どっちがオススメ?独立開業税理士と勤務税理士の年収を解説!

HUPRO 編集部2019.08.01

税理士は難易度が高い国家資格の一つで、キャリアパスが多様に存在します。

ほとんどの中小企業や個人事業主が顧客になるため、日本各地で経営が可能で、全国各地で希望の働き方や年収を実現できる独立開業も人気の選択肢の一つです。
本記事では、社員税理士と勤務税理士の違いを年収や働き方という観点で解説いたします。

目次

独立開業税理士と勤務税理士の違い

税理士登録のためには、税理士試験に合格するだけでなく、2年以上の実務経験を積む必要があるため、ほとんどの税理士が勤務税理士を経験しています。

勤務税理士は一定の福利厚生や給与が保障されている場合が多く、組織で業務を分担できるため、税理士有資格者の場合はコンサルティング等の付加価値の高い業務に集中できるメリットがあります。
近年では一般企業内に税理士のポジションが増えていたり、独立開業や相続など特定の強みを持った税理士法人が増えていることから、ご自身の希望する業務に特化して経験を積むために勤務税理士を選択する方も増えています。

一方、独立開業税理士は顧客や年収・働き方を自身で決めることができます。
はじめから独立開業を志して税理士受験をする方も多く、インターネットの発展で誰でも手軽に顧客獲得をできるようになったことから、20代や30代前半で独立する税理士も増えています。
顧客も自身で獲得しないといけないため、営業やマーケティングをはじめとした顧客獲得が苦手な方にとっては苦行の道となることも多いようです。

独立開業税理士の年収について

独立開業税理士の平均年収は一般に3,000万円前後と言われています。
しかし、こちらは大手税理士法人を経営している敏腕税理士を含めた平均値であり、年収が300万円未満の独立開業税理士も存在するなど、年収の高い税理士と低い税理士の差はとても大きいです。

特に単純な顧問業務や申告業務は価格競争が活発化しており、大手税理士法人のほうがオペレーションを効率化し1件あたりのコスト・単価を抑えることが可能なため、独立開業税理士にとっては厳しい環境になってきています。したがって、小規模で順調な事務所は、単価の高い相続業務や特定の業界の法人に特化している傾向にあります。

また、育児と仕事の両立の観点から独立開業をするママさん開業税理士をはじめとして、年収にとらわれず自分にあった働き方を目的として独立開業を選択する税理士も増えています。

専業主婦から開業税理士に。美人ママさん税理士脇田先生〜私の税理士年表〜

勤務税理士の年収について

企業や税理士法人・会計事務所に所属する勤務税理士の平均年収は700万円前後とされています。

こちらは独立開業税理士に比べて格差が小さく、税理士有資格者は、フルタイムの正社員の場合はほとんどの方が年収500万円以上です。年収1,000万円以上になるためには管理職以上でないと実現しません。移転価格等の国際税務担当者に関しては、経験者が少なく、大手税理士法人・大手企業で重宝されており、担当者でも年収1,000万円以上の査定がつく場合がございます。

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企業や税理士法人に所属すると、保険の自己負担が少なくなったり、福利厚生や手当により自己負担を減らせたりできるため、額面以上に独立開業税理士との差はありません。

独立開業税理士と勤務税理士、どっちがオススメ?

一人一人働き方や年収の希望が違い、営業・マーケティングの適性にも差があるため、独立開業税理士と勤務税理士のどちらがいいと一概にいうことは難しいです。

5年前は、働き方の観点から、独立開業税理士を選択する方が多かったですが、現在は一般企業や税理士法人でもフレックス制度・時短勤務制度が整えられてきており、勤務税理士でもライフプランに沿った働き方が実現できるようになってきています。

また、一度独立してからもう一度勤務税理士に戻る税理士の事例も増えてきており、一度独立開業した経験から市場価値や年収があがる場合もございます。

これは税理士に限ったことではないですが、キャリアの選択の際は、きちんとご自身のライフプランやそれぞれのキャリアのメリット・デメリットを整理した上で希望の年収や働き方を実現しやすいものを選択するのが良いでしょう。


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カテゴリ:キャリア

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