあります。そのようなメリットに魅力を感じ、独学に拘りたいという方は税理士試験勉強の応援環境を整備している職場で働くのがオススメです。
文字通り、税理士試験の勉強がしやすくなるだけでなく、同じく税理士試験勉強をしている受験生と出会うチャンスを得ることが出来ます。同じ科目の受験生やその科目の合格者が職場内にいれば、勉強のスケジュールが適切かなどの相談をすることができ、より適切な勉強の進め方が出来るようになるでしょう。
この期間は受けた科目が合格したか不安という方が多いですが、思い切ってリフレッシュの期間にして合格後の勉強や転職活動に備えるか、合否の決め打ちをして勉強を進めるのがオススメです。この時期の具体的な過ごし方については以下の記事でも紹介しておりますので、併せてご参照ください。
試験合格後の不安要素として転職が出来るのか、という部分をご紹介しましたが、税理士登録まで済ませている場合は、そもそもあまり心配するべき事項ではないといえます。なぜなら、税理士の市場価値が非常に高いからです。
もしかすると、税理士は「将来性が無い」「仕事がAIに取って代わられる」などという噂を聞いて、働けるのか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、税理士は今後も必要な職業であることには変わりないため、不安や懸念を感じる必要は無いのです。
それでも税理士試験合格後のキャリアが不安という方は、士業・管理部門特化の転職エージェントである「ヒュープロ」を是非ご活用ください。業界最大級の求人数を誇るため、ご希望にマッチした求人を多数ご紹介することが可能です。また、一人では行うことが難しい書類添削や面接対策でもご登録者様から高い満足度を頂いているため、転職にご不安を抱えている方につきましても、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
シェア
