社労士の資格取得を目指して、派遣社員から弁護士法人職員へ|転職体験記

キャリア
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HUPRO 編集部2019.01.11

目次

はじめに

「自分はずっと人並みに生活をして、人並みに最後までいくんだろうなと思っていました」

このように語っていただいたのは、「すべての人に、質の高く分かりやすい法律サービスと満足を」のミッションを掲げる弁護士法人アドバンスで働く松川貴俊(まつかわたかとし)さん。30歳の現在、アドバンスで法律事務の業務を行いながら、社会保険労務士の資格取得を目指して勉強されています。

松川さんはどのような経緯で、弁護士法人アドバンスへの転職を決意したのでしょうか。現在まで松川さんが歩んできた経歴と、それぞれのターニングポイントで考えてきたことについて、お話しを聞いてきました。

リーマンショックで就職を断念し、会計専門職大学院に行くも…



— はじめまして。本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

- さっそく松川さんのキャリアについてお話しを伺っていきたいのですが、まず松川さんはどのような大学時代だったのですか?

そうですね、他と変わりのない大学生活だったように思います。商学部だったので会計系の勉強はしていたのですが、特にこれといって目指していたことはなく(笑)。よく友達と遊んでいました。

- そうだったのですね(笑)。では卒業後そのまま就職したのでしょうか?

いえそれが、私が卒業するときはちょうどリーマンショックの時期で、途中で就職活動を辞めてしまったんです。そこからどうしようかと思ったのですが、祖父が公認会計士だったこともあり、明大の会計専門職大学院で公認会計士を目指すことにしました。しかし大学院に入るまではよかったものの、そのうちに会計の勉強がどうしても肌に合わないなと感じてしまいまして…

- なるほど…

それで結局、大学院は中退してしまいました。ただ、そのとき担当していただいた教授にこんなことを言われたんです。「結局世の中は、ヒト・モノ・カネの3つだよ」と。そういった世の中の捉え方を教授に教えていただき、この中で自分はどれに関わっていきたいだろうか、と考えました。私はもともと塾講師のアルバイトや、コールセンターでのアルバイトをしていたこともあったので、人に関わる仕事が性に合っていると思うようになったのです。そして、そのまま当時働いていた企業のコールセンターで派遣社員として働くようになりました。

同じチームを切り盛りする同僚との出会い

− 教授の言葉をきっかけに、まずはコールセンターの派遣社員として社会で働き始めたわけですね。そこではどのような仕事をされていたんですか?

コールセンターのSV(スーパーバイザー)業務を主に行っていました。SV業務とは、コールセンタースタッフのみなさんの管理・統括業務のことです。なので、スタッフのトレーニング計画の立案やマネジメント業務が中心となります。

− なるほど。その業務を行っていく中で、社会保険労務士を目指すことになったきっかけがあったのでしょうか。

そうですね。マネジメント業務ということですので、例えば勤怠管理ですとか、給与管理なども行っていました。こうした人事・労務管理についての知識を習得していく必要があり、自然と社会保険労務士の資格に関係する勉強をしていたということがあったんです。

そんな中、職場の同僚に行政書士や法律関係の資格取得を目指されている方がいました。ちょうど私と同時期に入社して、同じチームを切り盛りしていたSVの人です。ふたりだけでそのチームをマネジメントしていたということもあり、個人的にも仲良くさせてもらっていたのですが、その方は私より5つ年上で派遣時代に既に結婚していたんです。そういうわけで、彼はそろそろちゃんと就職しないとなあと話していました。そして、私も3年という派遣契約の問題があり、この先はどうしようかと思っていたところもあったので、彼の話を聞いて本格的に転職を考え始めたんです。



- そうだったんですね! 人とのつながりがきっかけでキャリア選択をしていったということがとても興味深いです。

そうですね。たまたま運良くその方に巡り会い、先輩と後輩という間柄ながら分け隔てなく接してくれたことにはとても感謝しています。

- では、転職するということになってから、具体的にどのような会社を探していたのですか?

当時、資格取得のための勉強をしていたとはいえ、資格を持っていたわけではないので、言ってしまえばただの普通の就職と変わらないと思っていました。また、派遣というくくりで見ると、世間の目としてはひとつの会社で経験を積んだとはなかなか言えないということもあります。このような状況でしたので、まったくの未経験でも自分の将来性に期待し、資格取得を目指すことを受け入れてくれる環境を探していました。そうした中で現在の勤務先、アドバンスに出会ったのです。

働きながら資格の勉強をこなす日々



- アドバンスへの入所を決めたポイントはどんなところだったのでしょうか?

やはり一番は資格取得のための勉強をサポートしていただけるところです。現在、専門学校に通っているのですが、そのために勤務時間を調整していただいています。働きながら勉強をするということは、二足のわらじを履くことになってしまいますが、それを受け入れてくれる環境を用意していただいているのが一番ありがたいです。あとは、私は面接で緊張してうまく話せなくなってしまう部分があるのですが、それでも私の話を親身になって聞いていただきました。面接の場で非常に温かい事務所だなあと感じたことも大きかったですね。

- それは松川さんが求めていた環境とぴったりですね(笑)。逆に、入所前の想像とのギャップはなかったんですか?

ギャップは、法律事務所ってなんとなく敷居が高くおカタいところだというイメージをもともと持っていたのですが、いい意味で崩れていったところでしょうか。もちろん真面目にやるべきときはしっかりと行いますが、普段はフレンドリーに和気あいあいと仕事をしています。入所前に抱いていた法律事務所というものの概念は変わりましたね。

- なるほど、おカタい雰囲気があまりなかったんですね。そんなアドバンスに入所して、現在はどのような仕事をされているのですか?

現在は、債務整理や交通事故などについて、お客様からのお問い合わせ対応を行う窓口のチームで業務を行っています。まずはお客様の話を親身になってお聞きし、状況のご確認をしたあとに、弁護士の先生に状況をお伝えします。お客様と先生とをつなぐ架け橋のような仕事です。

- それまで行ってきたコールセンターのSV業務と通じる部分もありそうですね。

そうですね。やはりご相談の窓口という立ち位置上、お客様の応対が基本となりますから、両者ともにある種の人助けをするということになります。まずはお客様の気持ちに同情し、寄り添いながら応対を行っていくということは通じていますね。

逆に、前職では通信系のコールセンターでしたが、いまは法律系の知識が必要です。ただその方面では経験がなかったので、初めは司法に対する免疫のようなものをつけていき、しゃかりきになって知識を覚えていくしかありませんでした。

- 全く別のフィールドに来て、一から知識を得ていくのは大変そうですね。

そうですね、最初は右も左も分からない状況でした。しかし、配属されたチームのみなさんは温かく優しい方が多く、困っているときはすぐにフォローに入ってくれました。私なんかすぐ記憶が頭から抜けてしまうので(笑)、何回も教えていただいたことで知識を習得しやすかったですね。

- 温かい環境ですね。そういった法律系の知識は、資格の勉強にも役立っていくのですか?

役に立っていると思います。社会保険労務士のフィールドと債務整理や交通事故のフィールドは違いますが、資格取得において法律系の用語は必要です。やはり法律用語は聞き慣れない単語も多いので、日々業務で扱うことで慣れていくと思います。

- 実際に資格取得の勉強をしながら働くという生活は、やはりハードなんでしょうか。

確かに体がきついなあというときも多いですね。業務時間は早番の9時〜18時か遅番の12時〜21時で、業務が終わると勉強をするという生活です。遊んでいる時間もそんなに多くはありません。ですが、自分自身の将来を考えていくと、やはりどんどん年を取ると新しいことを覚えるのが難しくなって行く気がするので、できるかぎり早めの段階で知識を凝縮して頭の中に吸収し、新しいフィールドに立てるように頑張りたいなと考えています。

- では最後に、これからのキャリア目標はどんなものなのでしょうか。

まずは今年の夏の社会保険労務士の資格試験に合格することです。そして研修をつみ、来年の夏には特定社会保険労務士も含めて取得するということが第一目標になります。その先は当然、プラスアルファでダブルライセンスの取得です。社労士の仕事の関係する領域は広いので、世の中で必要とされていることを見つけながら、より多くの資格を取得していこうと考えています。

いまの世の中では例えばブラック企業問題など、労務面で困っている人が多いように感じています。より多くの人を救っていきたいという気持ちが私のベースにあるので、それに一歩でも近づけるように頑張っていきたいですね。

− 本日はありがとうございました。

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