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成長企業を参考に人事制度を改めて理解しよう

HUPRO 編集部
成長企業を参考に人事制度を改めて理解しよう

成長企業の場合とベンチャー企業の場合では、同じ人事制度といっても制度内容が大きくことなります。また、どの企業においても欠かせない人事制度ですが、この制度の役割や目的などの理解が曖昧な人も多い現状があります。今回は、成長企業を参考にしつつ、人事制度について解説していきます。

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人事制度はどのような役割と目的をもつ?

企業が事業を進めるうえで重要なポイントのひとつに「人材」があります。もちろん「物やお金」も欠かせないものではあります。企業の利益に結びつくような設備やサービス、そして資金がなくては、事業を始めることすらできません、ただ、企業の事業目的を達成し、さらなる拡大を担えるかどうかかは、人材の動き次第といえます。それほど、人材は企業にとって大切なものなのです。

では、一流大学を卒業した優秀とされる人材を採用できれば、企業が問題なく事業拡大を図れるかというと、決してそうではありません。優秀な人材であっても、人材に見合う環境が必要となりますし、人材のモチベーションをいかに高く保ち続けるかという点もよく考えていくことが欠かせないでしょう。つまり、人事制度とは、優秀な人材がその能力を発揮できるように環境と整え、適材適所に配置することで、人材の役割が企業にとってプラスに働く仕組みだといえます。

また、人事制度とは、優秀な人材がさらに高いスキルと知識が得られるように教育をしていくという役目も担っています。例えば、積極的にスキルや知識を得たいと考える人材には「資格取得手当」や「研修参加費」などを給料に上乗せするといった評価が与えられるなどの優遇措置がとられている企業は多くあります。そして人材がさらに高いスキルと知識を習得し続けることにより、企業はより成長を遂げることができるのです。

人事制度は大きく3つの制度により構成されている

先ほど解説したように、人事制度はさまざまな役割を担っています。そして大きく人事制度の構成を分けるとすると、以下のような3つの制度によって構成されていることがわかります。

人事評価制度

人事評価制度とは、ある一定の期間中の成果を評価する制度です。人事評価制度のほかに、人事考査または査定との名称を掲げている企業もあります。この人事評価制度は、等級評価の昇格や降格にも影響を及ぼしますし、それによって報酬の決定にも大きく関わる制度です。ただ、どのようなことを人事評価制度の対象とするのかは、その企業独自で判断されます。

等級制度

等級制度とは、名称の通り、人材を「1等級」や「2等級」といったように等級によってランク付けをし、評価をする人事制度です。この等級制度の評価も報酬や役職の決定に大きく関わります。ただ、人材を評価する場合、この等級と役職を同等に捉える企業もあれば、等級制度の評価と役職は別のものと捉える企業もあります。

報酬制度

報酬制度とは、これまでの2つの制度の評価をもとにして、給与や賞与といった報酬を決めるという制度です。人事評価に見合う報酬が得られなければ、人材の定着率が悪くなり、せっかく企業が時間と費用をかけて育てた人材を失ってしまうことも考えられます。そのため今では、年功序列ではなく、評価に見合う報酬が決まる報酬制度が浸透しつつあります。

また、福利厚生も企業が定める報酬制度に含まれます。具体的には、健康保険や厚生年金をはじめ、住宅手当、通勤に必要な交通手当、社員旅行などが挙げられます。また、優秀な人材を集めるためにも、企業独自のせ人事制度を設けている企業も多いです。

人事制度は大きく3つの制度により構成されている

ベンチャー企業にとっての人事制度

ベンチャー企業の人事制度は、定期的に見直し、より良い人事制度の仕組みを作ることができないかどうか、検討をする必要があります。また、まだベンチャー企業は成長途中であるため、企業のかたちというものも日々変化しています。そのため、企業方針と人事制度のバランスを確認することが重要となるのです。

例えば、大企業となると採用人数も多く、現場にとりあえず配置をし、現場の仕事をこなしながら仕事のやり方を覚えていくという方法しかとることができません。この方法を変えようとすることは、現実的に難しいでしょう。

しかしながら、ベンチャー企業はそこまで採用人数が多くなることがないため、企業の方針に合わせて自由に人事育成を行うことが可能です。新人でも中途採用でも、まずは研修を受けて、ある程度の知識を定着させてから現場に配置をするという方法が採用できます。

このように人材育成を行うことにより、現場の人材の負担も軽減され、通常業務への影響も軽減させることが可能です。これはベンチャー企業だかたこそできる人事制度だといえます。

まとめ

ベンチャー企業はまだ人材がそれほど多くはないため、人材育成だけではなく、評価や福利厚生などを変えやすい状況です。自社の成長に合わせながら、人材教育の内容を考え、人材の評価に見合った報酬を還元することにより、人材の定着も確保することが可能である確率は高いといえます。

人事制度が機能をしていない、ただのかたちだけのものにならないよう定期的に検討をして、必要に応じて変更を検討していきましょう。

カテゴリ:コラム・学び

この記事を書いたライター

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